[サポートFAQ]
ライン
更新日:2001.10.30 - 情報番号:002748
ライン
Q ATOKスマイルが正常に動作しない場合の確認事項
ライン
A FAQ改善アンケートにご協力ください
漢字変換ができない、変換時にエラーが表示されるなど、ATOKスマイルが正常に動作しない場合、辞書ファイルが壊れている、使用環境が何らかの影響を及ぼしているなど、 複数の原因が考えられます。
原因を絞り込むために、以下の事項をご確認ください。


ATOKスマイルが日本語入力システムとして設定されていることを確認する

日本語入力がオンになっているかを確認する

入力時の設定を確認する

辞書ファイルの設定を確認する

ある特定のアプリケーション上でのみ発生する現象かどうかを確認する

ATOK特有の現象かどうかを確認する

ATOKスマイルの削除・再セットアップを行う

使用環境について確認する

I ATOKスマイルが日本語入力システムとして設定されていることを確認する


画面右下にATOKパレットが表示されているかどうかを確認します。

ATOKパレット

異なる表示になっている場合、ATOK以外の日本語入力システムが設定されています。 以下の操作で、既定の言語(標準の言語)を「ATOKスマイル」に変更します。

  1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム-JUSTSYSTEM アプリケーション-JUSTSYSTEM ツール&ユーティリティ-ATOKスマイル標準IME設定ツール]を選択する。
    ※Windows XPの場合は、[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム-JUSTSYSTEMアプリケーション-JUSTSYSTEM ツール&ユーティリティ-ATOKスマイル標準IME設定ツール]を選択します。

    ATOKスマイルを通常使う日本語システムとして設定する確認のメッセージが表示されます。

    ※ ATOKスマイルが既に設定されている場合は、「ATOKスマイルは通常使う日本語システムとして設定済みです」と表示されます。

  2. [OK]をクリックする。
    ATOKスマイルが既定の言語(標準の言語)として設定されます。
    ただし、切り替え実行前に起動していたアプリケーションで使用する日本語入力システムは元のままなので、いったん終了し、再起動してください。
[参考FAQ]

[ATOKスマイル標準IME設定ツール]が無い場合は、Windowsのコントロールパネルから設定します。操作手順は以下のFAQを参照してください。
通常使う日本語入力システムをATOKに変更する方法
II 日本語入力がオンになっているかを確認する


日本語入力がオフになっている場合、ATOKパレットは表示されません。
次のいずれかの方法で、日本語入力オンの状態に戻します。

  • 画面右下の日本語入力インジケータ ペンのアイコン をクリックし、「日本語入力-オン」を選択する。

  • [Alt]+[半角/全角]キー([CTRL]+[XFER]キー)を押す。
III 入力時の設定を確認する


  1. 入力モードの設定が正しいかどうか。
    以下の場合、入力後スペースキーを押しても、漢字に変換できません。

    1. 半角入力モードになっていないか

      画面右下のATOKパレットの表示を確認します。[半角]と表示されている場合、半角入力モードになっています。
      ATOKパレットの[半角]をクリックし、「漢字」を選択するか、ドロップダウンメニューの[言葉(A)-ひらがな(H)]を選択します。

      ATOKパレット(半角)

    2. 固定入力モードになっていないか

      キーボードから入力した文字が赤い色で表示される場合、固定入力モードになっています。
      キーボードの[Ctrl]+[F9]キーを押すと、ひらがな固定/全角カタカナ固定/半角カタカナ固定/半角英数固定のいずれかにチェックマークがついているので、ひらがな(または全角カタカナ/半角カタカナ)を選択します。
      ※ ATOKスマイルプロパティの[キー・ローマ字]シートで[スタイル一覧(L)]を「ATOK12」に設定している場合のみ、確認・変更が可能です。

    3. 英字入力モードになっていないか

      文字が全角または半角のアルファベットのままで表示される場合、英字入力モードになっています。
      キーボードの[Ctrl]+[F9]キーを押すと、全角英字/半角英字のいずれかにチェックマークがついているので、ひらがな(または全角カタカナ/半角カタカナ)を選択します。
      ※ ATOKスマイルプロパティの[キー・ローマ字]シートで[スタイル一覧(L)]を「ATOK12」に設定している場合のみ、確認・変更が可能です。


