[サポートFAQ]
ライン
更新日:2002.02.08 - 情報番号:000102
ライン
Q 一太郎/ATOKで作成したデータ・辞書や設定ファイルのバックアップ
ライン
A FAQ改善アンケートにご協力ください
一太郎で作成した文書ファイルや住所録、ATOKで単語登録した辞書、一太郎やATOKで設定を変更した内容を記憶したファイルを、バックアップする方法です。


バックアップが必要になる可能性のあるファイル

バックアップの取り方

バックアップした内容を復元する

I バックアップが必要になる可能性のあるファイル


次のファイルが、バックアップの対象となります。
  1. 一太郎文書
    一太郎で作成されたワープロ文書です。
    ファイルの拡張子は[*.jtd/jtt/jfw/jvw/jbw/juw/jaw/jtw/jsw/jtdc/jttc]です。
    ただし、保存形式によっては、拡張子が[*.txt/doc/rtf/htm/html]などになっている場合もあります。

  2. 住所録ファイル
    一太郎の[ツール-拡張機能-住所録]、もしくは[ナビ-よく使うテンプレート-開く-はがき作成]から作成した住所録です。
    ファイルの拡張子は[*.jsr]です。

  3. 環境ファイル
    一太郎の画面表示の設定や、ツールボックス・メニュー・キー割付の内容を登録したファイルの設定と、各ファイルの内容を記憶しておくファイルです。
    ファイルの拡張子は[*.tef]です。
    このファイルは、一太郎を起動し、[ツール-環境ファイル-ファイル保存]を実行することで作成されます。

  4. ATOK辞書(ユーザー辞書)
    ATOKに登録された単語や学習情報などを記憶しているファイルです。
    ファイルの拡張子は[*.dic]です。
    例)ATOK15U1.dic、ATOK15U2.dic、ATOK15U3.dicなど
    ※初期設定のまま標準辞書に単語登録した場合は、[ATOK15U1.dic]ファイルのみのバックアップで構いません。

  5. ATOKスタイルファイル
    ATOKでのキー・ローマ字・色のカスタマイズ内容を記憶しているファイルです。
    ファイルの拡張子は[*.sty]です。
    例)USER.STY
    ※具体的なスタイルファイル名を確認する方法
    1. ATOK15プロパティを起動し、[キー・ローマ字・色]シートをクリックします。
    2. [スタイル一覧]の中から必要なスタイルにカーソルを合わせます。
    3. [名称変更]をクリックします。
    4. [ファイル名]に薄い色で表示されているのが、具体的なファイル名です。
上記1.〜3.の保存場所は、初期値では、?:¥JUST¥ドキュメント¥MYHOMEフォルダ、もしくは、以下のフォルダです。
  • Windows XP/2000の場合
    ?:¥Documents and Settings¥<各ユーザー名>¥My Documents

  • Windows Me/98の場合
    Windowsの[コントロールパネル-ユーザー]で、複数ユーザー用の設定をしているかしていないかで場所が変わります。

    ・複数ユーザーで使用する設定にしていない場合
      ?:¥My Documents
    ・複数ユーザーで使用する設定にしている場合
      ?:¥Windows¥Profiles¥<各ユーザー名>¥My Documents

  • Windows NT4.0の場合
    ?:¥WinNT¥<各ユーザー名>¥My Documents
上記4.〜5.の保存場所は、初期値では以下のフォルダです。
  • Windows XP/2000の場合
    ?:¥Documents and Settings¥<各ユーザー名>¥Application Data¥Justsystem¥ATOK15

  • Windows Me/98の場合
    Windowsの[コントロールパネル-ユーザー]で、複数ユーザー用の設定をしているかしていないかで場所が変わります。

    ・複数ユーザーで使用する設定にしていない場合
      ?:¥Windows¥Application Data¥Justsystem¥ATOK15
    ・複数ユーザーで使用する設定にしている場合
      ?:¥Windows¥Profiles¥<各ユーザー名>¥¥Application Data¥Justsystem¥ATOK15

  • Windows NT4.0の場合
    ?:¥WinNT¥Profiles¥<各ユーザー名>¥Application Data¥Justsystem¥ATOK15

II バックアップの取り方


<1> バックアップするデータを保存するフォルダを作成する

フォルダを作成するドライブは、空き容量があるドライブであれば、どこでもかまいません。
以下では、間違いの少ないように、ドライブのすぐ下にフォルダを作成する手順になっています。
エクスプローラの操作に慣れている方は、任意の場所に変更して作成しても問題ありませんが、<Just>や<Program Files¥Justsystem>フォルダ以下には作成しないでください。
  1. エクスプローラを起動します

  2. ハードディスクのドライブアイコンをクリックし、[ファイル-新規作成-フォルダ]を選択します。
    [新しいフォルダ]という名前で新規フォルダが表示され、フォルダ名の入力待ち状態になります。

