[サポートFAQ]
ライン
更新日:2002.07.18 - 情報番号:001745
ライン
Q 話者を設定する方法(ICD-MS500/BPシリーズをお持ちの場合)
ライン
A FAQ改善アンケートにご協力ください
ICレコーダーをマイクとして使用して、話者を登録しエンロールします。実際の録音状態により近いエンロールが可能になります。

※抵抗入りラインケーブルRK-G64[SONY社製]が必要です。

操作は次の流れで行います。


ICレコーダーをマイクとしてパソコンに接続する

ICレコーダーのボリュームを設定する

書き起こし用のユーザーを追加登録する

マイクの設定を行う

入出力する音量の調整を行う

クイックエンロールを行う

エンロールを行う

I ICレコーダーをマイクとしてパソコンに接続する


ICレコーダーをマイクとして使う場合は、ICレコーダーのイヤホン端子とパソコンのマイク端子を、抵抗入りラインケーブルで接続します。

※ICレコーダーのイヤホン端子の位置については、ICレコーダーに添付のマニュアルなどでご確認ください。

II ICレコーダーのボリュームを設定する


ICレコーダーのボリュームを設定します。
  • ICD-MS500の場合
    全体の3分の1の位置

  • ICD-BPシリーズの場合
    3の位置
※ICレコーダーのボリューム設定について詳しくは、ICレコーダーに添付のマニュアルなどでご確認ください。

III 書き起こし用のユーザーを追加登録する

  1. ATOKパレットのVoiceATOK ON/OFFをクリックして、VoiceATOKを起動します。

  2. タスクトレイ内のJS音声サービスアイコン上で、右クリックします。
    [タスクトレイ-JS音声サービス]

  3. 表示されたメニューから[ViaVoice設定-ViaVoiceのオプション]を選択します。
    [IBM ViaVoiceのオプション]ダイアログボックスが表示されます。

  4. [ユーザー]シートの[ユーザーの追加]をクリックします。
    [IBM ViaVoiceのオプション]

    ※ご利用のViaVoiceのバージョンによっては、画面の表示が異なる場合があります。

  5. 書き起こし用の[ユーザー名]を入力し、[デバイス]は[マイク入力]を選択して、[次へ]をクリックします。
    [ViaVoiceユーザーウィザード]


IV マイクの設定を行う

  1. [マイクロフォンの設定]ダイアログボックスで、[次へ]をクリックします。
    [マイクロフォンの設定]

  2. 「マイクロフォンの設定」を選択したあと、[マイクロフォンの種類]で使用するマイクを選択して、[次へ]をクリックします。
    [オーディオコンポーネントのセットアップ]

  3. [マイクロフォン コネクタ]で、使用するマイクのコネクタ形状を選択して、[次へ]をクリックします。
    [情報の収集-マクロフォンコネクタ]

  4. 使用するスピーカーを選択して、[次へ]をクリックします。
    [情報の収集-サウンド出力]
V 入出力する音量の調整を行う

  1. スピーカーからの音量をテストします。
    [テスト]をクリックして出力される音量を確認し、[ボリューム]をドラッグして適正な音量に調整します。
    [テスト]をクリックすると、ボタン名が[停止]に変わります。
    適正な音量に調整できたら、[停止]をクリックします。
    [オーディオ再生のテスト]

  2. [次へ]をクリックして、マイクが正しく接続されているかをテストします。
    [オーディオ再生のテスト]

  3. ICレコーダーの録音ボタンを押してから、一時停止ボタンを押し、録音一時停止状態にします。

  4. [テスト]をクリックし、マイクが拾う雑音を測定します。
    ※周囲の雑音の測定なので、何も発声しないでください。
    [マイクロフォンのテスト]

    測定し終わると、続いて、声の音量を測定します。
    [継続]をクリックして、ダイアログボックス内で指示された文章をマイクに向かって発声します。

  5. ダイアログボックス内に「マイクロフォンのテストは正しく完了しました。」と表示されたら、[次へ]をクリックします。
    [マイクロフォンのテスト-完了]

