編集中の文書に、ほかの一太郎文書(の一太郎シート)のスタイルや、画面表示設定などを読み込みます。
すでに作っている一太郎文書(の一太郎シート)と同じスタイルや画面表示設定の文書を作りたいときに便利です。
※対象となるのは、一太郎Ver.4以降の文書(定型・圧縮も含む)です。ただし、電子署名が付いていたり暗号化された文書を読み込んだ場合、電子署名や暗号化の情報は破棄されます。
※指定した一太郎文書内に複数の一太郎シートがある場合は、文書ファイルを指定したあとにシートを選択することができます。
※編集中の文書に複数の一太郎シートがある場合は、すべての一太郎シートにスタイルや画面表示設定を反映させることもできます。
▼注意
- 次の場合は読み込みできません。
- [ファイル-セキュリティ]の[文書の編集の制限/すかし]で、[文書内容の編集・保存を制限する]を に設定している一太郎文書(の一太郎シート)を読み込もうとした場合
- [読み込む項目]で[文書スタイル][ページスタイル][文字・段落スタイル]を にしているときに、編集中の文書の罫線が収まらなくなるような文書スタイルが設定されている一太郎文書(の一太郎シート)を読み込もうとした場合
- 一太郎Ver.3以前の一太郎で作った文書を読み込もうとした場合
- [読み込む項目]で[ページスタイル]や[文字・段落スタイル]を にしている場合、編集中の文書に読み込もうとしている一太郎文書(の一太郎シート)と同じ名前のページスタイルや文字・段落スタイルが登録されているときは、ページスタイルや文字・段落スタイルの内容が上書きされます。
- [読み込む項目]で[文書背景/すかし]を にしている場合、読み込もうとしている一太郎文書(の一太郎シート)の文書の背景が[他のシート]に設定されているときは、文書の背景は読み込めません。文書の背景は[なし]になります。
■操作
- [ファイル-文書スタイル-他文書の書式に合わせる]を選択します。
- スタイルや画面表示設定を読み込みたい一太郎文書がある場所を指定します。
[場所]の右端の をクリックして、目的のドライブ・フォルダを選択します。
ドライブ・フォルダにある一太郎文書が一覧に表示されます。
- 一覧から、スタイルや画面表示設定を読み込みたい一太郎文書を選択します。
- [読み込む項目]で、読み込みたい項目をクリックして にします。
- 編集中の文書のすべての一太郎シートにスタイルや画面表示設定を読み込みたい場合は、[すべての一太郎シートに反映する]を にします。
- [OK]をクリックします。
選択した一太郎文書のスタイルや画面表示設定が読み込まれ、編集中の文書に反映されます。
※選択した一太郎文書に複数の一太郎シートがある場合は、操作6 のあとにシートを選択するダイアログボックスが表示されるので、対象にするシートを選択します。
[読み込む項目] | 内容 |
---|---|
文書スタイル |
[書式-文書スタイル]の設定 [書式-インデント/タブ-インデント位置設定/タブ位置設定の設定] [書式-段組-オプション]の設定 [挿入-脚注/割注/注釈]の脚注オプションの設定 |
ヘッダ・フッタ | [ファイル-文書スタイル-ヘッダ・フッタ]の設定 |
ページスタイル | [書式-ページスタイル]で文書に登録したスタイル |
文字・段落スタイル | [書式-文字・段落スタイル]で文書に登録したスタイル |
連番書式 | [挿入-連番]の連番書式 [挿入-参照-連番]の連番参照書式 |
脚注書式 | [挿入-脚注/割注/注釈]の番号書式と脚注オプションの設定 |
ページ参照書式 | [挿入-参照-ページ]のページ参照書式 |
文書背景/すかし | [ファイル-文書補助-文書の背景]
※[他のシート]が背景に設定されている場合は読み込めません。 [ファイル-セキュリティ]の[文書の編集の制限/すかし]のすかし※[文書の編集の制限/すかし]で[文書内容の編集・保存を制限する]が に設定されている場合は読み込めません。 |
画面表示設定 | [表示-画面表示設定]の設定 [表示-表示切替-グリッド詳細設定]の設定 |
●こんなときは
- ページスタイルの設定だけ、文字・段落スタイルの設定だけを、ほかの文書からコピーすることもできます。
◆テクニック
- 開きたいファイルが、一覧で見つからない