オリジナルタイプでは、ツールボックスは、初期設定では表示されません。
また、ナレッジウィンドウは使用できません。
ここでは、ツールボックスを表示して使用する方法や、ナレッジウィンドウから実行できていた機能を別の操作で実行する方法を紹介します。
■ ツールボックスの機能を使う
1 ツールボックスを表示する
オリジナルタイプの初期設定では、ツールボックスは、表示されません。ツールボックスを表示するには、次の操作をします。
- [表示-補助-ツールボックスの表示切替]または[表示-ツールボックス-表示切替]を選択します。
- [ツールボックス一覧]で表示したいツールボックスを にします。
画面上に、ツールボックスが表示されます。
- [終了]をクリックします。
利用したいツールボックスが表示されていない場合は、引き続き2を操作します。
2 コマンドを割り付けたアイコンをツールボックスに追加する
- [表示-補助-ツールボックスの割付]または[表示-ツールボックス-ツールボックスの割付]を選択します。
[ツールボックスの割付]ダイアログボックスが表示されます。
※[ ツール-割付-ツールボックス]を選択しても同じです。
- [パーツ]シートを選択します。
- [一覧]で、[標準機能]の[+]をクリックします。
- ツールボックスに追加したい機能を選択します。
選択した標準機能のアイコンが、ダイアログボックスの左上に表示されます。
- ダイアログボックス上に表示されているアイコンを、画面上のツールボックス上までドラッグし、ボタンを離します。
アイコンがツールボックスに追加されます。
- ダイアログボックスの[終了]をクリックします。
※旧バージョンからのツールボックスの引き継ぎについては、次のFAQを確認してください。
→旧バージョンの一太郎でカスタマイズしたツールボックスを一太郎2011に引き継ぐ
■ ナレッジウィンドウの機能を使う
オリジナルタイプでは、ナレッジウィンドウは使用できません。ナレッジウィンドウの機能は、ツールバー・コマンドバー・ツールパレットなどから実行できます。
- [辞書]
- [表示-ソプラウィンドウの表示]をクリックし、ソプラ 辞書引きツールを利用します。
- [スタイル]
- 基本編集ツールパレットやアウトラインツールパレットの[スタイル]パレット/段落スタイル]パレットを利用します。
- [作図]
-
- [テンプレート図形・部品の挿入]
簡易作図モードに切り替え、作図ツールパレットの[作図]パレットを利用します。
- [枠の挿入]
基本編集ツールパレットの[挿入]パレットを利用します。画像枠/レイアウト枠/POP文字を挿入できます。
※説明文付き画像枠・見出し付きレイアウト枠を挿入するには、まず何も付いていない画像枠やレイアウト枠を作り、あとから説明文や見出しを付けます。
- 説明文を付けたい画像枠を選択し、表示される枠操作ツールパレットの[画像枠の操作]パレットにある[説明文]で説明文の位置を設定します。
- 見出しを付けたいレイアウト枠を選択し、表示される枠操作ツールパレットの[レイアウト枠の操作]パレットにある[見出し]で見出しの位置を設定します。
※エフェクト文字や[その他の枠▼]から挿入していた枠を挿入するには、[挿入-差込-枠作成][挿入-オブジェクト枠-作成]、クラシックタイプのメニューの[挿入-タイトル文字-エフェクト文字][挿入-表枠][挿入-絵-テロップ枠作成/ビデオ枠作成/アクセスカウンタ枠作成/グラフ枠対話作成]を利用します。
- [グリッド表示]
[表示-表示切替-グリッド詳細設定]を選択します。
- [テンプレート図形・部品の挿入]
- [校正]
- [ツール-文書校正]のメニューを利用します。
または、提出確認の画面で、提出確認ツールパレットの[校正]パレットを利用します。
ナレッジウィンドウ[校正]を使いたい場合は、クラシックタイプに切り替え、ナレッジウィンドウ[校正]を表示して利用します。 - [よく使うテンプレート]
