[サポートFAQ]
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更新日:2002.06.07 - 情報番号:001855
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Q ICレコーダーをマイクとして、新たに話者を登録する方法
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A FAQ改善アンケートにご協力ください
ViaVoiceを使ってOLYMPUS社製ICレコーダーで録音したファイルを書き起こすためには、書き起こし専用の話者(ユーザー)を設定する必要があります。ICレコーダーをマイクとして使用し、エンロールを行います。

操作は次の流れで行います。


ICレコーダーをマイクとしてパソコンに接続する

書き起こし用のユーザーを追加登録する

マイクの設定を行う

入出力する音量の調整を行う

クイックエンロールを行う

エンロールを行う

I ICレコーダーをマイクとしてパソコンに接続する


ICレコーダーのイヤホン端子とパソコンのマイク端子を、ICレコーダーに付属しているケーブルで接続します。
Voice-Trek DS-10の場合は、USBケーブルで接続することもできます。
詳細はVoice-Trek DS-10の取扱説明書を参照ください
ICレコーダーによっては、別売りになっている場合があります。

II 書き起こし用のユーザーを追加登録する

  1. ATOKパレットのVoiceATOK ON/OFFをクリックして、VoiceATOKを起動します。

  2. タスクトレイ内のJS音声サービスアイコン上で、右クリックします。
    [タスクトレイ-JS音声サービス]

  3. 表示されたメニューから[ViaVoice設定-ViaVoiceのオプション]を選択します。
    [IBM ViaVoiceのオプション]ダイアログボックスが表示されます。

  4. [ユーザー]シートの[ユーザーの追加]をクリックします。
    [IBM ViaVoiceのオプション]

    ※ご利用のViaVoiceのバージョンによっては、画面の表示が異なる場合があります。

  5. 書き起こし用の[ユーザー名]を入力し、[デバイス]は[DSSファイルの認識]を選択して、[次へ]をクリックします。
    [ViaVoiceユーザーウィザード]


III マイクの設定を行う

  1. [マイクロフォンの設定]ダイアログボックスで、[次へ]をクリックします。
    [マイクロフォンの設定]

  2. 「入力デバイスの設定」を選択して、[次へ]をクリックします。
    [オーディオコンポーネントのセットアップ]

IV 入出力する音量の調整を行う

  1. スピーカーの音量をテストします。
    [テスト]をクリックして出力される音量を確認し、[ボリューム]をドラッグして適正な音量に調整します。
    [テスト]をクリックすると、ボタン名が[停止]に変わります。
    適正な音量に調整できたら、[停止]をクリックします。
    [オーディオ再生のテスト]

  2. [次へ]をクリックして、マイクが正しく接続されているかをテストします。

  3. DS-10とパソコンの接続方法を確認して、[次へ]をクリックします。
    [オーディオ再生のテスト]

  4. ICレコーダー右側面の[フォルダ]ボタンを押したままにします。
    以降、ICレコーダーをマイクとして使うときは、[フォルダ]ボタンを押したままにしてください。

  5. [テスト]をクリックし、マイクが拾う雑音を測定します。
    周囲の雑音の測定なので、何も発声しないでください。
    [マイクロフォンのテスト]

    測定し終わると、続いて、声の音量を測定します。
    [継続]をクリックして、ダイアログボックス内で指示された文章をマイクに向かって発声します。

  6. ダイアログボックス内に「入力デバイスのテストは正しく完了しました。」と表示されたら、[次へ]をクリックします。
    [マイクロフォンのテスト-完了]

    [補足]

    正しく完了しなかったときは、ダイアログボックスのメッセージを読みながらトラブルを解決してください。

    また、マイクの音質が「よくない」という結果の場合、[マイクの音質を改善]をクリックしてください。
    音質改善の確認ポイントが表示されます。

  7. [次へ]をクリックして、マイクの音質をテストします。
    [マイクロフォン接続の完了]

  8. [開始]をクリックして、枠内の文章をマイクに向かって発声します。
    パソコンが、マイクから入力される音量を調整します。
    「ポーン」という音が聞こえると、調整完了です。
    [マイクロフォンのレベルの調整]

  9. [次へ]をクリックし、エンロール作業に進みます。

    いよいよエンロール作業に入ります。
    エンロールが不十分な状態では、正しい文字に変換されません。

V クイックエンロールを行う


  1. [次へ]をクリックします。
    [エンロール]

  2. [開始]をクリックして、枠内の文章をマイクに向かって発声します。
    枠内の文章は、エンロールの行い方です。
    発声中は、右上の[マイクレベル]に音量が表示されます。
    緑色が適正音量です。
    黄色は「小さい」、赤は「大きすぎる」です。
    [クイックエンロール]

  3. ダイアログボックス下部に「処理終了。[次へ]ボタンを押してください。」と表示されたら、[次へ]をクリックします。
    [クイックエンロール-処理終了]

続いてエンロールを行います。
※エンロールはあとで行うこともできますが、ここでは続けてエンロールを行う方法を説明しています。
VI エンロールを行う

  1. 「エンロールを開始する」を選択して、[次へ]をクリックします。
    [エンロール-開始]

  2. エンロールする文章から「システムの概要説明」を選択して、[次へ]をクリックします。
    エンロールする文章を選択すると、その内容と所要時間が表示されます。
    最初は、この「システムの概要説明」でエンロールを行うことをお勧めします。
    [文章の選択]

  3. [開始]をクリックして、枠内の文章をマイクに向かって発声します。
    先程のクイックエンロール(V-2)と同じ要領で、発声していきます。
    右上の[マイクレベル]で音量も見ながら、発声してください。
    「システムの概要説明」のエンロールを行う時間の目安は、読むのに10〜15分、解析処理に10分〜40分です。
    [システムの概要説明]

    読み終わると、次の4.のダイアログボックスが表示されます。

  4. ダイアログボックス内の説明を読んで、次の処理を選択します。
    時間の許す限り、多くの文章でエンロール(録音続行)してください。
    [文章終了]

    [録音続行]をクリックしたときは、上記2.に戻ります。
    [解析]をクリックすると、次の5.の処理を開始するダイアログボックスが表示されます。

  5. 処理が終了したら、[完了]をクリックします。
    [トレーニングの開始]

  6. [IBM ViaVoiceのオプション]ダイアログボックスが表示されるので、[ユーザー]シートの[ユーザー名]左端の▼をクリックして、書き起こし用の話者(ユーザー)以外のユーザーを選択します。
    書き起こし用の話者が、ViaVoiceのユーザーとして設定されていると、録音データを書き起こせません。
    [IBM ViaVoiceのオプション-ユーザー]

    ※ご利用のViaVoiceのバージョンによっては、画面の表示が異なる場合があります。

  7. [OK]をクリックします。
    これでエンロール作業は完了です。

  8. ViaVoiceを終了します。

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