ATOK 2008をいったんハードディスクから削除(アンインストール)し、再セットアップする方法は、以下のとおりです。
▼注意
Windows XP/2000で、ATOK 2008の削除を実行するには、Administratorsグループに所属しているユーザーや「コンピュータの管理者」のユーザーでログオンする必要があります。
操作は次の流れで行います。
I Office連携ツールを削除する
この操作は、Office連携ツールをセットアップしている場合のみ必要です。Office連携ツールをセットアップしていない場合は、II に進みます。
II 辞書や設定をバックアップする
ATOK 2008のユーザー辞書や設定をバックアップします。具体的な手順については、次のFAQを確認してください。
※IVの操作を行うと、辞書ファイルなども含め、すべて削除されるため、単語登録やキー割付等の内容が消えてしまいます。セットアップしなおしたあともそれらを使いたい場合は、必ずバックアップをとってから、作業を行ってください。
▼注意
- 単語登録していない方やATOK プロパティの[キー・ローマ字・色]シートで変更をしていない方、または再セットアップ後に設定しなおしてもよい方は、IIIに進みます。
- 変換が正常に行えないなど、辞書ファイルが壊れている可能性がある場合は、そのままバックアップをとるのではなく、登録単語のみをテキストファイルに出力する方法が有効です。一覧出力の具体的な手順については、次のFAQを確認してください。
ただし、辞書ファイルが壊れている場合、正常に出力できないことがあります。
III ATOK 2008を削除する
■操作
- 起動しているアプリケーションをすべて終了します。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム*1-ATOK-アンインストール-ATOK 2008のアンインストール]を選択します。
*1ご使用のOSによっては、[プログラム]です。
- セットアッププログラムが起動するので、[次へ]をクリックします。
- [削除]をクリックします。
- [ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスが表示されるので、[許可]をクリックします。管理者アカウント以外でログオンしている場合は、管理者アカウントのユーザー名やパスワードを入力し、[OK]をクリックします。
※Windows XP/2000の場合、[ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスは表示されません。6.へ進みます。
- 完了の画面が表示されたら、[完了]をクリックします。
- [はい]をクリックしてWindowsを再起動します。
IV <ATOK21>フォルダを削除する
■操作
- エクスプローラを起動し、すべてのファイルと拡張子を表示させる設定を行います。
- ユーザーフォルダをクリックして選択します。
お使いの環境によって、<ATOK21>フォルダの存在する場所が異なります。お使いの環境に応じたフォルダを選択してください。
- [ファイル*1-削除]を選択します。
*1メニューが表示されていない場合は、[Alt]キーを押します。
- 確認のメッセージが表示されるので、ユーザーフォルダが削除されようとしていることを確認し、[はい]をクリックします。
V ATOK 2008を再セットアップする
■操作
- CD(DVD)ドライブにATOK 2008が含まれる製品のCD-ROMを入れます。
- [自動再生]ダイアログボックスが表示されるので、[autoplay.exeの実行]を選択します。
セットアップ開始画面が自動的に表示されます。
※Windows XP/2000の場合、[自動再生]ダイアログボックスは表示されません。すぐにセットアップを始める画面が表示されるので、3.へ進みます。
※セットアップ開始画面が自動的に表示されない場合は、Windowsの[スタート]ボタンをクリックして、[(マイ)コンピュータ]を選択し、CD(DVD)ドライブを示すアイコンをダブルクリックするか、アイコンの上で右クリックして[開く]を選択し、表示された一覧から「AUTOPLAY.EXE」をダブルクリックします。
- [ATOK 2008のセットアップ]をクリックし、画面に従ってセットアップを実行します。
●こんなときは
- Office連携ツールをセットアップする場合は、次のFAQを確認してください。
VI バックアップを復元する
IIでバックアップしたファイルを、セットアップで新しく作成されたフォルダに復元します。
具体的な操作方法については、次のFAQを確認してください。
▼注意
- ATOKの動作不正が原因で再セットアップを実行した場合、正常に動作することを確認してから、バックアップファイルを戻してください。
再セットアップした直後は正常で、バックアップしたファイルを元に戻すと動作が不正になる場合、バックアップしたファイルに不正な情報が記憶されている可能性があります。 - 辞書ファイルの内容をバックアップする際、辞書ユーティリティの一覧出力でテキストファイルに出力している場合は、単語一括処理で元に戻すことができます。