[サポートFAQ]
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更新日:2007.02.09 - 情報番号:033460
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Q 花子2006をお使いの方へ
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A FAQ改善アンケートにご協力ください

花子2007では、起動直後の画面に文字入力ウィンドウが表示されます。また、文字入力がスムーズに行えるよう、各種文字機能の追加・改善などが行われています。
ここでは、花子2006をお使いの方に、追加・変更になった機能について紹介します。 花子2007をお使いになる前に、ぜひご覧ください。

また、次のページでは、花子の初期値の動作をまとめています。

花子の操作性の特徴をつかむ〜絵を描く前に〜/初期値の動作


■追加・変更になった機能

コマンド体系の追加・変更

各メニューに、次のコマンドが追加になりました。
また、一部のメニュー名や階層が変更になっています。

  • ファイル
    • 他形式の保存/開く
      • 画像・イメージデータを開く *1 *2
      • 画像・イメージデータで保存 *1 *2
      • HTML形式で保存 *1
      • アニメーションGIF形式で保存 *1
      • SVG形式で保存 *1
      • ホームページ素材として保存 *1
      • PowerPoint形式を開く *3
      • PowerPoint形式で保存 *3
      • OpenOffice.org Draw形式を開く*4
      • OpenOffice.org Draw形式で保存*4
      • DXF形式を開く *3
      • DXF形式で保存 *3
      • XPS形式で出力
  • 表示
    • パレット-文字付き図形
  • 挿入
    • イメージ枠の作成-サイズの縮小
    • 画像枠の作成-サイズの縮小
  • 文字
    • インデント *5
    • 行間 *5
    • 文字付き図形
      • 文字の入力 *6
      • 文字付き図形化
      • 文字付き図形化の解除
      • 文字枠のみにする
      • 設定 *6
      • 図形で囲む
  • ツール
    • 拡張機能
      • 登録ファイルの引き継ぎ
      • メニューコンバータ
      • ツールボックスコンバータ
      • キーコンバータ

*1 階層が変更になりました。

*2 名称が変更になりました。

*3 コマンドメニューとして独立しました。

*4 別途、必要モジュールをダウンロードする必要があります。

*5 1つのコマンドが2つに分けられました。

*6 所属するコマンドメニューが変更になりました。

文字入力ウィンドウの追加

文字入力ウィンドウの機能が追加されました。
セットアップ直後の画面に表示されています。

文字入力ウィンドウで入力する

画面やクリップウィンドウの追加・変更

次の機能が追加されました。

●セットアップ直後の画面

セットアップ直後の画面が、カタログ表示(サムネイル)から、カタログ表示(文字入力ウィンドウ)になりました。また、クリップウィンドウは最小化されています。

●カタログ表示(サムネイル)

  • サムネイル下部に、文字入力ウィンドウとの切り替えタブが追加されました。
  • カタログ表示のメニューに、文字入力ウィンドウへ切り替える[文字入力ウィンドウ]を追加されました。

●カタログ表示(ページ一覧)

  • 文字入力ウィンドウから切り替えたときは、文字入力ウィンドウ[文字入力ウィンドウ]をクリックして、文字入力ウィンドウに戻るようになります。
  • カタログ表示のメニューに、文字入力ウィンドウへ切り替える[文字入力ウィンドウ]が追加されました。

●クリップウィンドウ

  • セットアップ直後のシート・パレットの配置
    [編集]シートに配置されていたプレーンパレットは[作図]シートに移動しました。また、[編集]シートに文字付き図形パレットに配置しました。
  • 最小化の方法
    編集画面との境界部分をクリックまたはドラッグで、最小化と元の大きさが切り替えられるようになりました。
  • パレットトレイボタン
    最小化したときには、パレットトレイボタンは表示されなくなりました。

●表示

  • [表示-表示設定-画面表示の設定]に[印字領域のみ表示]を追加
    オフにすると、用紙位置を画面左上にずらすことなく、印字領域だけを表示します。PowerPointファイルを読み込んだときは、PowerPoint上での表示と同じようような表示になります。
  • スライド表示の際に、Ctrlキーを押したままマウス ホイールを回転または動かすと、画面中央を中心として拡大/縮小するようになりました。
  • 描画パレットの[ズームイン]/[ズームアウト]で画面のズームイン・ズームアウトの際、Ctrlキーを押したままマウス ホイールを回転または動かすと、画面中央を中心として拡大/縮小するようになりました。

