サーバーへ転送後にホームページが自分のパソコンでしか表示されず、別のパソコンでは表示されない場合は、以下の項目を確認してください。
- ファイル名は 「半角の英数小文字」 になっているか
- すべてのファイルが転送されているか
- サーバー側のファイルが更新されているか
- 相対パスのリンクになっているか
- すべてのファイルがトップフォルダーに保存されているか
- [ベース URL]欄が空欄になっているか
- 上記で解決しない場合
I ファイル名は 「半角の英数小文字」 になっているか
ホームページで使用するファイル名はすべて半角の英数小文字にします。サブフォルダーを使用する場合は、そのフォルダー名も半角の英数小文字にします。半角の英数小文字以外(ひらがな、半角カタカナ、記号、スペース、大文字との混在など)は使用しないでください。使用すると、転送中・転送後のエラーの原因となります。
II すべてのファイルが転送されているか
ページ転送をした場合は、リンク先ファイルは転送対象ファイルに含まれません。サイト転送で再度すべてのファイルを転送してください。ファイル転送(FTP ツール)を使用して転送している場合、HTML ファイルだけを転送しても画像ファイルなどはサーバーには転送されません。個別に転送する必要があります。外部スタイルシートを使用している場合も同様です。
- メニューバーから[サイト-サイト転送]を選択します。
[ページ/サイト転送]ダイアログボックスが表示されます。
- 転送対象を[すべてのファイル]にして、[転送]ボタンをクリックします。
III サーバー側のファイルが更新されているか
ファイル転送(FTP ツール)でファイルの更新日時の確認ができます。サーバーに転送されたファイルが正常な状態かどうか確認してください。
- メニューバーから[ツール-ファイル転送ツールの起動*1]を選択します。
*1お使いのバージョンによっては[FTPツールの起動]です。
- 接続したい転送設定を選択し、[接続]ボタンをクリックします。
右側にサーバー上にあるファイルが表示されるので、ファイル名や更新日時を確認します。
IV 相対パスのリンクになっているか
編集ページに別のページへのリンクや画像を挿入すると、絶対パスで参照先が記述されます。そのページの保存時に、リンク先のページや画像がトップフォルダー内のファイルであれば、自動的に相対パスになります。逆に、トップフォルダー外のファイルへリンクを挿入すると絶対パスの状態になります。絶対パスとは「file:///C(ドライブ名):/(フォルダー名)/ファイル名」のような記述を指し、パソコン内の構造(ドライブやフォルダー名、ファイル名まですべて)を記述します。しかし、サーバーは構造が異なるためファイルの場所が特定できず、リンク先のページや画像が表示されません。
V すべてのファイルがトップフォルダーに保存されているか
トップページ(「index.html」または「index.htm」)を保存しているフォルダーをトップフォルダーといいます。ホームページは複数のファイルから構成されています。その1つ1つのファイルはすべて同じフォルダーに保存されている必要があります。トップフォルダー以外の場所に保存してしまうと転送対象にならなかったり、リンク エラーになる場合があります。
VI [ベース URL]欄が空欄になっているか
ベース URL の設定がされているとリンクの起点が論理的に変わるため、設定がおかしくなることがあります。[ベース URL]欄が空欄か確認してください。
ベース URL の確認方法は、メニューバーから「編集」→「属性の変更」を選択すると「属性」ダイアログボックスが表示されるので、[ページ情報]タブをクリックして[ベース URL]を確認します。
VII 上記で解決しない場合
ファイル転送(FTP ツール)でファイルが更新されているにも関わらず表示されない場合は、ご契約しているサーバーへの確認をお願いします。