[サポートFAQ]
ライン
更新日:2016.01.14 - 情報番号:049991
ライン
Q Remote Desktop Service(RDS)、Citrix XenApp(TM)環境における動作について
ライン
A FAQ改善アンケートにご協力ください

XenApp(TM)に関しては弊社検証環境において「ATOK Pro for Windows」の主要機能の動作を確認しています。
動作確認を行った環境および制限事項につきましては、以下をご参照ください。

※Citrix XenApp(TM)環境におけるすべての使用環境・条件において動作保証するものではありません。

■動作確認環境

Citrix XenApp 6.0 for Windows Server 2008 R2 (Platinum)でのServer Hosted Apps

※Streamed AppsおよびVM Hosted Appsでの動作確認はいたしておりません。

※動作確認を行ったクライアントOSは以下のとおりです。

  • Windows 7 Ultimate SP1 (x64)
  • Windows XP SP3 (x86)

■既知の制限事項

【クライアント環境によって、起動したアプリケーションの言語がATOK Proになっていない】

クライアント環境によって、既定の言語をATOK Proに設定しているにもかかわらずアプリケーションを起動するとMS-IMEなどATOK Pro以外になっています。
これはWindowsもしくはXenAppの制御の影響を受けています。

●回避方法
次のいずれかの方法をお試しください。

  • クライアント側のレジストリに「IgnoreRemoteKeyboardLayout」を追加します。

    詳細はMicrosoft社のホームページの「IgnoreRemoteKeyboardLayout」の箇所を参照してください。

  • クライアント側のレジストリを以下のように変更します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\ICAClient\Engine\Lockdown Profiles\All Regions\Lockdown\Virtual Channels\Keyboard\
    Value Name: KeyboardLayout
    Type: REG_SZ
    Value:(Server Default)

     

▼注意

  • レジストリの変更操作を誤るとWindowsが起動しないなど、重大な問題が発生する可能性があります。あらかじめバックアップをとっておき、慎重に操作を行ってください。
  • 本情報について詳しくは、Citrix社のKnowledge Centerをご参照ください
  • 上記のレジストリに関する詳細はCitrix社にお問い合わせください

【言語バーがグレー表示になる場合がある】

入力言語をATOKに切り替えたり、アプリケーションを起動したりすると、言語バーがグレー表示になる場合があります。
現象発生時、以下の操作を行って、正常な表示に戻るかお試しください。

  • [ATOKを既定の言語に設定]を実行する
  • 一度ローカル側のデスクトップやアプリケーションウィンドウをクリックして切り替えてから、再度、XenAppのアプリケーションをクリックしてアクティブにする

●回避方法
ATOKの状態を言語バーで表示しない設定にします。操作手順については、次のFAQを確認してください。

ATOKパレットを表示する

【文書学習ツールPlusでDOCX、XLSX、PPTXの各文書ファイルから学習することができない】

サーバーのWindows Server 2008 R2には、DOCX、XLSX、PPTXのIFilter 32bit版をインストールすることができないため、これらの各文書から文書学習ツールPlusで学習することはできません。

●回避方法
ありません。

【サーバーの環境によってOffice連携ツールが利用できない】

サーバーの環境によって、Office連携ツールの「ATOKでページ内の単語を学習する」や「ATOKへ推測候補を追加する」を実行すると、「テンポラリーファイルが作成できませんでした。」と表示され、実行できないことがあります。

●回避方法
ありません。

【サーバーの環境によって、Office連携ツールでWordにアドインを追加しているとWord終了時にメッセージが表示される】

サーバーの環境によって、Office連携ツールでWordに連携機能をアドイン追加していると、Word終了時に「このファイルは既に使用中のため保存できません」のメッセージが表示されることがあります。

●回避方法
ありません。

【サーバーのアプリケーションを起動していない時、ATOKのツール類が起動しない】

サーバーのアプリケーションを起動していない時、以下のツール群が起動しません。

  • スタートアップツール
  • バックアップツール
  • プロパティ関連付けツール
  • 入力方法切替ツール
  • ATOKを既定の言語に設定
  • 文字パレット
  • お気に入り文書ボックス
  • 定型文書入力
  • 辞書ユーティリティ
  • 文書学習ツールPlus

●回避方法
ありません。

【ATOKパレットをトレイに格納できない】

ATOKパレットの メニュー [メニュー]をクリックし、基本のメニューから[ATOKパレット-トレイに格納]を選択(ATOKパレットの[トレイに格納]ボタンをクリックしても同様)しても、タスクトレイに格納できません。

●回避方法
ありません。

【ATOK スタートアップツールが起動しない場合がある】

ATOK スタートアップツールが起動しない場合があります。そのために、ローマ字/カナ入力の設定や、既定の言語への設定、辞書の引き継ぎなどが行われません。

●回避方法
ATOK スタートアップツールをアプリケーション公開し、クライアントにて実行します。

※スタートアップツールを実行する時に、あらかじめ他のアプリケーションを起動して接続を確立しておく必要があります。

◆補足

  • Remote Desktop Service(RDS)環境でご使用の場合、アクセスを許可されるすべてのクライアントコンピュータ数分のライセンスをご購入いただく必要があります。
    ライセンスの導入については、ジャストシステム J-License事務局へお問い合わせください。
  • 別途、有償サポートのアドバンストサポートをご契約のお客様に、ATOK Pro for WindowsのRemote Desktop Service(RDS)、Citrix XenApp(TM)環境への導入支援を行います。

    ※すでにご使用の製品でアドバンストサポートをご契約の場合は、新たなご契約の必要はありません。

▲ページの先頭へ戻る

ライン

この情報は、お客様のお役に立ちましたか?

送信
ライン
※本情報の内容は、予告なく変更することがあります。
※本情報の一部または全部を無断で転載及び複写することを禁止します。
※記載された会社名、製品名は、弊社または各社の登録商標もしくは商標です。
弊社の登録商標についてはこちらをご参照ください。