文書スタイルで、横書き時の上端と下端マージン、または縦書き時の左端と右端マージンを同じ数値に設定していても、印刷結果では末尾のほう(横書きの場合は下端マージン、縦書きの場合は左端マージン)が設定値より若干、大きくなってしまいます。
これは下記のような仕組みによるものです。
- 印字開始位置からマージンの設定値を確保したあと、印刷領域を計算し、計算上の余りが末尾のマージン(横書き:下端マージン、縦書き:左端マージン)に足された状態になります。
- 一太郎では、行間罫線のための領域である行間を含んで、1行の領域を確保するようになっています。この行間は各ページの最終行にも確保されるため、行間分の余白が末尾のマージンに足されたように見えます。
それぞれのマージンを同じように印刷したい場合は、末尾のマージン(横書き:下端マージン、縦書き:左端マージン)を、印字開始側のマージン(横書き:上端マージン、縦書き:右端マージン)よりも小さく設定してお試しください。