アプリケーションを削除したり、ハードディスクをフォーマットしたあとに、アプリケーションを再インストールする場合、各アプリケーションでの設定内容や作成したファイルを「JSバックアップ・リストアツール」を利用してバックアップしておくと、再インストール後も使用することができます。
また、万一のトラブルに備えて、大切なデータは定期的にバックアップすることをおすすめいたします。
操作は次の流れで行います。
I JSバックアップ・リストアツールでバックアップを取ることができるアプリケーション一覧
- 一太郎
8〜13/2004以降/Home/スマイルシリーズ/Liteシリーズ/Proシリーズ/Government(ガバメント)シリーズ/一太郎dash 30th
- ATOK
11〜17/2005以降*1/Home/スマイルシリーズ/Pro・Medicalシリーズ*1/CE*1
*1これらの製品は、ATOK専用のバックアップツールも付いています。Windowsの[スタート-すべてのプログラム-ATOK-ATOK(バージョン)]からバックアップツールを利用してください。
- 花子
9〜13/2004以降/Police・Proシリーズ
- 三四郎
8/9/2005以降
- 五郎*2
8/9
*2画面設定ファイル等が対象となります。データベースはバックアップ対象となりません。
- 楽々はがき2000以降
- ラベルマイティシリーズ
- その他
研修デザイナー/図解マスター/セールスマイティ/Just Right!/花子フォトレタッチ/インターネットブーメラン/写真スタジオ/美写楽/デジカメ美写楽/カラメル パフェ/ドクターマウス/ドクターマウス小学生パック/FormLiner for XML/SGML/はっぴょう名人/はっぴょう名人Teen's/ひらめきライター/かいけつ表グラフ/スマイルメニュー/スマイルペイント/VoiceATOK14/Voiceブラウザ
▼注意
- 以下の製品や機能は、JSバックアップ・リストアツールではバックアップされません。
- Shuriken、ホームページ・ビルダー
各製品専用のバックアップ機能でバックアップします。
- 一太郎に含まれる楽々はがき セレクト for 一太郎
ご使用の一太郎のバージョンに応じて、次のFAQで確認してください。
- 一太郎2014以降/一太郎dash 30thのバックアップの履歴
[ファイル-バックアップ-設定]で設定した保存先フォルダーをエクスプローラー上でコピーして、別のドライブやフォルダーへバックアップします。
- ネットショップ・オーナー、ダヴィンチ・カート、同報@メール
必要なファイルをコピーしてバックアップします。
- Shuriken、ホームページ・ビルダー
- 五郎のデータベースや、上記以外のアプリケーションのバックアップをとりたい場合は以下のFAQで、確認してください。
II バックアップをとる方法
■操作
1 JSバックアップ・リストアツールを起動する
- 製品のディスク(インストールディスク または プログラムディスク)をDVDドライブに入れます。
- [自動再生]ダイアログボックスが表示されたら、画面右上の[×]をクリックして、画面を終了します。
※ご使用のOSや設定によっては、[自動再生]ダイアログボックスは表示されません。
※インストール開始画面が表示された場合は[終了]を、使用許諾契約を確認する画面が表示された場合は[同意しない]をクリックします。
- エクスプローラーを起動します。
- 画面左側の[PC]*1を選択します。
*1ご使用のOSによっては、[コンピューター]です。
- DVDドライブを示すアイコンの上で右クリックし、表示されたメニューから[開く]を選択します。
- 表示された一覧から、<SUPPORT>フォルダーをダブルクリックします。
※製品によっては、各アプリケーション名、またはディスク名のフォルダー(例:<ICHITARO>フォルダーなど)の中に、 <SUPPORT> フォルダーがあります。
- 「JSIBKRS.EXE」(または「JSIBKRS」)をダブルクリックします。
JSバックアップ・リストアツールが起動します。
2 バックアップする
- [バックアップ/リストア]で[バックアップ(退避)]を選択します。
- [アプリケーション選択]欄から、バックアップをとりたいアプリケーション名を選択します。