  2. カナロックの設定が正しいかどうか。(カナ入力している場合)
    「カナ漢字入力」をしている場合、カナロックがオフになっていると、文字がアルファベットのままで変換できません。 [カタカナ/ひらがな(かな)]キーを押して [カナ] にします。
IV 辞書ファイルの設定を確認する


辞書ファイルの設定が正しくできていない場合、正しく変換されません。
辞書ファイル設定は、ATOKスマイルプロパティの[辞書・学習]シートで確認できます。

* ATOKスマイルプロパティの起動方法…ATOKパレット上で右クリックし、[プロパティ(環境設定)]を選択します。

・漢字変換時「辞書ファイルが見つかりません」と表示される
<対処方法>
ATOKパレット上で右クリックして[プロパティ]を選択し、[辞書・学習]を選択します。 設定されている辞書ファイルの、ドライブ・フォルダ名、辞書ファイル名を正しく設定します。

・スペースキーを押しても、カタカナとひらがなにしか変換できない
<対処方法>
ATOKパレットの[基本辞書セット](辞書のアイコンをクリックし、基本辞書セットとして設定されている辞書ファイルが「標準辞書(先生用)」(あるいは「1・2年生辞書」/「3・4年生辞書」/「5・6年生辞書」)かどうかを確認します。
チェックマークが付いている辞書現在設定されている辞書セットになるので、設定を変更したい場合は以下の手順で設定を変更します。
  1. ATOKパレット上で右クリックし、[プロパティ]を選択する。
  2. [辞書・学習]シートをクリックする。
  3. 使用したい辞書セットにカーソルを合わせてクリックし、[基本辞書セット]をクリックする。
  4. [OK]をクリックする。
※ 一時的に辞書セットを切り替える場合は、ATOKパレットの[基本辞書セット]アイコンをクリックして、使用したい辞書を選択します。
V ある特定のアプリケーション上でのみ発生する現象かどうかを確認する


他アプリケーション(一太郎スマイルを含む)上でも同様の現象が発生するのかどうかを確認します。 ある特定のアプリケーション上でのみ発生する場合、そのアプリケーション側に原因があることも考えられます。 各アプリケーションのメーカーに、類似の情報がないかお問い合わせください。
VI ATOK特有の現象かどうかを確認する


ATOKスマイル以外の日本語変換システムを使用した場合にも同様の現象が発生するかどうかを確認します。
他の日本語変換システムでも同様の現象が発生する場合、使用しているアプリケーションか、あるいはWindows側に原因があることも考えられます。 アプリケーションの製造元、あるいはWindowsのメーカーに、類似の情報がないかお問い合わせください。

ATOK以外の言語(例:MSIME95など)を[既定の言語(標準の言語)]に設定します。
[操作手順]

通常使う日本語入力システムをATOK以外に変更する方法
VII ATOKスマイルの削除・再セットアップを行う


ATOKのプログラムが不正になっている可能性がある場合、ATOKを削除後、再セットアップをお試しください。

※Windows XP、Windows2000、WindowsNT4.0で、ファイルの追加・削除を実行するには、Administrator、またはAdministratorグループに登録されているユーザー(WindowsXPの場合は、コンピュータの管理者として登録されているユーザー)でログオンする必要があります。

<1>ATOKスマイルを削除する
  1. 起動しているアプリケーションがあれば、すべて終了させる。

  2. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム-JUSTSYSTEM アプリケーション-アプリケーション 追加・削除]を選択する。
    ※Windows XPの場合は、[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム-プログラム-JUSTSYSTEMアプリケーション-アプリケーション 追加・削除]を選択します。

