[サポートFAQ]
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更新日:2001.02.15 - 情報番号:002607
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Q 旧バージョンのATOKに登録した単語をATOK14で利用したい(ATOK13〜10をご使用の場合)
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A FAQ改善アンケートにご協力ください
ATOK14の辞書構造は旧バージョンのATOKの辞書構造と異なるため、そのまま使うことができません。ATOK14辞書ユーティリティを利用して、辞書の合併を行います。
*ATOK辞書の種類には、システム辞書とユーザー辞書とあり、登録した内容を記憶するのは、ユーザー辞書です。変換は、システム辞書とユーザー辞書を組み合わせたもの(辞書セット)を使用して行われています。

[注意]

旧バージョンの辞書(ATOK13〜ATOK10)とATOK14が別々のパソコンに存在する場合は、ATOKのユーザー辞書を別のパソコンにコピーする方法を参照し、旧バージョンの辞書を同じパソコンにコピーしてから以下の操作を行ってください。

[操作手順]
ここでは、ATOK14標準辞書セットにATOK13の標準辞書を合併する方法をご案内します。
ATOK12・ATOK11・ATOK10をご使用の場合は、ATOK13の部分を置き換えてご覧ください。
  1. ATOKパレット上で右クリックし、[辞書メンテナンス(D)-辞書ユーティリティ(U)]を選択する。
    [ATOK14辞書ユーティリティ]が起動します。

    Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム(P)-JUSTSYSTEMアプリケーション-JUSTSYSTEMツール&ユーティリティ-ATOK14辞書ユーティリティ]を選択しても起動することができます。

  2. [辞書合併]をクリックする。

  3. 読み出し辞書や書き込み辞書など、各項目を設定する。

    【読み出し辞書】

    単語を読み出す元となる辞書(ここでは、ATOK13〜ATOK10辞書)を指定します。
    [辞書設定(D)]をクリックして探します。
    • 辞書セットを指定する場合
      1.[ATOK13辞書セット]シートを選択する。
      2.[標準辞書]を選択し、[OK]をクリックする。
    • 辞書ファイルを指定する場合
      *ユーザー辞書を別のパソコンから持ってきた場合は、こちらを選択します。
      1.[参照(R)]をクリックする。
      2.[ファイルの場所(I)]でATOK13の辞書が存在する場所を指定する。
      3.一覧から合併させたい辞書ファイル(ATOK13U1.DIC)を選択する。
      4.[開く(O)]をクリックする。

    【書き込み辞書】

    単語を書き込む先となる辞書を指定します。
    ここでは、右側の▼をクリックし、「標準辞書セット」を選択します。

    【未登録単語ファイル】

    辞書合併できなかった単語情報を保存するファイル名を設定します。
    辞書合併できなかった単語があった場合に、その単語と原因の一覧をファイル(MS-DOSのテキスト形式ファイル)として作成します。
      ファイル名は、ドライブ・フォルダ名から入力します。

       例) Cドライブに「MITOROKU.TXT」の名前で作成する
           C:\MITOROKU.TXT

    *未登録単語ファイルについてさらに知りたい場合は、未登録単語ファイルについてをご覧ください。

    <Unicodeで出力する>

    オンにすると、未登録単語を保存するとき、Unicodeで保存します。
    シフトJIS範囲外のUnicodeの文字をシフトJISコードで保存すると、?に置き換わります。

    【単語コメント情報を合併する】

    オンにすると、単語コメント情報も合併します。

  4. [詳細設定(S)]をクリックし、設定を行う。

    【開始読み/終了読み】

    登録する単語の範囲を設定します。
    無指定の場合は、すべての単語が合併されます。

    例)アルファベットの読みをつけた単語のみ合併する場合
      →[開始読み]を「A」、終了読みを「Z」と設定します。

    【種類】

    「登録単語」及び「自動登録単語」を合併の対象とするかしないかを選択します。

      ・登録単語   ……… 単語登録コマンドを利用して辞書に登録した単語
      ・自動登録単語 ……… 学習によって自動的に辞書に登録された単語

    【対象品詞】

    登録する単語の品詞を限定する場合は、[設定(N)]をクリックして設定を行います。

    【自動登録単語を登録単語として合併】

    自動登録単語を登録単語に置き換えて登録するかしないかを設定します。

  5. [OK]をクリックして詳細設定画面から戻る。

  6. [実行]をクリックして辞書合併を実行する。

[補足]