  3. そのまま[Enter]キーを押し、[新しいフォルダ]という名前で新規フォルダを作成します。
<2> バックアップを実行する

<1>で作成した<新しいフォルダ>にバックアップしたいファイルをコピーします。
以下の手順では、初期設定からデータの作成場所や設定個所を変更していない場合を想定しています。
変更している場合は、それに合わせてバックアップを行ってください。
  1. エクスプローラを起動します

  2. 上記バックアップが必要になる可能性のあるファイルを参考にし、バックアップするファイルをクリックします。
    1つ目のファイルをクリックした後、2つ目以降のファイルを[Ctrl]キーを押しながらクリックすると、複数のファイルを連続して選択することができます。

  3. バックアップしたいファイルが選択されている状態で、エクスプローラのメニューから[編集-コピー]を選択します。

  4. <1>で作成した<新しいフォルダ>をクリックし、エクスプローラのメニューから[編集-貼り付け]を選択します。
    <新しいフォルダ>内に、<2>-2で選択したファイルがコピーされます。
<3> バックアップしたファイルをパソコンの外へ移動させる(必要な場合のみ)

ハードディスクをすべて初期化したり、パソコンを出荷当時の状態にリカバリする場合は、バックアップしたファイルを、FD、CD-R(RW)、MOなどの外部メディアや、ネットワークで繋がっている別のパソコンや、インターネット上のディスクスペースなどにコピーしておきます。

[参考FAQ]

インターネットディスクをご利用の場合は、一太郎12の環境ファイルを、インターネットディスク上に保存することができます。
インターネットディスクを使って、環境ファイルをアップロード/ダウンロードする方法

III バックアップした内容を復元する


バックアップしたファイルを、セットアップで新しく作成されたフォルダにコピーします。
以下の作業は、一太郎の再セットアップの手順がすべて終了してから実行します。

[注意]

動作不正が原因で再セットアップを実行した場合、正常に動作することを確認してから、バックアップファイルを戻してください。
再セットアップした直後は正常で、バックアップしたファイルを元に戻すと動作が不正になる場合、バックアップしたファイルに不正な情報が記憶されていると考えられます。
  1. エクスプローラを起動します

  2. バックアップ時に作成した<新しいフォルダ>アイコンをクリックします。
    バックアップをとっておいたファイルが一覧表示されます。
    バックアップしたファイルをパソコンの外へ移動させていた場合は、それぞれの状況に応じて、バックアップしたファイルをエクスプローラで表示させます。

  3. 上記バックアップが必要になる可能性のあるファイルを参考にし、それぞれ元に戻したいファイルをクリックします。

  4. 元に戻したいファイルが選択されている状態で、エクスプローラのメニューから[編集-コピー]を選択します。

  5. ファイルを戻したいフォルダを選択して、エクスプローラのメニューから[編集-貼り付け]を選択します。
    「〜新しいファイルを上書きしますか?」と表示された場合は、[すべて上書き(A)]をクリックします。
    3.で選択したファイルが、5.でクリックしたフォルダにコピーされます。
補足
  • 環境ファイルについては、ファイルをコピーしただけでは一太郎の設定に反映されません。反映させるには、以下の操作を行ってください。

    1. 一太郎を起動し、[ツール-環境ファイル-ファイル読込]を選択します。
    2. [実行]をクリックします。
    3. 「環境の更新が終了しました。」と表示されたら、[確認]をクリックします。

  • ATOK15のスタイルファイルは、コピーしただけでは使用できない場合があります。
    その場合は、以下の方法でスタイルの追加を行ってください。
    スタイル一覧に以前使用していたスタイル名が表示されている場合は、スタイルの選択のみで構いません。

    1. スタイルの追加を行う

      1. ATOK15プロパティの[キー・ローマ字・色]シートをクリックします。
      2. [追加]をクリックします。
      3. [既存スタイルファイルの追加]をオンにします。
      4. [スタイルファイル]の右側の[参照]をクリックし、追加したいスタイルファイルを選択します。
      5. [開く]をクリックします。
        [スタイルファイル]にスタイルファイル名が入力された状態になります。
      6. [スタイル名]に任意の名前を入力し、[OK]をクリックします。

    2. スタイルの選択を行う

      1. [スタイル一覧]で、使用したいスタイル名を選択し、[スタイルの選択]をクリックします。
        スタイル名の前に、現在のスタイルである印の赤いが付きます。
      2. [OK]をクリックして、プロパティの画面を閉じます。
ライン

この情報は、お客様のお役に立ちましたか?

送信
ライン
※本情報の内容は、予告なく変更することがあります。
※本情報の一部または全部を無断で転載及び複写することを禁止します。
※記載された会社名、製品名は、弊社または各社の登録商標もしくは商標です。
弊社の登録商標についてはこちらをご参照ください。