    [補足]

    正しく完了しなかったときは、ダイアログボックスのメッセージを読みながらトラブルを解決してください。

    また、マイクの音質が「よくない」という結果の場合、以下の点を確認します。
     ・[マイクの音質を改善]をクリックしてください。
      音質改善の確認ポイントが表示されます。
     ・ICレコーダーの再生音量が不足していることも考えられます。
      ICレコーダーの音量を上げてみてください。

  6. [次へ]をクリックして、マイクの音質をテストします。
    [マイクロフォン接続の完了]

  7. [開始]をクリックして、枠内の文章をマイクに向かって発声します。
    パソコンが、マイクから入力される音量を調整します。
    「ポーン」という音が聞こえると、調整完了です。
    [マイクロフォンのレベルの調整]

  8. [次へ]をクリックし、エンロール作業に進みます。
    [マイクロフォンのレベルの調整]

    いよいよエンロール作業に入ります。
    エンロールが不十分な状態では、正しい文字に変換されません。

VI クイックエンロールを行う


  1. [次へ]をクリックします。
    [エンロール]

  2. [開始]をクリックして、枠内の文章をマイクに向かって発声します。
    枠内の文章は、エンロールの方法や操作手順です。
    発声中は、右上の[マイクレベル]に音量が表示されます。
    緑色が適正音量です。
    黄色は「小さい」、赤は「大きすぎる」です。
    [クイックエンロール]

  3. ダイアログボックス下部に「処理終了。[次へ]ボタンを押してください。」と表示されたら、[次へ]をクリックします。
    [クイックエンロール-処理終了]

続いてエンロールを行います。
エンロールはあとで行うこともできますが、ここでは続けてエンロールを行う方法を説明しています。
VII エンロールを行う

  1. 「エンロールを開始する」を選択して、[次へ]をクリックします。
    [エンロール-開始]

  2. エンロールする文章から「システムの概要説明」を選択して、[次へ]をクリックします。
    エンロールする文章を選択すると、その内容と所要時間が表示されます。
    最初は、この「システムの概要説明」でエンロールすることをお勧めします。
    [文章の選択]

  3. [開始]をクリックして、枠内の文章をマイクに向かって発声します。
    先程のクイックエンロール(IV-2)と同じ要領で、発声していきます。
    右上の[マイクレベル]で音量も見ながら、発声してください。
    「システムの概要説明」のエンロール作業時間の目安は、読むのに10〜15分、解析処理に10分〜40分です。
    [システムの概要説明]

    読み終わると、次の4.のダイアログボックスが表示されます。

  4. ダイアログボックス内の説明を読んで、次の処理を選択します。
    時間の許す限り、多くの文章でエンロール(録音続行)してください。
    [文章終了]

    [録音続行]をクリックしたときは、上記2.に戻ります。
    [解析]をクリックすると、次の5.の処理を開始するダイアログボックスが表示されます。

  5. 処理が終了したら、[完了]をクリックします。
    [トレーニングの開始]

  6. [IBM ViaVoiceのオプション]ダイアログボックスが表示されるので、[ユーザー]シートの[ユーザー名]左端の▼をクリックして、書き起こし用の話者(ユーザー)以外のユーザーを選択します。
    書き起こし用の話者が、ViaVoiceのユーザーとして設定されていると、録音データを書き起こせません。
    [IBM ViaVoiceのオプション-ユーザー]

    ※ご利用のViaVoiceのバージョンによっては、画面の表示が異なる場合があります。

  7. [OK]をクリックします。
    これでエンロール作業は完了です。

  8. ViaVoiceを終了します。

「II . 書き起こし用の話者についての設定を行う」に戻る
ライン

この情報は、お客様のお役に立ちましたか?

送信
ライン
※本情報の内容は、予告なく変更することがあります。
※本情報の一部または全部を無断で転載及び複写することを禁止します。
※記載された会社名、製品名は、弊社または各社の登録商標もしくは商標です。
弊社の登録商標についてはこちらをご参照ください。