パレット類の機能追加・変更

  • 文字付き図形パレットが追加になりました。
  • カラースタイルパレット
    • カラーパレット部分の領域を広くしたり、カラーパレットの各色の表示を大きくしたりできるようになりました。
    • カラーマップの場合に、プレビューやRGB値などの詳細設定を表示するボタンのかわりに、パレットメニューに切り替え用のメニューを追加しました。
    • [文字]シートに以下の項目・機能が追加されました。
      • フォントスタイルの太字/斜体を設定する[太字]/[斜体]
      • [文字枠スタイルに設定]/[文字枠スタイルを反映]
      • [左インデント]と[1行目の左インデント]の設定、インデントを設定するダイアログボックスを呼び出すボタン
      • 行間を設定するダイアログボックスを呼び出すボタン
    • また、[文字]シートに以下の項目・機能が変更されました。
      • [文字の組み方]/[文字揃え]は、現在選択中の文字の設定状態も表示されます
      • タイトルバーのダブルクリックまたはパレットメニューで、[字間]〜[インデント]部分の表示/非表示を切り替え
    • パレットメニュー([線]/[塗り]/[文字]シート)に以下のメニューを追加
      • カラーマップ(プレビューあり)
      • カラーマップ(プレビューなし)
      • カラーパレットのアイテムを大きくする/小さくする
      • 高さをシートに合わせる
    • パレットメニュー([文字]シート)に以下のメニューを追加
      • オプションを表示/非表示
      • 枠の和文フォント変更を欧文にも適用
  • プレーンパレット
    最大の高さが、Nプレーンが表示できるところまでになりました。
  • 変形パレット
    [配置]シートに、次の機能を追加しました。
    [横等間隔]/[縦等間隔]/[印字左揃え]/[印字右揃え]/[印字上揃え]/[印字下揃え]/[印字上下中央揃え]/[印字左右中央揃え]

