表計算ソフトなどで作ったファイルを、住所録として利用することができます。
旧バージョンの一太郎や楽々はがきで作った住所録ファイル(*.JSR)は、一太郎2008の住所録でそのまま読み込むことができます。
住所録ファイル(*.JSR)以外のファイルを開く場合は、どのデータを住所録のどの項目に変換するかを指定します。
■ほかのアプリケーションで作ったデータを住所録として利用する
■操作
- ほかのアプリケーションで作った住所録を、CSV形式などの一太郎の住所録で読み込み可能な形式で保存しておきます。
- [ツール-拡張機能-住所録]を選択します。
- [メニュー]-[ファイル-読込]を選択します。
- [場所]の右端の▼をクリックして、読み込みたいファイルがあるドライブ・フォルダを選択します。
- ファイルの一覧から、開きたいファイルを選択します。
- [OK]をクリックします。
[項目変換]ダイアログボックスが表示されます。
- [読込元ファイル]で読み込みたいデータを、[住所録ファイル]で読み込んだデータが表示される住所録の項目名を選択します。
[書式]で選択している項目によって、[住所録ファイル]に表示される項目は違います。
- [<指定]をクリックします。
[住所録ファイル]の項目名の右側に、[読込元ファイル]で選択したデータが表示されます。
[読込元ファイル]の指定済みデータは、淡色表示されます。 - 操作7〜8 を繰り返して、一太郎の住所録で読み込みたいデータをすべて指定します。
- [OK]をクリックします。
選択したファイルのデータが一太郎の住所録として開きます。
データを編集したあとは、 [メニュー]-[ファイル-保存]を選択して、一太郎の住所録ファイルとして保存します。
▼注意
- 住所録ファイルを複数開くことはできません。
- 住所録ファイル(*.JSR)やバックアップファイル(*.$SR)以外のファイルを開いた場合は、[住所録]ダイアログボックスのタイトルバーにファイル名は表示されず、[新規]と表示されます。
●こんなときは
- 一太郎の住所録で作ったファイルは、項目変換することなくそのまま開くことができます。
■関連項目
→表計算ソフトやほかの住所録ソフトでも読み込めるように保存する
■<コラム>住所録で読み込み可能なファイルについて
一太郎の住所録で読み込むことができるファイルは、次のとおりです。
- 住所録ファイル(*.JSR)
- CSV形式ファイル(*.CSV、*.TXT)
項目ごとにカンマ(,)でデータを区切ったファイルです。カンマ(,)で区切られていない場合は、1行分のデータが1個のデータと見なされます。
- 一太郎差込ファイル(*.JBW)
一太郎Ver.6.3のJS差込データ編集ツールで保存した差込形式ファイルです。その他の一太郎ファイルは拡張子が .JBW でも扱えません。
- 三四郎ファイル(*.JSD、*.JST、*.J?C)
- Microsoft Excelファイル(*.XLS)
Microsoft Excelで保存したファイルです。
- Lotus 1-2-3ファイル(*.WK?、*.WJ?、*.123)
Lotus 1-2-3で保存したファイルです。
- SYLKファイル(*.SLK)
SYLK形式のファイルです。
▼注意
- 複数のシートが扱える表計算ソフトのファイルは、1枚目のシートのデータだけを開くことができます。2枚目以降のデータは開けません。
- 住所録ファイル(*.JSR)以外のファイルを開く場合は、対応する項目を設定するダイアログボックスが表示されます。