[サポートFAQ]
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更新日:2008.03.18 - 情報番号:037494
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Q アプリケーションウィンドウや入力カーソルの下に表示される[ATOK]を非表示にしたい(参考情報)
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A FAQ改善アンケートにご協力ください

ATOK X3 for Linux使用時に、アプリケーションウィンドウや入力カーソルの下に表示される[ATOK]と書かれた小さなウィンドウ(IIIMF ステータス)は、以下の方法で非表示にすることができます。

※参考情報としてご紹介します。下記設定の詳細については、サポートしていません。

ご利用のアプリケーションによって操作が異なります。それぞれの場合に応じて操作します。

I GTK+のアプリケーションの場合(gedit、gnome-terminal、Firefoxなど)

デスクトップへのログイン時、またはログイン後にIIIMF ステータス非表示ツールを実行することで、IIIMF ステータスウィンドウを非表示にすることができます。

■操作

IIIMF ステータス非表示ツールをダウンロードする

  1. rootユーザーでログインします。
  2. IIIMF ステータス非表示ツール(iiimf_status_hide.gz)をダウンロードします。
  3. ダウンロードしたモジュールを解凍します。

    # gunzip iiimf_status_hide.gz

  4. 解凍したモジュールを任意の場所に移動します。

    【例】# mv iiimf_status_hide /opt/atokx3/sample/

  5. 移動したモジュールの属性を以下のように変更します。

    所有者:root
    グループ:root
    アクセス権:755

IIIMF ステータス非表示ツールを実行する

  1. ATOKを使用するユーザーでデスクトップにログインします。
  2. gnome-terminalなどの端末エミュレータを起動して、IIIMF ステータス非表示ツールを実行します。

    $ /opt/atokx3/sample/iiimf_status_hide

◆補足

IIIMF ステータス非表示ツールは、デスクトップへのログインのたびに実行する必要があります。
デスクトップへのログイン時に、自動的にIIIMF ステータス非表示ツールを実行する方法について詳しくは、V こんなときはをご覧ください。

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II XEmacsの場合

■操作

  1. ホームディレクトリ直下に「.Xresources」というファイルを作成し、そのファイルに次の1行を記述します。

    Emacs*ximStyles: XIMPreeditPosition|XIMStatusNothing

  2. ログアウトします。
  3. 再度ログインし、XEmacsを起動します。

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III OpenOffice.orgの場合

OpenOffice.orgの各アプリケーションのメニューから設定することで、非表示にできる場合があります。非表示にできるかどうかは、OpenOffice.orgのバージョンによって異なります。

■操作

  1. OpenOffice.orgに含まれるいずれかのアプリケーションを起動します。
  2. アプリケーションのメニューから[表示]を選択し、[入力方式のステータス]の チェックボックスオン をクリックして チェックボックスオフ にします。

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IV 上記以外のアプリケーションの場合(Konsole、Keditなど)

ATOK X3 for Linuxインストール後の初期状態で、IIIMF ステータスは非表示の設定になっています。

※環境変数「HTT_DISABLE_STATUS_WINDOW」が"t"に設定されています。
もし表示される場合は、環境変数「HTT_DISABLE_STATUS_WINDOW」を確認してください。

ただし、Debian GNU/Linux 4.0および Ubuntu 7.10の環境では、初期状態ではIIIMF ステータスが表示されます。これらのディストリビューションでもIIIMF ステータスを表示しないようにするには、次の操作が必要です。

■操作

  1. ダウンロードサイトにて詳細をご確認の上、「ATOK X3 for Linuxアップデートモジュール」を導入します。

    ダウンロードサイトへ

  2. /opt/atokx3/sample/setting_debian4.shを実行します。

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V こんなときは

デスクトップへのログイン時に、自動的にIIIMF ステータス非表示ツールを実行したい場合は、以下の設定例を参考にしてください。

■操作

  • Red Hat Enterprise Linux 5 Desktop/Fedora 8/Fedora 7の場合

    /etc/X11/xinit/xinput.d/iiimf.confをエディタで開きます。
    最後の行に、以下の1行を追加します。
    /opt/atokx3/sample/iiimf_status_hide

  • Red Hat Enterprise Linux 4.5 WSの場合

    /etc/X11/xinit/xinput.d/iiimfをエディタで開きます。
    最後の行に、以下の1行を追加します。
    /opt/atokx3/sample/iiimf_status_hide

  • SUSE Linux Enterprise Desktop 10の場合

    /etc/X11/xim.d/atokx3をエディタで開きます。
    「. /opt/atokx3/bin/atokx3start.sh」の行の直前に、以下の1行を追加します。
    /opt/atokx3/sample/iiimf_status_hide

  • Turbolinux FUJIの場合

    /etc/X11/xinit/xinitrcをエディタで開きます。
    「. /opt/atokx3/bin/atokx3start.sh」の行の直前に、以下の1行を追加します。
    /opt/atokx3/sample/iiimf_status_hide

  • Debian GNU/Linux 4.0/Ubuntu 7.10の場合

    /etc/X11/xinit/xinput.d/iiimfをエディタで開きます。
    最後の行に、以下の1行を追加します。
    /opt/atokx3/sample/iiimf_status_hide

▼注意

環境によっては、「IIIMF ステータス非表示ツール」が動作しない可能性があります。
その場合はIIIMF ステータス非表示ツールのソースファイル(iiimf_status_hide_src.tar.gz)をダウンロードし、お使いのLinux環境でビルドしてお試しください。

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