Windows版/Mac版のATOKで使用しているATOK連携電子辞典をATOK X3 for Linuxに移行するには、次のように操作します。
▼注意
- 電子辞典ファイルに対する、転送、コピー、属性変更などの操作は、ATOK X3 for Linuxを起動(デスクトップにログイン)していない状態で行ってください。
- ATOK連携電子辞典は、使用許諾上、お客様ご自身が使用するコンピュータに限り導入することが可能です。
■操作
- rootユーザーでOSにログインします。
- Windows版/Mac版の環境にある電子辞典ファイルをLinux環境へコピーします。
- Windows環境で電子辞典ファイルを保存しているフォルダ
Windows環境の電子辞典ファイルは、以下のいずれかのフォルダにあります。
?:\Program Files\JustSystems(またはJustsystem)\ATOK\DRT
?:\JUST\ATOK\DRT※「?」はATOKをセットアップしたドライブです。
- Mac環境で電子辞典ファイルを保存しているフォルダ
[/ユーザ/共有/ATOK/ElectronicDictionaries]
- Linux環境の電子辞典ファイルをコピーするディレクトリ
/opt/atokx3/share/systemdic/
※コピー先のフォルダにも同じ名前の電子辞典ファイルがある場合、上書きコピーすると先に使っていた電子辞典の内容はすべて消えてしまいます。コピー先の電子辞典ファイルを残したい場合は、コピーする電子辞典ファイルの名前を変更します。ファイル名を変更する場合、拡張子は必ず半角で「.drt」とします(大文字・小文字はどちらも可能)。
- Windows環境で電子辞典ファイルを保存しているフォルダ
- コピーした電子辞典ファイルの属性を次のように変更します。
所有者:root
グループ:root
アクセス権:644 - rootユーザーをログアウトします。
※rootユーザーとATOKを使用するユーザーが同じユーザーである場合も、必ずログアウトします。
- ATOKを使用するユーザーでデスクトップにログインします。
- ATOKパレットの をクリックし、基本のメニューから[プロパティ(環境設定)]を選択します。
- [電子辞典検索]シートを選択し、[辞典の追加・削除]をクリックします。
[電子辞典の追加・削除]ダイアログボックスが表示されます。
- [追加可能な電子辞典の一覧]で手順2.でコピーした電子辞典を選択し、[追加]をクリックします。
[追加済みの電子辞典]に選択した電子辞典が追加されます。
- [OK]をクリックします。
[電子辞典検索]シートに戻ります。
- [OK]をクリックします。