ATOK X3 for Linuxアップデートモジュールを導入し、ATOK起動の設定ファイルを変更すると、入力位置近辺にATOKステータス を表示することができます。
ATOKステータスは、ATOKパレットとIIIMF ステータスを非表示にしてお使いの環境で、ATOKの最小限の情報を表示させたい場合に便利です。
操作は次の流れで行います。
※Debian GNU/Linux 4.0(i386版)、Fedora 8、Fedora 7をご使用の場合について
Debian GNU/Linux 4.0(i386版)、Fedora 8、Fedora 7は、ATOK X3 for Linuxの対応ディストリビューションではありません。参考情報としてご紹介します。(下記設定の詳細については、サポートしていません。)
I ATOK X3 for Linuxアップデートモジュールを導入する
ダウンロードサイトにて詳細をご確認の上、「ATOK X3 for Linuxアップデートモジュール」を導入してください。
II ATOK起動の設定ファイルを編集する
ご利用のディストリビューションによって操作が異なります。それぞれの場合に応じて操作します。
■操作
【Red Hat Enterprise Linux 5 Desktop/Fedora 8/Fedora 7の場合】
- /etc/X11/xinit/xinput.d/iiimf.confをエディタで開きます。
- 以下の1行を最後の行に追加し、ファイルを保存します。
export ATOK_ENABLE_STATUS_WINDOW=t
【Red Hat Enterprise Linux 4.5 WS/Ubuntu 7.10/Debian GNU/Linux 4.0の場合】
- /etc/X11/xinit/xinput.d/iiimfをエディタで開きます。
- 以下の1行を最後の行に追加し、ファイルを保存します。
export ATOK_ENABLE_STATUS_WINDOW=t
【SUSE Linux Enterprise Desktop 10/Turbolinux FUJIの場合】
- /opt/atokx3/bin/atokx3start.shをエディタで開きます。
- 以下の1行を「/usr/bin/iiimx -iiimd」の行の直前に追加し、ファイルを保存します。
export ATOK_ENABLE_STATUS_WINDOW=t
▼注意
- ATOKステータスの表示位置は、入力位置近辺に正確に追従しない場合があります。
- ATOKステータスの表示が、ATOKの候補ウィンドウや校正支援のツールチップと重なる場合があります。
- ATOKがオフの時は、ATOKステータスは表示されません。
◆補足
ATOKステータス上で右クリックすると、ATOKのメニューを表示することができます。
■関連情報