[サポートFAQ]
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更新日:2008.07.18 - 情報番号:042877
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Q 単語ファイルを作成する
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A FAQ改善アンケートにご協力ください

辞書ユーティリティの[単語一括処理]シートで使用する単語ファイルは、決められた書式のテキスト形式のデータで用意します。
単語ファイルは、次の方法で作成することができます。

I テキストを編集できるアプリケーションで編集する

■操作

  1. テキストを編集できるアプリケーションを起動します。
  2. ファイルの先頭に「!!ATOK_TANGO_TEXT_HEADER_1」と入力し、改行します。

    「!!ATOK_TANGO_TEXT_HEADER_1」は半角で入力します。「ATOK_TANGO_TEXT_HEADER」の部分は、大文字/小文字のどちらでもかまいません。
    単語ファイル(テキスト形式)に入力された品詞が、ATOK 2008の品詞体系であることを表します。

  3. 読み、単語、品詞をタブで区切り、品詞のうしろで改行します。

    単語コメントを付ける場合は、品詞に続けて、次の内容も設定します。
    単語コメント、自動置換する/しない、置換候補1・2・3・4・5

    ※品詞、単語コメント、自動置換する/しない、置換候補は省略することができます。

    単語ファイルの例

  4. テキストファイル形式で保存します。

▼注意

  • Mac OS Xのテキストエディットで単語ファイルを作成する場合は、標準テキスト(*.txt)で保存してください。リッチテキスト(*.rtf)で保存したファイルは、単語ファイルとして使用できません。

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II 辞書ユーティリティを使う

辞書ユーティリティの[単語・用例の一覧出力]の[単語出力]シートでも、単語ファイルを作成できます。

■操作

  1. ATOKが使用できる状態で、入力メニューをクリックし、[辞書ユーティリティ]を選択します。

    基本辞書セットのユーザー辞書(通常はATOK21ユーザー辞書1)の内容が表示されます。

    ※別の辞書に登録されている単語を保存したい場合は、開く をクリックし、表示される一覧から、登録単語を抽出したい辞書を開きます。

  2. メニューバーの[ツール-単語・用例の一覧出力]をクリックし、[単語出力]シートを選択します。
  3. [出力ファイル]の[設定]をクリックして、作成する単語ファイル(テキスト形式)の名前と場所を設定し、[保存]をクリックします。

    ※Unicodeで保存したい場合は、[Unicodeで出力する]をオンにします。オフの場合は、シフトJISコードで保存されます。シフトJIS範囲外のUnicodeの文字をシフトJISコードで保存すると、?に置き換わります。

  4. [単語種類]で、必要な項目をオンにします。
    • 辞書に登録した単語だけをファイルに保存したい場合

      [登録単語]だけをオンにします。

    • 学習によって自動的に辞書に登録された単語もファイルに保存したい場合

      [登録単語]、[自動登録単語]をすべてオンにします。

  5. 単語にコメントを設定している場合は、[単語コメント情報を出力する]をオンにします。
  6. [実行]をクリックします。

▼注意

  • 辞書内のすべての単語を検索するため、単語数によっては保存に時間がかかる場合があります。

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III 単語ファイルの記述フォーマット

■単語ファイルの例

!!ATOK_TANGO_TEXT_HEADER_1
いちたろう    一太郎    固有商品    商品名    しない      
ゆうびん       名詞    宛先    しない    〒770-0000 〒581-0000 〒106-0031
ことぶき       名詞    旧字体    する    寿
わたなべ    渡辺    固有人姓    総務部    しない    san_watanabe@○○△△

■内容の書き方の注意点

  • ファイルの先頭に必要な記述

    ファイルの先頭には、次の記述が必要です。

    • !!ATOK_TANGO_TEXT_HEADER_1

      「!!ATOK_TANGO_TEXT_HEADER_1」は、必ず半角で入力します。
      「ATOK」「TANGO」「TEXT」「HEADER」は、大文字・小文字のどちらでもかまいません。

  • 書き方
    • 「読み」、「単語」、「品詞」、「単語コメント」、「自動置換する/しない」、「置換候補1・2・3・4・5」は、タブで区切って入力します。
    • コメントまたは置換候補のうしろで改行します。
  • 読みについて
    • 「読み」は、全角・半角を問わず32文字以内で入力します。(ただし、全角文字の場合、濁点・半濁点を含む文字は2文字と数えます。)
    • 読みに使用できる文字

      全角ひらがな、全角・半角のカタカナ、アルファベット、数字
      記号(゛゜−+*/_#$%&=@:;・ ’ ^ ~ `<>¥〜)

    • 読みに使用できない文字

      スペース・漢字・独仏文字・発音記号・特殊記号

      ※読みの先頭に、ー(長音)、゛(濁音)゜(半濁音)は使用できません。

  • 単語について
    • 辞書に登録する単語は、全角・半角を問わず100文字以内で入力します。
    • 単語に使用できる文字

      漢字、ひらがな、全角・半角のカタカナ、アルファベット、数字、記号

      ※Unicodeを持たない文字は登録できません。

  • 品詞について
    • 品詞名、または品詞番号を入力します。
  • 単語コメントについて
    • 単語に付ける、独自のコメントや置換候補は、全角・半角を問わず100文字以内で入力します。
    • コメントに使用できる文字

      漢字、ひらがな、全角・半角のカタカナ、アルファベット、数字、記号

  • 自動置換する/しない
    • 文字を変換するときに、設定した置換候補に自動的に置き換えるか置き換えないかを設定します。
  • 置換候補
    • コメントを付けた単語を別のことばに置き換えるときに、置き換えることばを置換候補として設定します。
    • 1つの単語に対して、最大で5つまで設定できます。

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