- [ファイル-よく使うテンプレート]のメニューを利用します。*1
*1「クラシックタイプのメニューを使う」設定になっているときは、[ナビ-よく使うテンプレート]です。
- [ヘルプ]
- [ヘルプ-一太郎のヘルプ]を選択し、ヘルプの表紙画面に質問を入力して検索を実行すると、一太郎ヘルプとWebのサポートFAQを検索できます。
一太郎ヘルプの新機能紹介/よくある質問/コマンド一覧/用語解説を見るには、一太郎ヘルプの[目次]シートで目的のタイトルを探します。 - [シンキングテンプレート]
- 機能を使いたい場合は、クラシックタイプに切り替え、ナレッジウィンドウ[シンキングテンプレート]を表示して利用します。
- [文字情報]
- [表示-ソプラウィンドウ表示]を選択し、ソプラ 辞書引きツールを利用します。
- [スタンプ]
- 提出確認の画面で、提出確認ツールパレットの[スタンプ]パレットを利用します。
基本編集ツールパレットをカスタマイズして[スタンプ]パレットを表示させることもできます。 - [他文書参照]−参考文書
- 機能を使いたい場合は、クラシックタイプに切り替え、ナレッジウィンドウ[他文書参照]を表示して利用します。
- [文例/表現]−文例
- ATOKの再変換機能を使うと、文書中の文字を、連想することばに変換/郵便番号から住所に変換/カタカナ語から英語に変換することができます。
- [文例/表現]−ATOK表現変換
- ATOKの「お気に入り文書」で、あいさつ文例を入力することができます。
- [文書切替]/[他文書参照]−文書切り替え
- [ウィンドウ]メニューを選択すると、開いている文書の一覧が表示され、文書を切り替えることができます。
- [メモ・情報]−メモ
- 機能を使いたい場合は、クラシックタイプに切り替え、ナレッジウィンドウ[メモ・情報]を表示して利用します。
- [メモ・情報]−カーソル位置の情報表示
- [表示-表示切替-カーソル位置の情報表示]*2を使います。
*2「クラシックタイプのメニューを使う」設定になっているときは、[表示-カーソル位置の情報表示]です。
- [コピー履歴]
- [F3]キーを押すと、コピー履歴の機能を実行できます。
- [コマンド履歴]−コマンド履歴
- [F11]キーを押すと、コマンド履歴の機能を実行できます。
- [コマンド履歴]−フォント・飾り履歴
- 機能を使いたい場合は、クラシックタイプに切り替え、ナレッジウィンドウ[コマンド履歴]を表示して利用します。
※クラシックタイプに切り替えると、[書式-フォント・飾り]の[よく使うフォント・飾りの取得]で、文書中のフォント・飾りを[書式-フォント・飾り]メニューに登録することができます。
- [ジャンプ]−見出しジャンプ/ブックマーク
- ジャンプパレットを利用します。
- [ホームページ]
- 機能を使いたい場合は、クラシックタイプに切り替え、ナレッジウィンドウ[ホームページ]を表示して利用します。
※ナレッジウィンドウ[ブラウザ]を利用しなくても、通常使っているブラウザーから一太郎にデータを貼り付けることはできます。
- [文書に添付するURL]
- 機能を使いたい場合は、クラシックタイプに切り替え、ナレッジウィンドウ[文書に添付するURL]を表示して利用します。
- [文字抽出]
- 機能を使いたい場合は、クラシックタイプに切り替え、アウトラインの画面でナレッジウィンドウ[文字抽出]を表示して利用します。
- [添削]
- 機能を使いたい場合は、クラシックタイプに切り替え、添削モードや添削反映モードで表示されるナレッジウィンドウを利用します。
- [作図]−選択された枠を操作/選択された図形を操作
- 枠を選択すると枠操作ツールパレットが表示され、コマンドバーが「枠選択中」の内容に変わります。図形を選択すると、図形操作ツールパレットが表示され、コマンドバーが「作図選択中」の内容に変わります。ツールパレットやコマンドバーを利用します。