    製品を選択する画面が表示された場合は、ATOKスマイルを含む製品を選択し、[OK]をクリックします。

  3. [セットアップ開始]画面で、[次へ]をクリックする。
  4. 「ファイルの追加・削除」を選択し、[次へ]をクリックする。

  5. 「ファイルの削除」を選択し、[次へ]をクリックする。

  6. [削除する機能の選択]画面で、「ATOKスマイル」を選択する。
    選択すると項目の左側が チェックボックスオン の状態になります。

  7. [次へ]をクリックする。
    「Windowsまたは他のアプリケーションがATOKを使用しています。」というメッセージが表示された場合は、[OK]をクリックします。

  8. [ファイルの削除開始の確認]画面で、[削除開始]をクリックする。

  9. 終了のメッセージが表示されたら、[再起動]をクリックし、Windowsを再起動する。

<2>ATOKSW.INIを削除する
  1. 手順どおりにスムーズに操作するために、エクスプローラでのファイルの表示方法を変更する。
    エクスプローラのファイル表示を変更する方法

  2. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム-エクスプローラ]を選択する。
    ※Windows XPの場合は、[すべてのプログラム-アクセサリ-エクスプローラ]、Windows2000/Meの場合は[プログラム-アクセサリ-エクスプローラ]、WindowsNT4.0の場合は[プログラム-WindowsNTエクスプローラ]を選択します。

  3. [ツール-検索-ファイルやフォルダ]を選択する。
    ※Windows XP/2000/Meの場合は、ツールバーの[検索]をクリックします。

  4. Windows XPの場合は、[検索コンパニオン]欄の[ファイルとフォルダすべて]をクリックする。

  5. [名前]または[ファイルまたはフォルダの名前]または[ファイル名のすべてまたは一部]に「ATOKSW.INI」、[探す場所]に、Windowsがセットアップされているドライブ名を入力する。

  6. [サブフォルダも探す]欄がある場合はオンにし、[検索開始](または[検索])をクリックする。

  7. 「ATOKSW.INI」を右クリックし、[削除]を選択する。

  8. ファイル削除の確認画面が表示されたら、[はい]をクリックする。

  9. エクスプローラを終了する。

  10. Windowsを再起動する。
<3>ATOKスマイルを再セットアップする
  1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム-JUSTSYSTEM アプリケーション-アプリケーション 追加・削除]を選択します。
    ※Windows XPの場合は、[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム-JUSTSYSTEMアプリケーション-アプリケーション 追加・削除]を選択します。

  2. 製品を選択する画面が表示された場合は、「一太郎スマイル」を選択し、[OK]をクリックする。

  3. メッセージに従って進み、[ファイルの追加・削除]の[ファイルの追加]で、ATOKスマイルを選択してください。

VIII 使用環境について確認する


<1>ハードディスクを点検する

ハードディスク自体が破損していると、ATOKの動作にも不正が生じる可能性があります。
スキャンディスクを実行してハードディスクの破損の有無を確認します。

[操作手順]

ハードディスクを点検する

<2>スタートアップグループに登録されているものを無効にする(Windows XP/Me/98/95の場合)

スタートアップに登録されているプログラムやファイルのショートカットは、Windows起動時に自動的に実行されています。 これらが、ATOKの動作に影響を与えていないか確認します。

[操作手順]

スタートアップグループの項目を読み込まない方法

<3>常駐プログラムや同時起動しているアプリケーションがあれば、解除・終了する

Windows上に常駐しているプログラムや起動しているアプリケーションが存在している場合、それらが何らかの影響を及ぼしている可能性があります。 現在起動しているアプリケーションや常駐しているプログラムは、画面下のタスクバー(スタートボタンの右側の部分)に一覧されています。 それぞれの方法で終了または解除し、ATOKが正常に動作するかどうかをお試しください。

例)タスクバーに表示されているアイコン上で右クリックし、[閉じる]、または[終了]を選択する。

※終了・解除ができない場合は、そのアプリケーションのヘルプやマニュアル等で方法を確認してください。
ライン

この情報は、お客様のお役に立ちましたか?

送信
ライン
※本情報の内容は、予告なく変更することがあります。
※本情報の一部または全部を無断で転載及び複写することを禁止します。
※記載された会社名、製品名は、弊社または各社の登録商標もしくは商標です。
弊社の登録商標についてはこちらをご参照ください。