[サポートFAQ]
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更新日:2001.02.15 - 情報番号:002603
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Q たくさんの単語を一度に登録したい(単語ファイルを作成して、辞書に登録する方法)
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A FAQ改善アンケートにご協力ください
単語ファイル(テキストファイル)を利用して、まとめて単語を登録することができます。
単語ファイルは、決められた書式のデータで用意します。

[参考FAQ]

単語を一つずつ登録する場合は、こちらのFAQを参照してください。
よく使用する単語を辞書に登録したい(単語登録の方法)


ATOK14の単語ファイルを作成する

一括登録を実行する

I ATOK14の単語ファイルを作成する


一太郎やメモ帳など、テキストを編集できるアプリケーション上で、テキスト形式の単語ファイルを作成します。
ここでは、メモ帳で操作する場合を例にご説明します。

  1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム-アクセサリ-メモ帳]を選択する。
    Windows添付のメモ帳が起動します。

  2. 下記 [単語ファイル例] を参考に、単語ファイルの内容を入力する。

    1. ファイルの先頭に半角で !!DICUT14 と入力し、改行する。
      ATOK14の単語ファイルであることを識別するために必要です。必ず入力してください。

    2. 「読み、単語、品詞」をタブで区切り、品詞の後ろで改行する。

        ・[Tab]キーを押すと、タブが入力できます。
        ・ATOK14の品詞の種類は、ATOK14の品詞の種類 をご覧ください。

    [単語ファイル例]

    *半角の感嘆符 !! で始まる行は、単語に関する説明などの注釈行にすることができます。
    ファイルの内容や作成日などの単語ファイル(テキスト形式)に関する情報を入力しておくと便利です。
    注釈行は単語ファイルの途中にも入力することができます。

    例

  3. [ファイル-名前を付けて保存]を選択する。

  4. [保存する場所]で単語ファイルを作成したい場所を指定する。

  5. [名前]にファイル名を入力し、[OK]をクリックする。
    操作4.で指定した場所に単語ファイルが保存されます。
II 一括登録を実行する


  1. ATOKパレット上で右クリックし、メニューから[辞書メンテナンス-辞書ユーティリティ]を選択する。

  2. [一括処理]をクリックして、[単語一括処理]シートを選択する。

  3. [ATOK辞書]に、単語登録を実行する辞書セットまたは辞書ファイルを設定する。
    単語を一括登録する辞書を設定します。
    初期設定でよい場合は、「標準辞書セット」を設定します。
    右端の▼をクリックすると、希望する辞書セットを選択することができます。
    [辞書設定]をクリックすると、辞書セットまたは辞書ファイルを選択することができます。

    [注意]
    [ATOK辞書]には、ATOK14用の辞書セットまたは辞書ファイル以外は設定できません。

  4. [単語ファイル]に『 I ATOK14の単語ファイルを作成する 』で作成した単語ファイルを指定する。

    例) Cドライブに保存した単語ファイルを指定する場合
    1. [参照]をクリックする。
    2. [ファイルの場所]の欄をクリックし、Cドライブを選択する。
    3. ファイルの一覧に、ファイル名が表示されるので選択し、[開く]をクリックする。

  5. [単語ファイル形式]を選択する。
    作成した単語ファイルの形式を選択します。
    今回のように、ATOK14の単語ファイル形式で作成した場合は、「ATOK」から変更する必要はありません。

  6. [出力ファイル]に、ドライブ・フォルダ・ファイル名を入力する。
    登録できなかった単語情報を保存するファイル名を設定します。
    登録できなかった単語があった場合に、その単語と原因の一覧をファイル(MS-DOSのテキスト形式のファイル)として作成します。

      例) Cドライブに「MITOROKU.TXT」の名前で作成する場合 … C:\MITOROKU.TXT
        *ファイル名は、ドライブ・フォルダ名から入力します。
        *半角で入力します。
        *大文字・小文字は関係ありません。

