[サポートFAQ]
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更新日:2008.02.08 - 情報番号:040979
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Q 省入力データファイルにデータを追加する・省入力用のデータファイルを作る
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A FAQ改善アンケートにご協力ください

よく使う、長い専門用語や定型的な表現を、省入力用のデータとして作成・編集することができます。
あらかじめデータとして準備しておくことで、すべての読みを入力しなくても、推測変換でこれらの用語や表現を呼び出して、入力することができるようになります。
自分の入力に合わせたデータを用意することで、入力・変換をよりスムーズにすることができます。
ATOK 2007以降のバージョンでは省入力データのバージョンが2.0形式となり、100文字まで登録することができます。ATOK 2006以前に作成した省入力データはそのまま使えますが、2.0形式にコンバートすることもできます。

新しく省入力データファイルを作る

省入力データを登録する新しいファイルを作成します。
何も登録されていないファイルが作成されるので、あとから、使いたいデータを登録します。

■操作

  1. 省入力データ編集ツールを起動します。
  2. [新規]をクリックします。

    [新しい省入力データファイルの作成]ダイアログボックスが表示されます。

  3. 新しく作成する省入力データのファイル名と、ファイルを保存する場所を設定します。

    拡張子を省略した場合は、自動的に .DAR が付きます。
    また、保存する場所を特に指定しない場合は、ユーザー固有のフォルダに作成されます。

    ユーザーフォルダの場所について

  4. 省入力データファイルに付けるタイトルを入力します。

    省入力データを選択する一覧などで表示される名前になるので、登録している内容が判別しやすい名前にします。

  5. データ形式を選択します。

    2.0形式は100文字までの省入力データを登録できます。ATOK 2007以降のバージョンで使用できます。
    1.0形式は64文字までの省入力データが登録できます。ATOKのバージョンに関係なく使用できます。ATOK 2006以前のATOKで使用する場合は、1.0形式を選択します。

  6. [OK]をクリックします。

    設定した場所に、新しい省入力データファイルが作成されます。

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省入力データファイルにデータを追加する

省入力データファイルに、省入力・推測変換で使用するデータを追加します。
データの追加方法には、次の3つの方法があります。 追加する量や内容によって、追加する方法を選択します。

  • 方法1:クリップボードにコピーされている文章からデータを取得して、自動的に省入力データの形式にして追加する
  • 方法2:あらかじめ決められた書式で作成したテキスト形式のデータを追加する
  • 方法3:省入力データの文字列と読みを入力して追加する。

■操作

  1. 省入力データ編集ツールを起動します。
  2. [タイトル]の右端の▼をクリックして、データの編集をする省入力データファイルを選択します。

    ▼をクリックすると、ATOK プロパティに追加している、編集ができる省入力データファイルのタイトルが表示されます。

    ATOK プロパティに追加していない省入力データファイルを使う場合は、[開く]をクリックし、ファイルの一覧から対象にするファイルを選択します。

  3. [取り込むデータ]の[種類]で、クリップボードのデータを使うか、あらかじめ用意しているテキスト形式のデータを使うか、データを指定して登録するかを選択します。

    選択した種類によって、次に設定する内容が変わります。

    • [クリップボード]を選択した場合

      現在クリップボードにコピーされているテキストの内容が表示されるので、その内容を追加するのでよいか確かめます。

    • [テキストファイル]を選択した場合

      [取込ファイル]に、用意しているテキスト形式のファイルを設定します。[参照]をクリックして、ファイルの一覧から選択することができます。
      辞書ユーティリティの出力ファイルをそのまま使用することもできます。
      また、追加できなかったデータがあった場合に備え、その内容を書き出すファイル名を[未登録データ出力先]に設定します。
      [Unicodeで出力する]をオンにして、Unicodeの形式で保存することもできます。

    • [データを指定して登録]を選択した場合

      [省入力データ]に、登録する省入力データの文字列を入力します。
      また、[読み]に、[省入力データ]欄に入力したデータの読みを入力します。

  4. 選択した省入力データが1.0形式の場合は、[コンバート]をクリックし、表示された確認画面で[はい]を選択すると2.0形式にコンバートすることができます。

    ※選択した省入力データが2.0形式の場合は、[コンバート]は非表示となります。

  5. [取り込み実行]をクリックします。

    選択した種類のデータが、設定した省入力データファイルに追加されます。


▼注意

  • データの編集ができるのは、ユーザーが作成した省入力データファイルと、セットアップ直後に設定されている「省入力ユーザーデータ」だけです。
    セットアップ直後に設定されている省入力データファイルのうち、「慣用表現データ」・「英単語・文例データ]・「経済・ビジネス用語データ」・「コンピュータ・インターネット用語データ」は、編集の対象にすることはできません。

?困ったときは

  • 追加されなかった内容があった場合

    [未登録データ出力先]を設定している場合は、このファイルに、追加されなかった内容が書き出されます。
    追加されなかった原因などを確かめて、データを修正したあと、もう一度登録しなおします。


●こんなときは

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省入力データファイルの内容を、テキスト形式のファイルで出力する

省入力データファイルの内容を、テキスト形式で出力することができます。
出力したファイルを使って、別の省入力用のデータを作ったり、登録されている内容を確かめたりすることができます。

■操作

  1. 省入力データ編集ツールを起動します。
  2. [タイトル]の右端の▼をクリックして、データを出力する省入力データファイルを選択します。

    ▼をクリックすると、ATOK プロパティに追加している、編集ができる省入力データファイルのタイトルが表示されます。

    ATOK プロパティに追加していない省入力データファイルを使う場合は、[開く]をクリックし、ファイルの一覧から対象にするファイルを選択します。

  3. [テキスト出力]をクリックします。

    [出力ファイルの設定]ダイアログボックスが表示されます。

  4. 省入力データのファイルの内容をテキスト形式で出力するファイル名と、ファイルを保存する場所を設定します。

    保存する場所を特に指定しない場合は、ユーザー固有のフォルダに作成されます。

    ユーザーフォルダの場所について

  5. Unicodeの形式にして保存する場合は、[Unicodeで出力する]をオンにします。
  6. [OK]をクリックします。

    選択した省入力データファイルの内容が、テキスト形式のファイルで出力されます。

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