ATOK 2011をセットアップ直後の設定では、[F10]キーを押しての記号入力モードへの切り替えが行えません。アップデートモジュールを導入することで、旧バージョンと同じように[F10]キーを押しての記号入力モードを利用することができます。次の手順で、アップデートモジュールの導入と、設定を行います。
操作は次の流れで行います。
I アップデートモジュールを導入する
言語バーの [メニュー]*1をクリックし、基本のメニューから[ヘルプ-バージョン情報]で表示されるバージョン情報のダイアログボックスで、バージョンが「24.0.5.0」以降であれば、導入いただく必要はありません。IIに進みます。
*1ATOKパレットをお使いの場合は、ATOKパレットの [メニュー]をクリックします。
アップデートモジュールが未導入の場合は、JUSTオンラインアップデートを実行して、アップデートモジュールを導入してください。
JUSTオンラインアップデートは、Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム-JUSTオンラインアップデート-JUSTオンラインアップデート]を選択して実行します。
●こんなときは
ダウンロードページよりモジュールをダウンロードして導入する場合は、JUSTオンラインアップデートの画面で、導入するアップデートモジュールを選択し、[詳細]をクリックします。
II テキストサービスを使用しない設定にする
ATOK 2011をセットアップ直後は、テキストサービスを使用する設定になっています。次の操作で、テキストサービスを使用しない設定に変更します。
※Windows XPをご利用の場合や、ATOKパレットを表示する設定にしてご利用の場合はこの操作は不要です。IIIに進みます。
■操作
- 起動しているアプリケーションをすべて終了します。
- 言語バーの [メニュー]をクリックし、基本のメニューから[プロパティ(環境設定)]を選択します。
- [入力・変換]シートの[入力補助-特殊]を選択します。
- [テキストサービスの詳細設定]をクリックします。
- [ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスが表示された場合は、[続行]または[はい]をクリックします。
※管理者アカウント以外でログオンしている場合は、パスワードを入力し、[OK]または[はい]をクリックします。必要に応じて、ユーザー名を入力します。
[テキストサービスの詳細設定]ダイアログボックスが表示されます。
- [テキストサービスを使用しない]を選択して、[OK]をクリックします。
※[テキストサービスを使用しない]がすでに選択されている場合は、[テキストサービスの詳細設定]ダイアログボックスとATOKプロパティをそれぞれ[キャンセル]をクリックして閉じ、IIIに進みます。
- 「この設定を変更するには再起動が必要です。「はい」を押すと再起動します。「いいえ」を押すと設定の変更を中止します。」のメッセージが表示されます。[はい]をクリックします。
自動的にWindowsが再起動します。
III 記号入力を有効にする
■操作
- 言語バーの [メニュー]*1をクリックし、基本のメニューから[プロパティ(環境設定)]を選択します。
*1ATOKパレットをお使いの場合は、ATOKパレットの [メニュー]をクリックします。
- [入力・変換]シートの[入力補助-特殊]を選択します。
- [記号入力モードを使用する(テキストサービスを使用しないときに有効)]をクリックして にします。
※[記号入力モードを使用する(テキストサービスを使用しないときに有効)]が表示されていない場合は、アップデートモジュールが導入されていません。Iでアップデートモジュールを導入します。
※エラーメッセージが表示される場合は、●こんなときはを確認してください。
- [OK]をクリックしてATOKプロパティを終了します。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム-アクセサリ-メモ帳]を選択します。
※ここではメモ帳を使用しますが、日本語入力ができるアプリケーションであれば他のアプリケーションでも構いません。
- 日本語入力をオンにして、[F10]キーを何回か押し、記号入力モードに切り替えができるかどうか確認します。
※[F10]キーを押しても記号入力モードに切り替えできない場合は、キーカスタマイズの設定を確認します。手順は次のFAQを確認してください。
●こんなときは
3.で以下の[特殊設定]ダイアログボックスが表示され、[記号入力モードを使用する(テキストサービスを使用しないときに有効)]を にすることができない場合は、テキストサービスを使用する設定になっています。IIでテキストサービスを使用しない設定にしてから、再度IIIを試します。