    ※出力ファイルの利用方法は、出力ファイルの使い方に記載があります。

  7. ファイルにUnicodeで保存したい場合は、[Unicodeで出力する]をオンにする。
    登録できなかった単語を保存するとき、シフトJISコードで保存するか、Unicodeで保存するかを選択します。
    シフトJIS範囲外のUnicodeの文字をシフトJISコードで保存すると、?に置き換わります。
    オフの場合は、シフトJISコードで保存されます。

  8. [登録]をクリックする。
[補足]

・ATOK14の品詞の種類

  ATOK14の品詞の種類は、次の通りです。
  品詞の種類
  *さらに詳しい説明が必要な場合は、以下の方法でヘルプを開いて参照してください。

  1. ATOKパレット上で右クリックし、[辞書メンテナンス-辞書ユーティリティ]を選択する。
  2. [ヘルプ]をクリックする。
  3. [トピック]をクリックする。([トピック]は、[一覧編集]の上にあります。)
  4. [目次]シートの[付録]を選択し、[開く]をクリックする。
  5. [品詞の種類]を選択し、[表示]をクリックする。
[出力ファイルの使い方]

一括処理で作成した出力ファイルは、一太郎やメモ帳で開いて、内容を確認することができます。
また、「読み 単語 品詞」をタブで区切り、次の行に「エラーメッセージ」の形式でファイルに保存されるので、エラーの原因を確認し、内容を修正すれば、もう一度一括登録用の単語ファイルとして使用することもできます。

・メモ帳で操作する場合
  1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム-アクセサリ-メモ帳]を選択する。
  2. [ファイル-開く]を選択し、[ファイル名]に、出力ファイル名を入力する。
      上記の例の場合 … C:\MITOROKU.TXT
  3. [OK]をクリックする。
    エラーメッセージからエラーの原因を確認します。
    エラーメッセージについては、下記の[エラーメッセージ一覧]を参照してください。

[エラーメッセージ一覧]

出力ファイルのエラーは、原因に合わせて次の10種類に分類されます。
  • 読みが長すぎます 32文字以内で入力します

    読みは全角・半角を問わず32文字以内で入力します。

  • 読みに不適切な文字が含まれています

    読みに使用できるのは、全角のひらがな、全角・半角のカタカナ・アルファベット・数字・記号(#$%&*+−/:;<=>@¥_・ ’ ^ ~ ` )です。スペース、漢字は使用できません。

  • 読みの先頭文字が不適切です

    読みの先頭に ー ゛ ゜を使用することはできません。

  • 単語が長すぎます 64文字以内で入力します

    単語は全角・半角を問わず64文字以内で入力します。

  • 単語に不適切な文字が含まれています

    単語は漢字・ひらがな、全角・半角のカタカナ・アルファベット・数字・記号を使って入力します。

  • 品詞の設定が不適切です

    品詞の入力がまちがっています。ATOK14の品詞文字列で記述します。

  • 単語ファイルの書式が不適切です

    正しい形式に直します。

  • この読みではこれ以上登録できません

    設定した読みの辺りの領域がいっぱいになりました。
    辞書の内容整理を実行して登録し直します。 または、別の読みで登録し直します。

    ・辞書の内容整理を実行する方法
    1. ATOKパレット上で右クリックし、[辞書メンテナンス-辞書ユーティリティ]を選択する。
    2. 辞書ファイルをクリックする。
    3. [内容整理]シートの[ATOK辞書]に内容整理したい辞書セットまたは辞書ファイルを設定する。
    4. AI学習や自動登録を行うための辞書内の領域を多めに確保したい場合は、[学習・登録領域を拡張する]をオンにする。
       *学習・登録領域を拡張すると、ファイルサイズが増える場合があります。
    5. [実行]をクリックする。
    6. 終了したら、[閉じる]をクリックする。
    7. [終了]をクリックし、辞書ユーティリティを終了させる。

  • 同じ読みの単語がいっぱいです

    指定した読みに対する単語がいっぱいになりました。
    この読みではこれ以上登録できません。 別の読みで登録し直します。

  • すでに登録されています

    同じ単語が同じ読み・品詞ですでに登録されています。
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