Word 2016/2013/2010/2007を使っている場合は、編集画面からJust Right!を起動して、作成中の文書の内容をチェックできます。
Just Right!で指摘を訂正したら、編集結果をWordに反映できます。
※Word 2016/2013/2010の場合、保護されたビューや競合解決モードでファイルを開いているときは校正実行できません。
■操作
1 Wordからチェックを実行する
- Word上でWordファイルを開きます。
※Word文書の書式や使用している機能によっては、Word文書の内容をJust Right!に取り込めなかったり、Just Right!上で編集した内容をWordに反映できなかったりすることがあります。書式の設定や図の挿入などは、Just Right!で文章を校正したあとに行うことをお勧めします。
- [Just Right]タブで[校正実行]をクリックします。
Word文書を編集したあと保存していない場合は、Word文書を保存するかしないかを確認するメッセージが表示されます。 校正を実行する前の文書を残すかどうかを決めて、操作を進めます。
[キャンセル]をクリックすると操作は中止され、Just Right!は起動しません。- 校正を実行する前の文書を残しておきたい場合
[はい]をクリックし、文書を保存します。
- 校正を実行する前の文書を残す必要がない場合
[いいえ]をクリックします。
- 校正を実行する前の文書を残しておきたい場合
- Word文書を校正する際の注意メッセージが表示される場合は、[確認]をクリックして操作を進めます。
[次回からこのメッセージを表示しない]をオンにしてから[確認]をクリックすると、次回からこのメッセージは表示されません。
Word文書の内容が読み込まれた状態でJust Right!が起動し、すぐにチェックが実行されます。※Just Right!を終了するまで、Wordでは操作できない状態になります。 また、複数のWordを起動していた場合は、ほかのWordの操作もできなくなります。
2 指摘を確認・訂正してWordに反映する
- チェック結果がメッセージで表示されるので、[OK]をクリックします。
編集画面で、最初の指摘個所が選択された状態になります。
- 指摘を確認・訂正します。
なお、Just Right!上では、一部、編集操作が制限されます。
- 訂正が終わったら、[ファイル-反映してWordに戻る]を選択します。
Just Right!が終了して、[編集内容]ダイアログボックスが表示されます。
※Just Right!のタイトルバー右端にある[閉じる]をクリックするのも同じです。
※編集結果を反映しない場合は、[ファイル-反映せずにWordに戻る]を選択します。
- Just Right!上で編集した内容を、まとめて反映するか、1つずつ確認しながら反映するかを選択して、Word上の文書に反映します。
[キャンセル]をクリックすると、Just Right!上で編集した内容はすべて破棄され、Word上には反映されません。
- 編集した内容をまとめて反映する場合
[すべて反映]をクリックします。
編集した内容が、まとめてWord上に反映されます。 - 編集した内容を、1つずつ確認しながら反映する場合
[1つずつ反映]をクリックします。
一覧に表示された内容の上から順に、Word上の該当個所にジャンプし、[反映の確認]ダイアログボックスが表示されます。 訂正前と訂正後の内容を確認し、Word上に反映する場合は[反映して次へ]を、反映しないで次の内容に進む場合は[次へ]をクリックします。
[終了]をクリックすると、表示されている編集項目の反映を中止し、以降の反映の確認操作も中止されます。
Word上に反映しなかった、または反映できなかった編集項目があった場合は、[未反映の編集項目]ダイアログボックスが表示されます。
- 編集した内容をまとめて反映する場合
- 未反映の編集項目を確認し、[閉じる]をクリックします。
未反映の編集項目の一覧を残しておきたい場合は、[別文書に出力]をクリックします。
Wordの別文書として、未反映の編集項目の一覧が出力されます。
▼注意
- 次の場合は、WordからJust Right!を起動できません。
- Wordに文字がない場合
- Wordの[文書の保護]機能で編集が制限されている場合
- ヘッダー・フッターの領域の文字列を指定した場合
- 次の場合は、校正を実行するかしないかを選択するメッセージが表示されます。
- Wordで検索などのダイアログボックスを開いている場合
- Visual Basic Editorが起動している場合
- すべての領域のデータを、まとめて校正することはできません。
- Wordに反映できる編集項目は、最新の10,000件です。
操作が上限に達した時点で、Wordへの反映を促すメッセージが表示され、Just Right!が終了します。 [編集内容]ダイアログボックスが表示されるので、Wordへ反映します。
- Word上で使用している書式や機能によっては、Just Right!上で編集した内容を反映できないことがあります。
また、Unicodeのサロゲート ペアの文字を、範囲に含んでいたり、Just Right!上で入力したりした場合、Wordへ反映することはできません。