ATOK 2008での主な新機能や強化点は次のとおりです。
その他の旧バージョンからの変更点について
I 入力支援の強化
- 次候補連動変換
次候補で選択した候補にともなって、後続の文節の数詞や助数詞も連動して変換されるようになりました。 - 確定アンドゥ
単語を確定する前の状態に戻す確定アンドゥが、直前の変換だけでなく、さかのぼってできるようになりました。
II 校正支援機能の強化
- 読み・仮名遣いの誤りの指摘
「あふぇりえいと」→「アフェリエイト《アフィリエイト》の誤り」など間違って覚えがちな単語に対しての単語の指摘を強化しました。また「にんげんどっぐ」→「人間ドッグ《人間ドック》の誤り」など前後の単語から誤りと判断した単語に対して指摘を強化しています。
- 英字・数字・記号・ひらがな・カタカナなどの文字種や半角全角の情報を表示
半角・全角の区別がつきにくい英数字や記号の文字情報が表示されるようになりました。
III 学習機能の強化
- 細切れ学習
1文節で変換される読みを、2つに分けて変換・確定したときに、次回は1文節で変換できるように学習します。
IV 電子辞典検索
- 電子辞典の切り替え
電子辞典ウィンドウ上部にタブが追加され、電子辞典の切り替えが素早く行えるようになりました。
V Office連携ツール
- 2007 Microsoft OfficeにあわせたリボンUIに対応しました。
VI 候補ウィンドウデザインを多彩に
- 候補ウィンドウのデザイン切替
ATOKメニューより候補ウィンドウのデザインを、「標準」、「クラシック」、「ミニマル」から選択し、変更することができます。- 標準
時代に合わせた落ち着いた色合いの中に新しさのあるATOKの基本となるデザインです。
- クラシック
候補ウィンドウ上のすべての情報コントラストの高い説明的な表現でまとめたデザインです。
- ミニマル
より文章作成や推敲に集中できるよう、候補ウィンドウ上の情報を最小限にしたシンプルなデザインモードです。
- 標準
VII 外部のアプリケーションやWebサービスとの連携
- ATOKダイレクト
ATOKダイレクト機能を使うと、従来の日本語入力システムの枠を超え、外部のアプリケーションやデータベース、WebサービスAPIを経由したインターネットコンテンツをATOKの入力UIを使って活用できるようになります。
詳しくは、「ATOK.com」をご覧ください。