Ubuntu 9.04 Desktop 日本語 Remix CDの環境でATOK X3 for Linuxを使用するためには、次の操作を行います。
お持ちのATOKにあわせて、次のいずれかの方法でインストールします。
▼注意
- このセットアップ手順はUbuntu 9.04 Desktop 日本語 Remix CDのみ有効です。
日本語 RemixでないUbuntu 9.04にはインストールできません。 - synaptic等のシステム設定ツールなどsudoやgksuにより起動したアプリケーションでは、ATOK X3 for Linuxを使用できません。
※これは、ディストリビューションのセキュリティ強化の仕様によるものです。
I CD-ROM版のATOK X3 for Linuxをお持ちの場合
■操作
- CD-ROMドライブに、ATOK X3 for LinuxのCD-ROMを入れます。
- GNOMEやKDEなど、デスクトップにログインしているユーザーがいれば、すべてログアウトします。
- [Ctrl]+[Alt]+[F2]キーを押します。
仮想端末に切り替わります。
- 「root権限で実行するコマンドを、sudoで実行できるユーザー」でログインします。
- 言語を変更します。
$ export LANG=C
- 次のコマンドを実行して、CD-ROMをマウントします。
$ sudo mount -r -t iso9660 /dev/cdrom /media/cdrom
- 次のコマンドを実行して、空のファイル「/etc/gtk-2.0/gtk.immodules」を作成します。
$ sudo touch /etc/gtk-2.0/gtk.immodules
※「gtk.immodules」の「gtk」と「immodules」の間にはドット(.)が必要です。
- 次のコマンドを実行して、ATOK X3 for Linuxをインストールします。
$ cd /media/cdrom
$ sudo bash ./setupatok_deb.sh - ダウンロードページにて詳細をご確認の上、「ATOK X3 for Linuxアップデートモジュール」を導入します。
- ダウンロードページにて詳細をご確認の上、「ATOK X3 for Linux Ubuntu 9.04(GTK+ 2.16)対応モジュール」を導入します。
- ATOK X3 for Linuxの起動設定を行うため、次のスクリプトを実行します。
$ sudo bash /opt/atokx3/sample/setting_debian4.sh
- ATOK X3 for LinuxのCD-ROMを取り出します。
$ cd
$ sudo eject /media/cdrom
- ログアウトします。
$ exit
- [Ctrl]+[Alt]+[F7]キーを押します。
デスクトップログインの画面に戻ります。
- 任意のユーザーで新しくログインします。
ATOKが使えるようになります。
II ダウンロード版のATOK X3 for Linuxをお持ちの場合
■操作
以下の手順は、ATOK X3 for Linuxのファイルを /tmp/atokx3/ディレクトリに保存した場合を例として説明します。
- ダウンロードしたATOK X3 for Linuxのファイルを展開します。
$ cd /tmp/atokx3
$ tar xzf atokx3.tar.gz - GNOMEやKDEなど、デスクトップにログインしているユーザーがいれば、すべてログアウトします。
- [Ctrl]+[Alt]+[F2]キーを押します。
仮想端末に切り替わります。
- 「root権限で実行するコマンドを、sudoで実行できるユーザー」でログインします。
- 言語を変更します。
$ export LANG=C
- 次のコマンドを実行して、空のファイル「/etc/gtk-2.0/gtk.immodules」を作成します。
$ sudo touch /etc/gtk-2.0/gtk.immodules
※「gtk.immodules」の「gtk」と「immodules」の間にはドット(.)が必要です。
- 次のコマンドを実行して、ATOK X3 for Linuxをインストールします。
$ cd /tmp/atokx3/ATOKX3
$ sudo bash ./setupatok_deb.sh - ダウンロードページにて詳細をご確認の上、「ATOK X3 for Linuxアップデートモジュール」を導入します。
- ダウンロードページにて詳細をご確認の上、「ATOK X3 for Linux Ubuntu 9.04(GTK+ 2.16)対応モジュール」を導入します。
- ATOK X3 for Linuxの起動設定を行うため、次のスクリプトを実行します。
$ sudo bash /opt/atokx3/sample/setting_debian4.sh
- ログアウトします。
$ exit
- [Ctrl]+[Alt]+[F7]キーを押します。
デスクトップログインの画面に戻ります。
- 任意のユーザーで新しくログインします。
ATOKが使えるようになります。