[ATOK10辞書ユーティリティ]の[一括処理]-[単語一括処理]を実行します。
◆操作手順
- [ATOK辞書]に単語の登録・削除を実行する辞書を設定する。
[辞書設定]をクリックすると、ATOK10プロパティで設定している辞書の一覧を参照することができます。
- [単語ファイル]に登録・削除する単語ファイルの名前を入力する。
[参照]をクリックすると、ハードディスクやフロッピィディスク内にあるテキストファイルを参照することができます。
- [単語ファイル形式]を選択する。
作成した単語ファイルの形式を選択します。
他の日本語変換システムの単語ファイル形式で作成した場合は、[単語ファイル形式]で作成元の日本語変換システム名を選択します。
- [出力ファイル]欄にドライブとフォルダ名を入力する。
登録できなかった単語の一覧をファイルに保存する場合に、名前を任意に入力します。必須ではありません。
- ファイルにUnicodeで保存したい場合は、[Unicodeで出力する]にチェックマークを入れる。
チェックマークを入れない場合は、シフトJISコードで保存します。
- [登録]をクリックする。
単語ファイルから辞書へ、単語を登録します。
◆補足
- [ATOK10辞書]にはATOK10用の辞書以外は、設定できません。
- [削除]をクリックすると単語ファイルを使用して、辞書から単語を削除することができます。
- シフトJIS範囲外のUnicodeの文字をシフトJISコードで保存すると「?」に置き換わります。
◆参考
[単語ファイルの形式]
単語一括処理コマンドで使用する単語ファイルは、次のような形式で作成したテキストデータのファイルを使用します。
- 単語ファイルに入力された品詞がATOK10の品詞体系であることを表すために、ファイルの先頭に !!DICUT10と入力し、改行する。
- 「読み、単語、品詞」を読点(、)またはカンマ(,)で区切り、品詞の後ろで改行する。
- テキストファイル形式で保存する。
<単語ファイル例>
!!DICUT10
まさしげ、正成、固有人名[改行]
FD、フロッピーディスク、名詞[改行]
かいしゃ、ジャストシステム、固有組織[改行]
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