ATOK17をセットアップした際に、ATOK16を削除したかどうかによって操作手順が異なります。それぞれの場合に応じて操作してください。
◆補足
ATOK16で使っていた専門用語変換辞書の中でATOK17に引き継いで使用できる辞書は以下のとおりです。その他の辞書や辞典については、こちらを確認してください。
- 有斐閣法律法学用語変換辞書 for ATOK16
- 歴史用語変換辞書 for ATOK16
- カタカナ語新辞典[第五版] for ATOK16
- 外国人名綴り方字典 for ATOK16
- 電気・電子・情報17万語変換・対訳 for ATOK16
- 建築・土木用語変換・対訳 for ATOK16
- 機械・工学17万語変換・対訳 for ATOK16
- 科学技術略語 for ATOK16
- かな漢字変換用歯科医学辞書 for ATOK16
I ATOK16を削除した場合
ATOK17で使用できるように辞書コンバートを行います。
■操作
1 辞書コンバートを行う
- ATOKパレット上で右クリックし、[辞書メンテナンス-辞書ユーティリティ]を選択します。
- [辞書ファイル]をクリックします。
- [辞書コンバート]シートを選択します。
- [変換元辞書]の[参照]をクリックし、ATOK17形式に変換したい専門用語変換辞書を選択します。
通常は、以下の場所となります。
?:\Program Files\Justsystem\ATOK16 または ?:\Just\ATOK16
※「?」には、ATOK16をセットアップしたハードディスクドライブ名が入ります。
- [変換先辞書]に新しく作成するATOK17辞書のファイル名をドライブ名・フォルダ名から入力します。
[参照]をクリックすると、フォルダなどをクリックして選択できます。
[例]
?:\Program Files\Justsystem\ATOK17\<辞書ファイル名>.dic または ?:\Just\ATOK17\<辞書ファイル名>.dic※「?」には、ATOK17をセットアップしたハードディスクドライブ名が入ります。
- [見出し]に、新しく作成する辞書の見出しを入力します。
辞書の内容や特徴がわかりやすい見出しを付けておくと便利です。
- [実行]をクリックします。
変換元辞書をもとに、ATOK17形式の辞書が新しく作成されます。
- 「終了しました」と表示されたら、[閉じる]をクリックします。
- [終了]をクリックします。
辞書ユーティリティが起動します。
2 辞書を設定する
コンバートした辞書を設定します。
- ATOKパレット上で右クリックし、[プロパティ(環境設定)]を選択します。
- [辞書・学習]シートを選択します。
- 右上の[辞書セット一覧を表示]が になっている場合は、クリックして にします。
- 左側の[辞書セット一覧]から辞書を割り付けたい辞書セットを選択します。
※スペースキーで変換できるようにする場合は、[標準辞書セット]を選択します。[F5]キーで変換できるようにするには、[辞書セット5]を選択します。
- [追加]をクリックします。
[辞書の追加]ダイアログボックスが表示されます。
- 追加したい辞書を選択し、[追加]をクリックします。
追加したい辞書が表示されていない場合は、[その他]をクリックし、「1 辞書コンバートを行う」の操作5.で設定した場所を指定し、追加します。
- [辞書セットの内容]に追加した辞書名が表示されていることを確認し、[OK]をクリックします。
次回起動したアプリケーションから辞書が使用できるようになります。
II ATOK16を削除していない場合
ATOK17スタートアップツールを使用して辞書の引き継ぎを行います。
■操作
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム*-ATOK-ATOK17スタートアップツール]を選択します。
*1 ご使用のOSによっては[プログラム]です。
ATOK17スタートアップツールが起動します。
- [次へ]をクリックします。
- [引き継ぐ方法]で[手動]を選択して、[次へ]をクリックします。
- [設定を引き継ぐ日本語入力システム]で[ATOK16]を選択して、[次へ]をクリックします。
- [辞書を引き継ぐ]を にし、[すべての辞書セットの内容を引き継ぐ]を にします。
※必要に応じて、[入力・変換の設定を引き継ぐ]、[キー・ローマ字・色の設定を引き継ぐ]を にしてください。
- [次へ]をクリックします。
- 引き継ぐ内容の確認を行い、[実行]をクリックします。
- 「作業を完了しました。」と表示されたら、[閉じる]をクリックします。
次回起動したアプリケーションから引き継いだ辞書が使用できるようになります。
■関連情報