 ・単語数が多い場合、登録に時間がかかる場合があります。
 ・書き込み辞書と読み出し辞書に同じ単語がある場合は、合併の対象となりません。

[未登録単語ファイルについて]

「読み、単語、品詞」、次の行に「エラーメッセージ」の形式で作成されます。
未登録単語ファイルの内容を修正すれば、一括登録用の単語ファイルとして使用することができます。
エラーメッセージは原因に合わせて10種類に分類されており、合併できなかった原因を確認できます。
未登録単語ファイルを一括登録用の単語ファイルとして使用する場合は、エラーメッセージの内容を参考に内容の修正を行います。

・エラーメッセージの詳細を確認する方法
  1)[ATOK14辞書ユーティリティ]の[辞書合併]をクリックする。
  2)パネルが開いている状態で[ヘルプ(H)]をクリックする。
  3)[機能の説明へ]をクリックし、さらに[登録されなかった単語を確認する]をクリックする。
  4)[未登録ファイルのエラーメッセージ一覧]をクリックする。

[ATOKのユーザー辞書を別のパソコンにコピーする方法]

別のパソコンで使用しているATOK13〜ATOK10の単語を使いたい場合は、それらのユーザー辞書をATOK14の導入してあるパソコンにコピーし、辞書合併を行う必要があります。

ここでは、ATOK14標準辞書セットにATOK13の標準辞書を合併する方法をご案内します。
ATOK12・ATOK11・ATOK10をご使用の場合は、ATOK13の部分を置き換えてご覧ください。

操作手順

<1>ATOK13を使用している本体での操作
  1. フォーマット済みのフロッピィディスクをフロッピィディスクドライブに入れる。

  2. エクスプローラを起動する。

    • WindowsMe/Windows2000の場合
      Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム(P)-アクセサリ-エクスプローラ]を選択する。
    • Windows98/Windows95の場合
      Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム(P)-エクスプローラ]を選択する。
    • WindowsNT4.0の場合
      Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム(P)-WindowsNTエクスプローラ]を選択する。

      <例> エクスプローラの画面(ATOK13がCドライブに存在する場合)
      エクスプローラの画面

  3. ジャストシステム製品をセットアップしたドライブの<Just>フォルダをクリックする。
    画面の右側にクリックしたフォルダ内のフォルダ・ファイルが一覧表示されます。

  4. <Atok13>フォルダをダブルクリックする。

  5. 「u」の付く[*.dic]ファイル(ユーザー辞書ファイル)をクリックして選択する。

    <例>  ATOK13U1.DIC、ATOK13U2.DIC、ATOK13U3.DICなど
    *初期設定のまま単語登録した場合は、[ATOK13U1.DIC]のみのコピーで構いません。

  6. [ファイル(F)-送る(C)-3.5インチFD]を選択する。
    操作5で選択したファイルがフロッピィディスクにコピーされます。

<2>IATOK14を使用している本体での操作
  1. ATOK14のユーザー辞書が入っているフロッピィディスクをフロッピィディスクドライブに入れる。

  2. エクスプローラを起動する。

  3. フロッピィディスクドライブ(3.5インチFD)をクリックする。
    コピーした辞書が表示されます。

  4. ATOK13のユーザー辞書ファイル(例:ATOK13U1.DIC)を選択する。

  5. [編集(E)-コピー(C)]を選択する。

  6. ハードディスクドライブの分かりやすいフォルダを選択する。

  7. [編集(E)-貼り付け(P)]を選択する。
    操作4で選択したファイルが、操作6で選択したハードディスクのフォルダにコピーされます。

    以上で、準備は整いました。辞書合併を行ってください。
[参考情報]

ATOK14と同じパソコンで使用している場合は、[ATOK14環境移行支援ツール]を使う方法もあります。

・[ATOK14環境移行支援ツール]を起動する方法

Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム(P)-JUSTSYSTEMアプリケーション-JUSTSYSTEMツール&ユーティリティ-ATOK14環境移行支援ツール]を選択します。

*次の場合、ATOK14環境移行支援ツールが自動的に起動します。
  ・セットアップしたユーザーが、セットアップ終了後にコンピュータを再起動した場合
  ・セットアップしたユーザー以外のユーザーが、初めてログオンした場合
   (Windows95上でATOK14をお使いの場合は自動的に起動しません。)
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