[サポートFAQ]
ライン
更新日:2009.03.11 - 情報番号:043845
ライン
Q Fedora 10でのインストール方法(参考情報)
ライン
A FAQ改善アンケートにご協力ください

Fedora 10は、ATOK X3 for Linuxの対応ディストリビューションではありません。
ただし、次の操作を行うと、インストールおよび起動や文字入力などひととおりの基本的な動作が可能です。
Fedora 10へのインストール手順を参考情報としてご紹介します。

お持ちのATOKにあわせて、次のいずれかの方法でインストールします。

※操作は、Fedora 10の環境で行ってください。また、下記設定の詳細については、サポートしていません。

I CD-ROM版のATOK X3 for Linuxをお持ちの場合

■操作

  1. CD-ROMドライブに、ATOK X3 for LinuxのCD-ROMを入れます。
  2. GNOMEやKDEなど、デスクトップにログインしているユーザーがいれば、すべてログアウトします。
  3. [Ctrl]+[Alt]+[F2]キーを押します。

    仮想端末に切り替わります。

  4. rootユーザーでログインします。
  5. 次のコマンドを実行して、CD-ROMをマウントします。

    # mkdir /media/ATOKX3
    # mount -r -t iso9660 /dev/cdrom /media/ATOKX3

  6. 次のコマンドを実行して、ATOK X3 for Linuxをインストールします。

    # cd /media/ATOKX3
    # sh ./setupatok.sh

  7. ダウンロードページにて詳細をご確認の上、「ATOK X3 for Linuxアップデートモジュール」を導入します。

    ダウンロードページへ

  8. ATOK X3 for Linuxの起動設定を行うため、次のスクリプトを実行します。

    # /opt/atokx3/sample/setting_redhat5.sh

  9. ATOK X3 for LinuxのCD-ROMを取り出します。

    # cd /
    # eject /media/ATOKX3
    # rmdir /media/ATOKX3

  10. ログアウトします。

    # exit

  11. [Ctrl]+[Alt]+[F1]キーを押します。

    デスクトップログインの画面に戻ります。

  12. rootユーザーで新しくログインします。
  13. /etc/X11/xinit/xinput.d/iiimf.confをエディタで開きます。
  14. gnome-im-settings-daemon >/dev/nullの先頭に「#」を挿入します。

    (変更前)gnome-im-settings-daemon >/dev/null
    (変更後)#gnome-im-settings-daemon >/dev/null

  15. #gnome-im-settings-daemon >/dev/nullの次の行に以下の1行を追加します。

    DISABLE_IMSETTINGS=true

  16. /etc/X11/xinit/xinput.d/iiimf.confを保存します。
  17. ログアウトします。
  18. 任意のユーザーで新しくログインします。

    ATOKが使えるようになります。

▲ページの先頭へ戻る

II ダウンロード版のATOK X3 for Linuxをお持ちの場合

■操作

以下の手順は、ATOK X3 for Linuxのファイルを /tmp/atokx3/ディレクトリに保存した場合を例として説明します。

  1. ダウンロードしたATOK X3 for Linuxのファイルを展開します。

    # cd /tmp/atokx3
    # tar xzf atokx3.tar.gz

  2. GNOMEやKDEなど、デスクトップにログインしているユーザーがいれば、すべてログアウトします。
  3. [Ctrl]+[Alt]+[F2]キーを押します。

    仮想端末に切り替わります。

  4. rootユーザーでログインします。
  5. 次のコマンドを実行して、ATOK X3 for Linuxをインストールします。

    # cd /tmp/atokx3/ATOKX3
    # sh ./setupatok.sh

  6. ダウンロードページにて詳細をご確認の上、「ATOK X3 for Linuxアップデートモジュール」を導入します。

    ダウンロードページへ

  7. ATOK X3 for Linuxの起動設定を行うため、次のスクリプトを実行します。

    # /opt/atokx3/sample/setting_redhat5.sh

  8. ログアウトします。

    # exit

  9. [Ctrl]+[Alt]+[F1]キーを押します。

    デスクトップログインの画面に戻ります。

  10. rootユーザーで新しくログインします。
  11. /etc/X11/xinit/xinput.d/iiimf.confをエディタで開きます。
  12. gnome-im-settings-daemon >/dev/nullの先頭に「#」を挿入します。

    (変更前)gnome-im-settings-daemon >/dev/null
    (変更後)#gnome-im-settings-daemon >/dev/null

  13. #gnome-im-settings-daemon >/dev/nullの次の行に以下の1行を追加します。

    DISABLE_IMSETTINGS=true

  14. /etc/X11/xinit/xinput.d/iiimf.confを保存します。
  15. ログアウトします。
  16. 任意のユーザーで新しくログインします。

    ATOKが使えるようになります。

◆補足

過去に、[システム-設定-ユーザ向け-入力メソッド]で起動する、入力メソッド設定ツール(im-chooser)で設定をしたことがある場合、ユーザーのホームディレクトリ直下に「.xinputrc」というファイルが存在することがあります。「.xinputrc」が存在する場合は削除してください。

▲ページの先頭へ戻る

ライン

この情報は、お客様のお役に立ちましたか?

送信
ライン
※本情報の内容は、予告なく変更することがあります。
※本情報の一部または全部を無断で転載及び複写することを禁止します。
※記載された会社名、製品名は、弊社または各社の登録商標もしくは商標です。
弊社の登録商標についてはこちらをご参照ください。