選択した内容を取り消したい場合は、選択したアプリケーション名の上でクリックすると、選択した状態が取り消されます。
※バックアップされるファイル内容を確認したい場合は、[バックアップについて]をクリックして表示される「BKUP.TXT」から確認します。
- [バックアップ先フォルダ指定]でバックアップしたファイルを保存する場所を指定します。
バックアップは、環境にあるファイルや対象となる設定情報ファイルをここで指定するドライブ・フォルダーに一括してコピーします。このため、容量が十分ある場所を指定してください。
- [実行]をクリックします。
バックアップする対象アプリケーション、バックアップ対象ファイル数によっては時間がかかる場合があります。
- 「バックアップを完了しました」と表示されたら[OK]をクリックします。
- [JSバックアップ・リストアツール]画面に戻ったら[終了]をクリックします。
III バックアップをとったファイルを利用する方法(リストア)
バックアップしたファイルを、リストアします。以下の作業は、再インストールの手順がすべて終了してから実行します。
▼注意
動作不正が原因で再インストールを実行した場合、正常に動作することを確認してから、バックアップファイルを戻してください。
再インストールした直後は正常で、バックアップしたファイルを元に戻すと動作が不正になる場合、バックアップしたファイルに不正な情報が記憶されていると考えられます。
【バックアップを行った環境から変更がない場合】
バックアップの操作を行ったあと、ドライブの変更やフォーマットなどを行っていない場合は、以下のように操作します。
- [バックアップ/リストア]で[リストア(復元)]を選択します。
- [アプリケーション選択]欄で、バックアップをとったファイルを利用したいアプリケーション名を選択し、[実行]をクリックします。
選択するアプリケーションの数、ファイル数によってはリストアに時間がかかる場合があります。
- 「リストアを完了しました」のメッセージが表示されたら[OK]をクリックします。
【バックアップを行った環境から変更した場合】
ジャストシステム製品を完全に削除したり、別の本体にリストアしようとする場合は、以下のように操作します。
- [バックアップ/リストア]で[ファイルを指定してリストア]を選択します。
- [リストアファイル指定]をクリックします。
- [開く]画面の[ファイルの場所]で、バックアップをとった保存先ドライブ・フォルダーを指定します。
初期値は「C:\」(Windowsが転送されているドライブ)です。
- <JSBACKUP>をダブルクリックします。
- バックアップをとったアプリケーションのフォルダーをダブルクリックします。
【例】一太郎2024のバックアップを行っている場合は、<TARO34>をダブルクリックします。
- 一覧に表示されるファイル名「○○○.JRS」を選択し、[開く]をクリックします。
【例】一太郎2024のバックアップを行っている場合は、「TARO34.JRS」を選択します。
- [アプリケーション名]の一覧で、手順6.で選択したアプリケーション名が反転していることを確認し、[実行]をクリックします。
選択するアプリケーションの数、ファイル数によってはリストアに時間がかかる場合があります。
- 「リストアを完了しました」と表示されたら[OK]をクリックします。
- 他にもバックアップをとったアプリケーションがある場合は、2.〜8.の操作を繰り返します。
IV こんなときは
【バックアップしたフォルダーが不要になったので削除したい】
コピー終了後、バックアップしたフォルダーが不要になった場合は、エクスプローラー等で削除しても問題ありません。
- エクスプローラーを起動します。
- 削除したいフォルダーを選択します。
初期値は、<?:\Jsbackup>です。
※「?」にはWindowsが転送されているドライブ名が入ります。 - 右クリックして表示されるショートカットメニューの[削除]を選択します。
※Windows 11の場合は、右クリックし、表示されたメニューから[その他のオプションを表示-削除]を選択します。
- 確認のメッセージが表示されるので、[はい]をクリックします。