人名・地名・単漢字は、IVS辞書を利用してIVSに変換できます。
また、変換中にIVS選択ウィンドウを表示して、IVSに変換することもできます。
▼注意
- Unicodeに対応していないアプリケーションには、正しく入力できない場合があります。
- IVSを利用するには、「一太郎2014 徹」に搭載されている「IPAmj明朝フォント」などのIVSに対応したフォントが必要です。
I IVS辞書を利用する
■操作
- 言語バーの [メニュー]*1をクリックし、基本のメニューから[プロパティ(環境設定)]を選択します。
*1ATOKパレットをお使いの場合は、ATOKパレットの [メニュー]をクリックします。
※Windows 8.1/8の場合で、言語バーを表示しない設定にしているときは、デスクトップ画面のタスクバーの[あ]を右クリックまたは長押しして表示されるメニューから[ATOKメニュー]を選択します。
- [辞書・学習]シートを選択します。
- [辞書セット一覧]で、[人名変換辞書セット]を選択します。
- 辞書セットの内容を表示している一覧で、[IVS辞書]の をクリックして にします。
※辞書が一覧にない場合は、[辞書の追加・削除]をクリックして[人名変換辞書セットの内容]に辞書を追加します。
- [辞書セット一覧]で、[郵便番号辞書セット]を選択します。
- 辞書セットの内容を表示している一覧で、[IVS辞書]の をクリックして にします。
※辞書が一覧にない場合は、[辞書の追加・削除]をクリックして[郵便番号辞書セットの内容]に辞書を追加します。
- [OK]をクリックします。
[F2]キーや[F3]キーでIVSに変換できるようになります。
II IVS選択ウィンドウを利用する
※Windows Vista/Windows XPの場合は、IVS選択ウィンドウは利用できません。
また、タッチキーボードの場合も利用できません。
■操作例
【「辻」から「」に変換する】
- 「つじ」と入力します。
- スペースキーを押して変換します。
最初の変換候補が表示されます。
- 「辻」が一度で表示されない場合、もう一度スペースキーを押します。
ほかの変換候補が表示されます。
- 「辻」を反転表示させ、[Home]キーを押して確定します。
IVS選択ウィンドウが表示されます。
※IVS選択ウィンドウに「選択できる字形がありません」と表示された場合は、「こんなときは」を確認します。
- をクリックして確定します。
が入力されます。
●こんなときは
■操作
IVS選択ウィンドウに「選択できる字形がありません」と表示された場合は、IVS選択ウィンドウ上で右クリックし、表示されるメニューから[Adobe-Japan1]または[Hanyo-Denshi]の選択されていないほうをクリックしてIVSを切り替えます。
一太郎に搭載されている「IPAmj明朝フォント」を使う場合は、[Hanyo-Denshi]のほうを選択します。