!!注意!! 一太郎8/R.1をお持ちの方へ
一太郎8/R.1に添付されている ATOK11Ver1.0/R.1 はCJK漢字に対応していないため、以下の操作を行うことはできません。
画面右下のタスクバー上に表示されている ATOK11のアイコン をクリックすると、ATOK11のバージョンを確認することができます
・CJK漢字とは
一太郎Officeシリーズでは、UnicodeでのCJK統合漢字(0X4E00〜0X9FFF)のうち、JIS第一、第二水準漢字(6,355字)、JIS補助漢字(5,801字)、諸橋大漢和辞典にあるJIS漢字以外のCJK統合漢字(約6,000字)を、CJK漢字といいます。
■ 操作方法 ■
[JS拡張漢字設定ツール]と[JS平成明朝体W3]がなければ、CJK漢字を利用することはできません。
[標準]モードまたは[最小]モードでセットアップした場合、[JS拡張漢字設定ツール]と[JS平成明朝体W3]は転送されないため、以下の方法で追加セットアップすると利用できるようになります。
- [スタート-プログラム(P)-JUSTSYSTEMアプリケーション-アプリケーション 追加・削除]を選択する。
一太郎8などが常駐している場合には、「ジャストシステム製アプリケーションが起動中のため、セットアップを続けることができません。アプリケーションを終了した後に[継続]をクリックしてください。」というメッセージが表示されます。
この場合は[継続]をクリックして以下の操作を続けます。
- [セットアップ開始]画面で、[次へ>]をクリックする。
- [追加と削除]画面で「ファイルの追加・削除」を選択し、[次へ>]をクリックする。
- [ファイルの追加・削除]画面で「ファイルの追加」を選択し、[次へ>]をクリックする。
- [コピーするファイルの詳細選択]画面で[Office8ツール]の■をクリックしてチェックを入れ、[詳細機能を選択(D)]をクリックする。
- [JSツール・ユーティリティ]と[フォント]の■をクリックしてチェックを入れ、[JSツール・ユーティリティ]にカーソルを合わせた状態で[詳細機能を選択(D)]をクリックする。
- [拡張漢字設定ツール]の■をクリックしてチェックを入れ、[OK]をクリックする。
- [フォント]にカーソル合わせた状態で、[詳細機能を選択(D)]をクリックする。
- [JS平成明朝体W3]の■をクリックしてチェックを入れ、[OK]をクリックする。
- [OK]をクリックして[コピーするファイルの詳細選択]画面まで戻り、[次へ>]をクリックする。
- 画面に表示されるメッセージに従って、セットアップを実行する。
※[JS平成明朝体W3]をセットアップすると、JS拡張漢字設定ツールで、自動的に[SYSTEM]にJS平成明朝体W3が割り当てられ、フォントを意識することなくCJK漢字を入力することができます。
■ 操作手順 ■
CJK漢字は、ATOK11の文字パレットから入力します。
文字パレットを起動した後、、[和文コード表]または[漢字検索]シートから入力します。
●文字パレットを起動する
- CJK漢字を入力したい位置にカーソルを合わせる。
- 画面右下のATOKパレット上で右クリックし、メニューから[文字パレット]を選択する。
- [和文コード表]シートから入力する場合
- [和文コード表]シートを選択する。
- [補助漢字(A)]をオンにする。
大漢和の漢字を入力するときには、[体系(K)]の▼をクリックし、「大漢和」を選択します。諸橋大漢和辞典に登録されている文字が表示されます。
- 入力したい漢字をダブルクリックするか、または入力したい漢字にカーソルを合わせて[確定(N)]をクリックする。
画面上のカーソル位置に、選択した漢字が入力されます。
- [漢字検索]シートから入力する場合
- [漢字検索]シートを選択する。
- [漢字検索条件(K)]に、漢字の読みや総画数などを入力する。
複数の条件を設定することができます。
- [検索(S)]をクリックする。
CJK漢字とそれ以外の漢字が一緒に表示されます。
- [検索結果(L)]から、入力したい漢字をダブルクリックするか、または入力したい漢字にカーソルを合わせて[確定(N)]をクリックする。
画面上のカーソル位置に、選択した漢字が入力されます。
■ 補足・注意事項 ■
- CJK漢字は、Unicode対応のアプリケーション(一太郎8や三四郎8)で、ATOKを使用している場合のみ使用可能です。
- CJK漢字は、入力編集画面以外では正常に入力できない場合があります。
- CJK漢字は、住所録上では使用できません。