機能の追加・変更

次の機能が追加されました。

  • 起動ガイダンス
    [簡易メニューにする]の項目が無くなりました。簡易メニューへの切り替えは、[表示-簡易メニューへ]で行います。
  • 印刷
    • [ファイル-印刷]の[印刷]ダイアログボックスが、[印刷]シートと[詳細]シートの2つにまとめられ、項目が一部移動しています。
      • [印刷範囲]の設定項目の[ページ指定]を[任意ページ]に変更
      • [設定]シートの[タックシール開始位置]を「詳細]シートに移動
      • [特殊設定]シートの[印刷設定]/[用紙線を印刷する]/[マージン線を印刷する]/[プレーン文字を印刷する]を、[設定]シートのレイアウト印刷設定時の[詳細]ダイアログボックスへ移動
      • [設定]シートに[ページ指定]/[部単位で印刷]を追加
      • [詳細]シートに[ページ番号初期値]を追加
    • レイアウト印刷時、レイアウト数によって自動的に出力用紙の縦横が切り替わるようになりました。
    • PDFに適した形式で出力するとき、透過しているイメージデータの背景色を選択できるようになりました。
  • 位置合せ
    • 図形を1つだけ選択したときのそろえ方に一部変更があります。
      • [領域指定]で、[整列]は実行可能。左端・中央・右端、上端・中央・下端が選択可
      • [図形領域]、[領域指定]で[分配]、[左右]の[幅]、[上下]の[高さ]は淡色表示
    • 1つのグループ図形全体を選択しているときに[印字中央揃え]を行うと、グループ内の位置関係はそのままで、グループ全体を印字領域中央に移動するようになりました。
    • 1つの文字付き図形を選択しているときに、[左揃え]〜[高さ揃え]までの位置合せを行うと、文字付き図形の[図形に連動させる]がオフになります
    • [方法]の[グリッド]は、グリッドを表示していなくても実行できます。
  • 切断-交点
    交点上はクリックできないように変更しました。図形の線上をクリックしたときに、最も近い交点で切断します。
  • 文字
    • 固定枠・行自由枠の文字付き図形が作成できるようになりました。
    • イメージ枠、画像枠、グラフ枠、ビデオ枠、テロップ枠、オブジェクト枠にシームレス文字入力を行う場合、[文字の配置]は[左右]が[中央]、[上下]が[上]とし、[マージン]は各枠の下から5mm離れた位置になります。
    • [文字の入力設定]の[図形に連動させる]/[図形内で文字を折り返す]の設定がにオンの文字付き図形の場合、[文字の配置]の[左右](縦組みのときは[上下])に連動して文字寄せを変更します。
    • [ツール-オプション]で[文字入力時の文字属性]を[左の文字]に設定すると、文字カーソルが段落先頭にある場合だけは、右側の文字の属性を参照します。
    • 文字枠が開いているとき、マウスのポインタが文字枠の移動モードに切り替えられる部分に移動すると、のポインタで表示されます。
  • 文字属性
    • 和文フォントのフォントスタイルに[太字]/[斜体]/[太字 斜体]を追加しました。
      文字標準シンプルのツールボックスや、カラースタイルパレットの[文字]シートの太字・斜体の設定は、フォントスタイルの太字・斜体の設定になります。
      また、カラースタイルパレットで、文字枠スタイルに対して[太字]や[斜体]を設定すると、和文・欧文の両方に設定されます。
    • 文字属性の、[文字色]選択の一覧に[標準]を追加しました。
    • [文字属性]ダイアログボックスの[全て解除]、[飾り]シートの[解除]をクリックすると、文字枠スタイルで設定されている文字色が設定されるようになりました。
  • 文字枠スタイル
    • [フォント]シートに文字色の設定を追加
    • 和文のフォントスタイルに[太字]/[斜体]/[太字 斜体]を追加
    • [体裁]シートに[段落前]・[段落後]の行間の設定を追加
    • [フォント]シートの[一括文字属性変換]を、全シートに共通の[設定されている文字の属性をすべて解除する]に変更
  • 行間
    • インデントの設定とは別のコマンドになりました。
    • [段落前]・[段落後]の行間の設定を追加しました。
  • インデント
    • 行間の設定は別のコマンドになりました。
    • インデント追加・解除を以下のショートカットキーに割り付けた
      • Ctrl+Fキー:行頭のインデントを4カラムずつ右へ移動
      • Shfit+Ctrl+Fキー:行頭のインデントを1カラムずつ右へ移動
      • Ctrl+Dキー:行頭のインデントを4カラムずつ左へ移動
      • Shfit+Ctrl+Dキー:行頭のインデントを1カラムずつ左へ移動
  • ツール-オプション
    以下の項目を追加しました。
    • 操作環境-操作環境-画像挿入時にサイズ縮小を実行する *1
    • 操作環境-文字-固定文字枠の行数を自動的に増やす *1
    • 操作環境-文字-文字枠を文字上でのみ選択可能にする *1
    • 操作環境-文字-文字枠の属性を変更したときに文字の属性も変更する *1
    • 操作環境-他形式変換-OpenOffice.org 図形描画オブジェクトを作成する *2

    *1 オプションパレットにも追加

    *2 OpenDocumentのドロー形式対応のモジュールが別途必要です。詳しくは、花子のWebページをご覧ください。

    以下の項目を削除しました。
    • 操作環境-操作環境-画像挿入時にサイズ縮小のメッセージを表示する
  • 矢印
    • 連続直線にも、矢印を設定できるようになりました。
    • 直線以外に矢印が付いている図形の塗りの属性が変更できるようになりました。

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■図面や部品などのデータ互換

図面ファイル

花子2006で作成した図面は、そのまま花子2007で利用することができます。 従来の花子シリーズで作成した図面も、ほとんど利用することができます。

旧バージョンの花子で作った図面を読み込む・保存する


従来の花子シリーズ・花子以外の弊社製品、他社製品との互換など、データの互換について詳しくは、次のページをご覧ください。

データのやりとりと互換

部品・マクロ

  • 部品ファイル
    花子2006で作成・登録した部品は、そのまま花子2007で利用することができます。
    従来の花子シリーズで作成した部品ファイルも、そのまま利用できます。

    旧バージョンの部品ファイルを利用する

    ただし、呼び出し以外の操作については、一部制限があります。
    詳しくは、次のページをご覧ください。

    部品ファイルの互換

  • マクロ
    花子2006で作成したシステムマクロ・図面マクロは、花子2007でもそのまま利用することができます。
    従来の花子シリーズのうち、花子2005/2004、花子13〜9で作成したマクロも、そのまま利用できます。
    ただし、それ以外の場合、制限があります。 詳しくは、次のページをご覧ください。

    マクロの互換

旧バージョンの設定内容・登録ファイル

花子2006/2005/2004での設定内容や、登録したファイルを、花子2007に引き継げるようになりました。

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