[サポートFAQ]
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更新日:1999.08.05 - 情報番号:002736
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Q Windows版ATOKの辞書に登録した単語を使用したい
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A FAQ改善アンケートにご協力ください
パソコン側でATOK Pocketユーティリティを使用して、ATOK Pocketのユーザー辞書をメンテナンスすることが可能です。
下記は、Windows版ATOK12の辞書をATOK Pocketで使用する方法です。

操作は次の流れで行います。


ATOK12の登録単語をテキストファイルに出力する

ATOK Pocketに単語の一括登録を行う

I ATOK12の登録単語をテキストファイルに出力する

  1. ATOK12パレット上で右クリックし、表示されたメニューから[辞書ユーティリティ]を選択します。

  2. [一覧出力]シートに切り替えます。

  3. [ATOK辞書]が「標準辞書」になっていることを確認します。
    別の辞書に設定されている場合は、[辞書設定]をクリックし、「標準辞書」を選択して、[OK]をクリックします。

  4. [出力ファイル]に、辞書の内容を保存するファイルの名前を、作成する場所(ドライブ・フォルダ名)から入力します。

    <例>Cドライブの<JUST\ATOK12>フォルダに「TANGO.TXT」という名前で作成する場合

    C:\JUST\ATOK12\TANGO.TXT

  5. [種類]で、[登録単語]のみオンにし、[実行]をクリックします。
    一覧出力が始まります。

  6. 「検索を終了しました」というメッセージが表示されたら、[閉じる]をクリックします。

  7. [終了]をクリックし、ATOK12辞書ユーティリティを終了します。

II ATOK Pocketに単語の一括登録を行う

  1. パソコンとハンドヘルドPCを接続します。

  2. パソコンで[スタート]メニューから、[プログラム-ATOK Pocket-ATOK Pocketユーティリティ]を選択します。
    ATOK Pocketユーティリティが起動します。

  3. 登録するユーザー辞書ファイルを選択します。
    登録したい辞書ファイルの上でクリックすると、その部分が青く反転します。

  4. [辞書-一括処理]を選択します。

  5. [一括登録ファイル]の欄にI.-4.で設定したファイル名を指定し、[登録]をクリックします。
    ※ [参照]をクリックして、一覧からファイルを選択することもできます。

    <例>Cドライブの<JUST\ATOK12>フォルダに「TANGO.TXT」という名前でテキストファイルを作成した場合は、以下のように入力します。

    C:\JUST\ATOK12\TANGO.TXT

  6. 登録が終了したら、[ユーティリティ-終了]を選択し、ATOK Pocketユーティリティを終了します。

補足
  • ATOK Pocketに登録できる辞書は、Windows版ATOK10・ATOK11・ATOK12、MS-IME97、MS-IME98のユーザ辞書からの一覧出力ファイル(シフトJISコード)です。
    登録単語をテキストファイルに出力する方法については、各日本語入力システムのマニュアル、または、ヘルプを参照してください。

  • パソコンとハンドヘルドPCの接続に関しては、ハンドヘルドPCに添付されているマニュアルを参照してください。
参考

<1>ATOK Pocket ユーティリティの[辞書-一覧出力]を実行した際に、書き出されるファイルの形式は、以下のとおりです。
  • ファイルの先頭に「!!DICUTP」と入力されています。
  • 「読み、単語、品詞」がタブで区切られ、品詞の後ろで改行されています。
  • テキスト形式で保存されています。

    <単語ファイル例>
    !!DICUTP
    !!ATOK Pocket 一覧出力
    !!単語種類;登録単語(*)
    !!読み範囲;#→ん
    !!出力日時;1999/08/05 12:00
    A  ATOK  一般名詞*
    pc パソコン  一般名詞*
    い  一太郎  一般名詞*
    は  花子  一般名詞*
    

<2>ATOK Pocketのユーザー辞書に単語登録を行う場合、以下の条件に該当するものは取り込めません。
  • 単語について
    • 全角25文字(半角50文字)より多いもの
    • 補助漢字等のシフトJIS定義外の文字を含むもの

  • 読み
    • 16文字より多いもの
    • 読みの先頭が「ォァィゥェォャュョッ」であるもの
ATOK Pocketは、Windows CE機で快適に使用できる入力システムを第一に考慮して開発されているため、大容量辞書をその構造のまま使用することは想定されていません。
従って、一部、辞書構造の差からくる上記制限が発生します。
登録できなかった単語については、制限にかからないように内容を変更し、単語登録し直してください。
登録時のユーザー辞書容量の目安は、1万語につき約200Kバイトです。
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