以下の手順で設定すれば、利用可能です。
◆操作手順
- [スタート-設定(S)-コントロールパネル(C)]-[キーボード]の[言語]シートを選択する。
- [インストールされている言語とレイアウト]から、「ATOK10Ver.1.0」を選択し、[標準に設定]をクリックする。
- [更新]をクリックした後、[OK]をクリックする。
- MS-DOSプロンプトのショートカット上で右クリックし、[プロパティ]を開く。
デスクトップ上にMS-DOSプロンプトのショートカットを表示させていない場合は、[エクスプローラ]から、[Windows¥スタートメニュー¥プログラム¥]フォルダ内のMS-DOSプロンプトのショートカットを選択し、プロパティを表示する。
- 「プログラム」シートを選択する。
- [バッチファイル]の項目に記載がある場合は内容を削除して空白にする。
- [更新]をクリックした後、[OK]をクリックする。
◆補足
- MS-DOSプロンプトのプロパティの[バッチファイル]で、[DOSIME.BAT]を組み込んでいる場合、[DOSIME.SYS]に記載されているDOS対応の日本語変換システムを組み込みます。
- MS-DOSプロンプトのプロパティの[バッチファイル]で、DOS対応の日本語変換システムを組み込む設定にしている場合、[キーボード]の側の設定よりも、[バッチファイル]側の組み込みが優先されます。
- Windows95のDOSプロンプト上で、DOS対応のATOKの動作保証は行っていません。
そのため、MS-DOSプロンプトのプロパティの[バッチファイル]で、ATOKを組み込む設定を行っている場合(DOSIME.SYSに記述して、DOSIME.BATを実行している場合も含む)、[キーボード]側でATOK10を[標準の言語]に設定し、MS-DOSプロンプトを実行すると動作が不正になる可能性があります。
◆参考
32ビット用FEPがMS-DOSプロンプト上で組み込まれている場合、画面右下に表示される日本語変換システムの表示は常にWindows95が用意している「全あ連ローマ」といった表示となります。
ATOK10が組み込まれている場合も「あ連R漢」の表示は行われないため、実際に利用されているかどうかは単語登録した単語が表示されるかどうか等で確認する必要があります。
DOS用の日本語変換システムを組み込んでいる場合は、それぞれの日本語変換システムが持っているパレットが表示されます。