ATOK17をハードディスクから完全に削除し、再セットアップするときは、次の手順で行います。
- [1]ユーザーフォルダのバックアップを行う
- [2]ATOK17を削除する
- [3]ユーザーフォルダを削除する
- [4]ATOK17関連のファイルを削除する
- [5]ATOK17を再セットアップする
- [6]バックアップをとっておいたATOK17のファイルをリストアする
■[1]ユーザーフォルダのバックアップを行う
ユーザーフォルダのバックアップを行います。
手順[2]以降の操作で、辞書ファイルやスタイルファイルのあるユーザーフォルダを削除するため、単語登録やキー割付等の内容が消えてしまいます。
セットアップしなおしたあともそれらを使いたい場合は、必ずバックアップをとってから、操作を行ってください。
→JSバックアップ・リストアツールを使ってユーザーフォルダのバックアップをとる
▼注意
- 単語登録していない場合やATOKプロパティの[キー・ローマ字・色]シートで変更をしていない場合、または再セットアップ後に設定しなおす場合は、[2]ATOK17を削除するに進みます。
- 変換が正常に行えないなど、辞書ファイルが壊れている可能性がある場合は、そのままバックアップをとるのではなく、登録単語のみをテキストファイルに出力する方法が有効です。(ただし、辞書ファイルが壊れている場合、正常に出力できないことがあります。)
■[2]ATOK17を削除する
■操作
- 起動しているアプリケーションをすべて終了します。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム-ATOK-アンインストール-ATOK17のアンインストール]を選択します。
- 画面に表示されるメッセージに従って削除を行います。
- [セットアップの終了]の画面が表示されたら、Windowsを再起動します。
■[3]ユーザーフォルダを削除する
■操作
- エクスプローラで、ユーザーフォルダをクリックして選択します。
- [ファイル-削除]を選択します。
- 確認のメッセージが表示されるので、ユーザーフォルダが削除されようとしていることを確認し、[はい]をクリックします。
■[4]ATOK17関連のファイルを削除する
ATOK17関連のファイルを、検索して削除します。
■操作
- ATOK17関連のファイルを検索します。
[探す場所]はWindowsが存在するドライブを指定します。
検索するファイル名を入力する欄には、半角で「ATOK17*.*」と入力します。 - 検索結果から、削除するファイルを選択します。
- 手順[1]でユーザーフォルダをバックアップしていない場合
[編集-すべて選択]を選択します。 - 手順[1]でユーザーフォルダをバックアップしている場合
バックアップした辞書ファイルを削除しないように、確認しながら選択します。
手順[1]で作成したJsbackupフォルダ内のファイルは選択しないでください。フォルダ名を確認し、Jsbackupフォルダ以外のファイルを選択します。
- 手順[1]でユーザーフォルダをバックアップしていない場合
- [ファイル-削除]を選択します。
- ファイル削除の確認画面が表示されたら、[はい]をクリックします。
- 画面の右上の をクリックし、検索画面を閉じます。
■[5]ATOK17を再セットアップする
■操作
- CD-ROMドライブにATOK17が含まれる製品のCD-ROMを入れます。
セットアップ開始画面が自動的に表示されます。
※セットアップ開始画面が自動的に表示されない場合は、Windowsの[スタート]ボタンをクリックして、[マイ コンピュータ]を選択し、CD-ROMドライブを示すアイコンをダブルクリックするか、アイコンの上で右クリックして[開く]を選択し、表示された一覧から「AUTOPLAY.EXE」をダブルクリックします。
- [ATOK17のセットアップ]をクリックし、画面に表示されるメッセージに従ってセットアップを実行します。
■[6]バックアップをとっておいたATOK17のファイルをリストアする
手順[1]でバックアップしたファイルを、セットアップで新しく作成されたフォルダにリストアします。
具体的な操作方法については、次のヘルプをご覧ください。
→JSバックアップ・リストアツールを使ってユーザーフォルダのバックアップをとる
▼注意
- ATOKの動作不正が原因で再セットアップを実行した場合、正常に動作することを確認してから、バックアップファイルを戻してください。
再セットアップした直後は正常で、バックアップしたファイルを元に戻すと動作が不正になる場合、バックアップしたファイルに不正な情報が記憶されている可能性があります。 - 辞書ファイルの内容をバックアップする際、辞書ユーティリティの一覧出力でテキストファイルに出力している場合は、一括処理で元に戻すことができます。
- 環境設定ファイルの一覧、およびどの環境設定ファイルが有効になっているかという情報はバックアップされません。
ATOKプロパティの[現在のプロパティ]の一覧から、削除する前に使用していたプロパティを選択します。
一覧にない場合は、[プロパティ登録編集]をクリックし、[ファイルを指定して登録]で環境設定ファイルを改めて登録します。