[サポートFAQ]
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更新日:1999.06.17 - 情報番号:003662
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Q 動作が不正になる場合の確認事項 〜WindowsNT3.51環境で使用時〜
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A FAQ改善アンケートにご協力ください
不特定の操作でエラーが発生するなど、動作が不正になる場合、一太郎のプログラムが不正になっている、あるいはご使用の環境が何らかの影響を及ぼしているといった複数の原因が考えられます。
原因を絞り込むために、以下の事項を確認します。

■ 確認事項 ■
  1. アプリケーションの環境を元に戻す

    メニューや画面表示などをアップ直後の状態に戻してどうか確認します。
    設定を変更していない方も、念のためお試しください。
    ※メニューや画面表示、ツールボックスなどをセットアップ後に変更している場合、以下の操作を行うと、その内容は初期化され、元に戻すことはできません。

    ◆ 操作手順 ◆

    1. プログラムマネージャの[JUSTSYSTEMアプリケーション-アプリケーション 追加・削除]を選択する。

    2. [環境の設定-環境を元に戻す]を選択する。

    3. [環境を元に戻すアプリケーションの選択]画面で、「一太郎Lite2」の先頭の■にチェックマークを付けて[OK]をクリックする。

    4. [実行]をクリックする。

    ●改善された場合
    詳細は不明ですが、アプリケーションが何か不正な情報を記憶していたのかもしれません。
    今後も同じような現象が頻繁に発生する場合は、これ以降の事項も確認してみてください。

    ●改善されなかった場合
    引き続き次の内容を確認します。

  2. ハードディスクを点検する

    ハードディスク自体が破損していると、一太郎Lite2に限らず、アプリケーションが正常に動作しなくなる可能性は十分あります。
    プログラムマネージャの[メイン-コマンドプロンプト]を選択してCHKDSKを実行し、ハードディスクの破損の有無を確認します。

    ◆操作手順◆

    プログラムマネージャの[メイン-コマンドプロンプト]を選択してCHKDSKを実行します。

    例)Cドライブをチェックする場合、以下のように入力してEnterキーを押します。

       C:¥>;CHKDSK▲C:[リターン]
       (_以降を入力します。▲はスペースキーを表します。)

    ※CHKDSK /Fで、次回起動時にハードディスクの修復が可能です。
    CHKDSK /Fを実行すると、「現在のドライブはロックできません。ボリュームが別のプロセスで使用されているため、CHKDSKを実行できません。次回のシステム再起動時に、このボリュームのチェックをスケジュールしますか(Y/N)?」のメッセージが表示されるので、「Y」を選択します。

    なお、ハードディスクでCHKDSKを実行出来るのは、administratorsグループに登録されているメンバーのみです。
    ※修復後、再度チェックを行った際にもエラーとなる場合は、ハードディスクを初期化し、Windowsをセットアップし直すことをお奨めします。

  3. 常駐プログラム、現在起動しているアプリケーションがあれば解除・終了する

    起動しているアプリケーションや常駐しているプログラムがある場合は、それらを終了・解除します。
    なお、プログラムマネージャのスタートアップグループに登録しているアプリケーションがある場合、他のグループに登録する等、スタートアップからはずしてお試しください。

  4. VGAmode(DOS/V本体使用時)

    本体起動時、[オペレーティングシステムの選択]画面で、選択肢から WindowsNT Workstasion Version3.51[VGA mode] を選択します。この状態で、一太郎の起動をご確認下さい。
    ディスプレイドライバが影響している場合、上記の設定を変更することで現象を回避できる場合があります。
    [VGA mode]で起動して一太郎が起動可能となる場合は、ディスプレイドライバを提供しているメーカー様(本体添付のドライバの場合は本体メーカー様)に、同様のトラブル情報がないかご確認ください。
    ※[VGA mode]が選択できるのは、DOS/V本体のみとなります。

  5. パソコン本体の日付を確認する

    プログラムマネージャの[メイン-コントロールパネル-日付と時刻]を選択して、日付の設定を確認します。
    実際の西暦と異なっている場合、正しい現在の西暦に変更してどうかお試しください。

  6. 他社のアプリケーションが正常に動作しているかどうか確認する

    WindowsNT3.51上で動作している他のアプリケーションでも動作不正が発生している場合、Windowsや動作環境自体に何らかの原因がある可能性があります。
    Windowsメーカーにもお問い合わせください。

  7. 他のパソコン本体では正常に動作するかどうか確認する

    他のパソコン本体を持っている場合は、その本体ではどうかを確認します。
    別の本体では正常に動作する場合、ハードウェアやソフトウェアをできるだけ同じ環境にして試します。

  8. 資源の消費

    資源を極端に消耗していないか確認します。消耗している状態が確認された場合、その原因を取り除きます。

    1. プログラムマネージャの[管理ツール-パフォーマンスモニタ]を選択する。

    2. [編集(E)-グラフに追加(A)]を選択する。

    3. オブジェクトとして、「Processor」/「Memory」/「Paging File」/「Physical Disk」等を選択する。

    4. [追加]ボタンをクリックする。

    5. [完了]ボタンをクリックする。
      画面に折れ線グラフが表示されるので、現在の使用状況を確認します。
      資源を極端に消耗している状態が確認できた場合、その原因を取り除きます。

  9. 前回正常に起動していた設定に戻す

    Windows起動時、「今スペースキーを押すと・・・」と表示されたときにスペースキーを押し、選択肢から「前回正常起動時の構成を使用」を選択します。
    Windowsが前回正常に起動していた時の状態で起動しますので、一太郎の動作をご確認ください。

  10. 再セットアップ

    以上の点をご確認いただきましても正常に動作しない場合、JUSTSYSTEM製品の再セットアップをお試しください。
    なお、再セットアップの際には、ハードディスク上のファイルをあらかじめ削除してださい。
    ファイルの削除は以下の方法で実行します。

    1. [プログラムマネージャ-JUSTSYSTEMアプリケーション-アプリケーション追加・削除]を選択する。

    2. [次へ]ボタンをクリックする。

    3. セットアッププログラムが起動したら、「ファイルの追加・削除」を選択する。

    4. 「ファイルの削除」を選択する。

    5. 「削除するファイルの詳細選択画面」で、削除する項目にチェックを入れる。
      削除する項目をクリックすると、□にチェックが入ります。

    6. [次へ]ボタンをクリックし、画面に表示されるメッセージに従ってファイルの削除を実行する。

    7. Windowsを再起動する。

    8. [プログラムマネージャ-メイン-ファイルマネージャ]を選択する。

    9. ファイルマネージャが起動し、<JUST\JSLIB32\USER\MEMO>ディレクトリがあれば、カーソルをあわせる。

    10. [ファイル(F)-削除(D)]を実行する。
ファイルの削除、及びセットアップをするときには、administratorsグループのメンバーに登録されているユーザーでログオンする必要があります。
セットアップ後は、一般ユーザでログオンし、使用することが可能です。
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