省入力機能と推測変換機能は、同じ情報(確定履歴)を使用して候補を表示しています。
そのため、次の操作を行うと、省入力候補と推測変換候補の両方で表示されなくなります。

以下の２通りの方法があります。

特定の省入力候補(推測変換候補)を削除する方法 すべての省入力候補(推測変換候補)を削除する方法 こんなときは

Ｉ 特定の省入力候補(推測変換候補)を削除する方法

1. 削除したい省入力候補を画面上に表示させる。
   確定はせず、青く反転した未確定の状態にしてください。
   ※省入力候補を呼び出すには、次の２つの方法があります。
   
   • 先頭の文字入力し、[Tab]キーを押す。
   • 先頭の文字を入力し、スペースキーで変換する。→　変換候補の0番を選択する。
     
   
   
2. [Ctrl]+[Delete(DEL)]キーを押す。
   
   
3. 「削除してもよろしいですか？」と表示されるので、[はい]をクリックする。
   

II すべての省入力候補(推測変換候補)を削除する方法

1. （ATOKパレット）上で右クリックし、[プロパティ]を選択する。
   
   
2. [入力・変換1]シートで、[推測変換]の右にある[設定]をクリックする。
   
   
3. [確定履歴のクリア]をクリックする。
   クリックすると保存した確定履歴をすべて削除します。
   [キャンセル]をクリックしても、削除した履歴は元に戻りません。
   

こんなときは

省入力候補・推測変換候補が表示されないようにする

1. （ATOKパレット）上で右クリックし、[プロパティ]を選択する。
   
   
2. [入力・変換1]シートで、[推測変換]の右にある[設定]をクリックする。
   
   
3. [確定履歴のクリア]をクリックして、保存されている確定履歴をすべて削除する。
   
   
4. [確定履歴の保存]の欄をクリックし、「しない」を選択する。
   
   
5. [OK]をクリックする。
   今後、確定履歴を保存しません。
   そのため、これ以降に確定した文字列は、省入力や推測変換の候補になりません。
   確定履歴が存在しないときは、候補は表示されません。
   

補足

通常の候補ウィンドウに表示される省入力候補(0番)を非表示にするだけでよい場合は、 ATOK13プロパティの[入力・変換2]シートの[候補ウィンドウ設定]で[省入力候補の追加]を「追加しない」に変更し、 [OK]をクリックします。
この場合、推測変換候補や[Tab]キーを押したときの省入力候補は表示されます。