[サポートFAQ]
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更新日:2005.07.05 - 情報番号:024570
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Q インストールや起動ができない
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一太郎のインストールや起動ができない場合、ご使用のパソコンに十分なSWAP領域があるかどうか確認します。

  • SWAP領域を作成していない場合

    SWAP領域を作成したあとで、インストールや起動を試します。

  • SWAP領域を作成している場合

    SWAP領域の容量が十分確保されているかどうかを確認します。

    ※容量の目安は、物理メモリが256MB以上の場合は同程度、256MB以下の場合は物理メモリの2倍以上の容量をおすすめします。

■操作

以下の手順で、SWAP領域を確認します。

  1. 日本語を表示できるターミナルを起動します。
    • Red Hat Linux 9の場合

      メニューから[システムツール-ターミナル]を選択します。

    • Turbolinux 10 Desktopの場合

      メニューから[プログラム-システム-コンソール]を選択します。

    ※上記以外の環境でお使いの場合は、お持ちのディストリビューションのマニュアル・ヘルプを確認してください。

  2. 次のコマンドを入力し、実行します。

    less /proc/meminfo

  3. SwapTotal の値を確認します。
  4. 手順3.の値に応じて、SWAP領域を増やします。

◆補足

SWAP領域の作成は、以下の操作を参考にしてください。

  1. セッションをフェールセーフにして、rootユーザーでログインします。
    • Red Hat Linux 9の場合
      1. ログイン画面下の[セッション]をクリックします。
      2. [フェールセーフ]を選択し、[OK]をクリックします。
      3. rootユーザーでログインします。
    • Turbolinux 10 Desktopの場合
      1. ログイン画面下の[セッション]をクリックします。
      2. [フェイルセーフ]を選択し、[OK]をクリックします。
      3. rootユーザーでログインします。

    ※上記以外の環境でお使いの場合は、お持ちのディストリビューションのマニュアル・ヘルプを確認してください。

  2. 日本語を表示できるターミナルを起動します。

    ※具体的な操作については、上記■操作の手順1.を確認してください。

  3. SWAP領域として利用するファイルを作成するために、次のコマンドを入力し、実行します。

    ※これ以降の操作(手順3.〜6.)では、/に「swapfile」という名前で512MB(=524288KB)のSWAP用ファイルを作成する例を案内します。

    dd if=/dev/zero of=/swapfile bs=1024 count=524288

  4. 作成したファイルをSWAP領域として初期化するために、次のコマンドを入力し、実行します。

    mkswap /swapfile 524288

  5. 初期化したSWAP領域を有効にするために、次のコマンドを入力し、実行します。

    swapon /swapfile

  6. OSを再起動してもSWAP領域を有効にするために、テキストエディタなどで、/etc/fstabに次の行を追加し、編集します。

    /swapfile swap swap defaults 0 0

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