「ネットショップ・オーナー」は、基本的には1台のパソコンにインストールして、1つのショップを管理するソフトです。同時に複数のパソコンから1つのショップを管理することはできません。
しかし、以下のような方法で、複数のパソコンから分担して作業をすることができます。
I 「ショップデータのインポート・エクスポート」機能を利用する
Web制作会社がページ制作を代行する場合や、社内で分担するなどの場合は、「ショップデータのインポート・エクスポート」機能でショップデータの入出力を行うことにより、「ページデザイン」および「商品管理」の機能を使用する作業を分担することができます。
「ショップデータ」は、「商品管理」と「ページデザイン」で入力された、ショップページを構成するデータです。(注文データや顧客データは含みません。)
一方の「ネットショップ・オーナー」でエクスポートしたショップデータを、もう一方の「ネットショップ・オーナー」にインポートすることにより、ページデザインと商品管理で入力したデータだけをそのまま移行することができます。
※アップロードおよび注文データの受信は、必ずどちらか一方の「ネットショップ・オーナー」からのみ行ってください。両方で行うと、両者間でデータの不整合が起こってしまいます。
※「ネットショップ・オーナー」は、1ライセンスに付き1台のパソコンにインストールできます。複数のパソコンにインストールするには、パソコンの台数分のライセンスが必要です。
詳しくは、以下のページをご覧ください。
II Windowsの「リモートデスクトップ」機能を利用する
Windows XP Professional、Windows Vista Business以上、Windows 7 Professional以上 をご使用の場合は、Windowsの機能である「リモートデスクトップ」を利用する方法があります。
「リモートデスクトップ」を利用することにより、「ネットショップ・オーナー」をインストールしたパソコンに対し、LANまたは外部のネットワークから接続して、他のパソコンから遠隔操作して使用することができます。
(この場合は、「ネットショップ・オーナー」をインストールするパソコンは1台なので、ライセンスは1つとなります。)
「リモートデスクトップ」について詳しくは、マイクロソフトのWebサイト等をご覧ください。
- リモートデスクトップ接続を使用して別のコンピュータに接続する(Vista)
- リモートデスクトップ接続:よくある質問(Vista)
- リモートデスクトップの使用(XP)
- 機能紹介 リモートデスクトップ編(XP)
※同時に2人以上のユーザーが接続して操作することはできません。
※「リモートデスクトップ」は、マイクロソフト社のWindowsの機能です。設定方法、使用方法については、ネットワーク管理者またはマイクロソフト社にお問合せください。