パソコンの故障などにより、Shurikenのバックアップ機能を使用したバックアップデータではなく、これまでのデータ保存先フォルダーのデータしか残っていない場合は、以下の手順で復旧できることがあります。
▼注意
データ保存先フォルダーを使用してデータ復旧する方法については、動作保証外です。以下の手順は参考情報であり、データの復旧を保証するものではありません。メールデータなどをバックアップ/リストアする必要がある場合は、ユーザー管理ツールのバックアップ/リストア機能を使用してください。
操作は次の流れで行います。
I これまでのデータ保存先フォルダー内を確認する
■操作
- これまでのデータ保存先フォルダーを開きます。
データ保存先は、初期設定では以下の場所に保存されています。これまでのパソコン(ハードディスク)内の以下の場所にあるフォルダーをエクスプローラーで開いてください。
※エクスプローラーを起動する方法は、こちらを参照してください。
※データ保存先を変更していたり、別の場所にコピーしている場合はそのフォルダーを開いてください。
- Windows 11/10/8.1/7/Vistaの場合
?:\Users\(ユーザー名)\AppData*1\Roaming\Justsystem\Shuriken\(ユーザー名)
- Windows XPの場合
?:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data*1\Justsystem\Shuriken\(ユーザー名)
※?にはShurikenをセットアップしたドライブのドライブ名が入ります。
*1初期状態では隠しフォルダーに設定されているため、これらのフォルダーはエクスプローラーに表示されません。表示する方法はこちらを参照してください。
- Windows 11/10/8.1/7/Vistaの場合
- フォルダー内に「jsvrsc.dat」ファイルが存在するか確認します。
※「jsvrsc.dat」ファイルが存在しない場合は、以下の手順を実行することができません。
これまで使用していたShurikenのバージョンによって、「jsvrsc.dat」ファイルが存在するかどうかは異なります。
II データを復旧する
■操作
- Shuriken、Shurikenの着信監視が起動している場合は終了します。
- キーボードで、Windowsキーと[R]キーを同時に押します。
「ファイル名を指定して実行」が表示されます。
- [名前]欄に以下のように入力し、[OK]をクリックします。
"<Shurikenセットアップ先フォルダーのフルパス>"▲/register/"<これまでのデータ保存先フォルダーのフルパス>"
※▲は、半角スペースを表します。
※<Shurikenセットアップ先フォルダーのフルパス>は、全体を「"」で囲みます。
※<これまでのデータ保存先フォルダーのフルパス>は、全体を「"」で囲みます。
【入力例】
以下は、セットアップ先フォルダー:C:\JUST\INTERNET\JsvMail.exe、これまでのデータ保存先フォルダーのパス:D:\Shurikenの場合の入力例です。"C:\JUST\INTERNET\JsvMail.exe"▲/register/"D:\Shuriken" - 「新しくユーザーを設定しました。Shurikenを起動しますか」と表示されるので、[OK]をクリックします。
新規ユーザーが作成され、データが復元されます。
※すでに同じユーザー名が存在する場合は、連番が付加されます。
III データ保存先フォルダーを変更する
■操作
上記手順を実行後、データ保存先フォルダーは、U-3で指定した場所に設定されています。必要に応じて、データ保存先フォルダーを変更します。データ保存先フォルダーを変更する方法は、次のFAQを確認してください。
■関連情報