セットアップ中にエラーメッセージが表示されるなど、ATOK 2009のセットアップが正常に行えない場合、以下の内容を確認します。
- CD-ROMの中のファイルをハードディスクにコピーしてATOKをセットアップする
- TEMPフォルダ内のファイルを削除する
- 常駐プログラムや起動しているアプリケーションを解除・終了する
- スタートアップの項目を使用不可にする
- こんなときは
I CD-ROMの中のファイルをハードディスクにコピーしてATOKをセットアップする
以下の操作を行うには、かなりのハードディスク容量が必要です。ハードディスクの空き容量が十分ある場合にお試しください。
■操作
- エクスプローラを起動します。
- ハードディスクの任意のドライブをクリックし、[ファイル*1-新規作成-フォルダ]を選択します。
*1メニューが表示されていない場合は、[Alt]キーを押します。
- フォルダ名の入力待ち状態になるので、「CD」と入力して[Enter]キーを押します。
- ATOK 2009のCD-ROMをCD(DVD)ドライブに入れます。
- [自動再生]ダイアログボックスが表示されるので、画面右上の[×]をクリックします。
※Windows XP/2000の場合、[自動再生]ダイアログボックスは表示されません。自動的にセットアップ画面が表示されたら、[終了]をクリックします。
- 画面左側のフォルダ一覧でCD(DVD)ドライブを選択します。
※Windows XP/2000の場合、画面左側のフォルダ一覧で[マイコンピュータ]の前に[+]が表示されている場合は、それをクリックして[-]に変更します。
- [編集*2-すべて選択]を選択します。
*2メニューが表示されていない場合は、[Alt]キーを押します。
- [編集*3-コピー]を選択します。
*3メニューが表示されていない場合は、[Alt]キーを押します。
- 上記2.〜3.で作成した<CD>フォルダをクリックして選択し、[編集*4-貼り付け]を選択します。
*4メニューが表示されていない場合は、[Alt]キーを押します。
ATOK 2009のCD-ROM内のファイルがハードディスクの<CD>フォルダに転送されます。
- コピーが終わったら、CD-ROMを取り出します。
- <CD>フォルダ内の<ATOK>フォルダをダブルクリックします。
- 「ATOK22.MSI」ファイルをダブルクリックします。
セットアップの画面が表示されます。
- 表示される画面に従って、セットアップを行います。
II TEMPフォルダ内のファイルを削除する
作業のためのテンポラリフォルダに不要なファイルが残っていると、セットアップがうまく動作しない場合があります。テンポラリフォルダ内のファイルを削除したあと、セットアップしてどうか確認します。
■操作
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム-アクセサリ-ファイル名を指定して実行]*1を選択します。
*1ご使用のOSによっては、[ファイル名を指定して実行]です。
- [名前]に「%temp%」と入力します。
※すべて半角アルファベットで入力します。大文字小文字は問いません。
- [OK]をクリックします。
エクスプローラが起動して、tempフォルダの内容が表示されます。
▼注意
- TEMPフォルダが開いた状態(開いたウィンドウ上部の青いタイトルバーやアドレスバーに「Temp」と表示されている)かどうか、必ず確認してください。
- 表示されたファイルやフォルダに必要なものがないか確認し、必要なものについては、別の場所に移動させるなどしてバックアップしてください。
- tempフォルダにある、「Low」フォルダ以外のフォルダやファイルを削除します。
※環境によって、「Low」フォルダがあるかどうか異なります。
- 表示されたtempフォルダの内容一覧で、「Low」フォルダ以外のフォルダやファイルを選択します。
- 「Low」フォルダがある場合
「Low」フォルダをクリックしたあと、[編集*2-選択の切り替え]を選択します。
この操作によって、「Low」フォルダ以外が選択された状態になります。 - 「Low」フォルダがない場合
[編集*2-すべて選択]を選択します。
この操作によって、表示された内容すべてが選択された状態になります。
*2メニューが表示されていない場合は、[Alt]キーを押します。
- 「Low」フォルダがある場合
- [ファイル*3-削除]を選択します。
*3メニューが表示されていない場合は、[Alt]キーを押します。
削除を確認するメッセージが表示されるので、[はい]をクリックします。
- 表示されたtempフォルダの内容一覧で、「Low」フォルダ以外のフォルダやファイルを選択します。
III 常駐プログラムや起動しているアプリケーションを解除・終了する
Windows上に常駐しているプログラムや起動しているアプリケーションがある場合、それらが何らかの影響を及ぼしている可能性があります。現在起動しているアプリケーションや常駐しているプログラムは、画面下部のタスクバーに一覧されています。それぞれの方法で終了または解除します。
※ウイルスチェックソフトの常駐や設定を解除するときは、インターネットに接続しない状態にしたり、必要なセキュリティ対策プログラムを導入してから試すなど、ウイルス対策を行ってから操作してください。
【例】タスクバーに表示されているアイコン上で右クリックし、[閉じる]、または[終了]を選択する。
※終了・解除ができない場合は、そのアプリケーションのヘルプやマニュアル等で方法を確認してください。
IV スタートアップの項目を使用不可にする
※Windows Vista/XPで使用している場合に確認してください。
スタートアップグループに登録されているプログラムやファイルのショートカットは、Windows起動時に自動的に実行されています。これらが、セットアッププログラムの動作に影響を与えていないか確認するために、スタートアップグループの内容を読み込まないようにする設定を行います。
※ウイルスチェックソフトの常駐や設定を解除するときは、インターネットに接続しない状態にしたり、必要なセキュリティ対策プログラムを導入してから試すなど、ウイルス対策を行ってから操作してください。
V こんなときは
- Office連携ツールをセットアップ時に「Microsoft Office 関連製品が起動しているため…」というメッセージが表示される場合は、次のFAQを確認してください。
→「Microsoft Office 関連製品が起動しているため…」というメッセージが表示され、Office連携ツールがセットアップできない
- 乗換案内 駅名変換辞書 for ATOKをセットアップ時にエラーメッセージが表示されるなど、セットアップが正常に行えない場合は、次のFAQを確認してください。
→乗換案内 駅名変換辞書 for ATOKがセットアップできない
※ATOK 2009 for Windows[プレミアム]をご使用で、プレミアム辞書・辞典のセットアップが正常に行えない場合は、次のFAQを確認してください。
- 「キャビネットファイル...\Data.cabのデジタル署名が無効なため…」」というエラーメッセージが表示される場合は、次のFAQを確認してください。
→「キャビネットファイル...\Data.cabのデジタル署名が無効なため…」と表示されてATOKがセットアップできない
■関連情報