[サポートFAQ]
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更新日:2002.10.01 - 情報番号:003671
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Q 動作が不正になる場合の確認事項 〜Windows2000環境で使用時〜
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A FAQ改善アンケートにご協力ください
不特定の操作でエラーが発生するなど、動作が不正になる場合、アプリケーションのプログラムが不正になっている、あるいはご使用の環境が何らかの影響を及ぼしているといった複数の原因が考えられます。
原因を絞り込むために、以下の事項を確認します。
※本文書中では、Windows 2000 ProfessionalをWindows2000と記載しています。

■ 確認事項 ■

  1. Windows2000 対応モジュールを導入しているかどうか

    以下の製品をご利用いただく場合、Windows 2000対応モジュールを導入していただく必要があります。
    Windows2000対応モジュールを導入していない場合、導入して正常に動作するかどうか、ご確認ください。

    一太郎10*1
    一太郎Lite2
    一太郎スマイル
    ジャストホーム*2
    楽々はがき2000*3
    花子10*1
    インターネットブーメラン*1
    Justsystem Office9
    一太郎9
    花子9

    *1Justsystem Office10に含まれている一太郎10、花子10、インターネットブーメラン P.E.、もしくは
     一太郎10 /R.2、花子10 /R.2、美写楽ではモジュールを導入する必要はありません。
    *2「ジャストホームI」では、モジュールを導入する必要はありません。
    *3「楽々はがき2001」、「楽々はがき2000夏のトクトクパック」をセットアップしている場合は、モジュールを
     導入する必要はありません。

    ※Windows 2000対応モジュールは、こちらでダウンロードできます。

    詳細は、Windows2000への弊社製品の対応についてでご確認ください。

    ※インターネットブーメランをご利用の方へ
     インターネットブーメランでは、3つのモジュールを導入していただく必要があります。
     詳細は以下のQ&Aでご確認ください。

  2. アプリケーションの環境を元に戻す

    正常に動作しないアプリケーションの各種設定をセットアップ直後の状態に戻してどうか確認します。
    設定を変更していない方も、念のためお試しください。

    *花子フォトレタッチ・美写楽の環境を元に戻す場合は、こちらをご確認ください。

    *ジャストホームIの環境を元に戻す場合は、こちらをご確認ください。

    *エプロンの環境を元に戻す場合は、こちらをご確認ください。

    *カラメルパフェの環境を元に戻す場合は、こちらをご確認ください。


    ※メニューや画面表示、ツールボックスなどをセットアップ後に変更している場合、以下の操作を行うと、
     その内容は初期化され、元に戻すことはできません。
    ※任意に作成したファイルはそのまま残ります。
    ※元に戻る内容についての詳細は、以下6.の操作時に[ヘルプ(H)]をクリックすると確認できます。
    ※一太郎スマイルには、環境を元に戻す機能はありません。
    ※ジャストホームの環境を元に戻す場合は、ジャストホームのセットアップディスクが必要です。
     ジャストホームiでは、必要ありません。


    ◆ 操作手順 ◆

    1. ジャストシステム製アプリケーションが起動している場合は、終了させる。

    2. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム(P)-JUSTSYSTEM アプリケーション-アプリケーション 追加・削除]を選択する。

    3. 製品を選択する画面が表示された場合は、動作が不正になっているアプリケーションを含む製品を選択し、[OK]をクリックする。

    4. [セットアップ開始]画面で、[次へ(N)>]をクリックする。

    5. [環境の設定]を選択し、[次へ(N)>]をクリックする。

      選択した製品によっては、この項目が表示されない場合があります。
      その場合は、6.の操作に進んでください。

    6. 「環境を元に戻す」を選択し、[次へ(N)>]をクリックする。

    7. [環境を元に戻すアプリケーションの選択]画面で、動作が不正になっているアプリケーションの先頭の■にチェックマークを付け、[OK]をクリックする。

    8. [実行]をクリックする。

    9. 環境初期化終了のメッセージが表示されたら、[OK]をクリックする。


    ■ 花子フォトレタッチ・美写楽の場合 ■
    花子フォトレタッチの設定ファイル(HPT.INI、HPT.PRF)/美写楽の設定ファイル(DVW.PRF)が不正になっていると、正常に動作しないことがあります。
    これらの設定ファイルを削除した上で、トラブルが解消できるかどうかを確認します。

    1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[検索(C)-ファイルやフォルダ(F)]を選択する。

    2. [ファイルまたはフォルダの名前(M)]に「HPT.INI」、[探す場所(L)]に、花子フォトレタッチが存在するドライブ名を入力する。

      [含まれる文字列(C)]には、何も入力しません。

    3. [検索開始(S)]をクリックする。

    4. 検索結果に「HPT.INI」が表示されたら、ファイル名の上で右クリックし、メニューから[削除(D)]を選択する。

    5. [ファイル削除の確認]画面が表示されたら、[はい(Y)]をクリックする。

    6. HPT.PRF についても同様の操作で削除を実行する。

    7. 検索画面の右上の×をクリックし、検索画面を閉じる。

      ※美写楽が起動できない場合
      フォルダ内の[DVW.PRF]について、上記と同様の操作で削除を実行します。
      ※花子フォトレタッチ・美写楽の設定ファイルについて
      フォルダ内の[HPT.INI]・[HPT.PRF]・[DVW.PRF]は、花子フォトレタッチにおける各種の設定内容を記憶したファイルです。
      これらを削除すると、これまで花子フォトレタッチ・美写楽で設定した内容が初期設定に戻ります。
      なお、[HPT.INI]・[HPT.PRF]・[DVW.PRF]は、次回正常に起動・終了するときに自動的に作成されるため、削除しても支障ありません。

    ●改善された場合
    →詳細は不明ですが、アプリケーションが何か不正な情報を記憶していたのかもしれません。
     今後も同じような現象が頻繁に発生する場合は、これ以降の事項も確認してください。

  3. ハードディスクを点検する

    ◆ 操作手順 ◆

    1. デスクトップ上の[マイコンピュータ]をダブルクリックする。

    2. Windowsが存在するドライブにカーソルを合わせる。

    3. 右クリックし、[プロパティ(R)]を選択する。

    4. [ツール]シートを選択し、[エラーチェック]の[チェックする(C)]をクリックする。

    5. 状況に応じてチェックディスクのオプションを選択し、[開始(S)]をクリックする。

      ●ファイルシステムエラーを自動的に修復する
      ・・・ディスクチェック中に発見されたファイルシステムのエラーを修復します。
      ●不良なセクタをスキャンし、回復する
      ・・・ディスクチェック中に発見されたファイルシステムのエラーを修復し、読みとり不可能なセクタを
         修復します。

    ◆ 注意 ◆

      チェックディスクを行うときは、すべてのファイルを閉じておく必要があります。
      各チェック項目の詳細に関するご質問については、Windowsメーカーにお問い合わせください。
      なお、ハードディスクのチェックディスクを実行できるのは、Administratorsグループに登録されているメンバーのみです。
      ※ハードディスク容量によっては、チェックの完了までにかなりの時間を要することがあります。
      ※ジャストシステム製品が存在するドライブと、Windowsが存在するドライブが異なる場合、そちらの
       ドライブも上記と同様の操作で点検します。
      ※修復後、再度チェックを行った際にもエラーが発見された場合は、ハードディスクを初期化すること
       をお勧めします。

  4. 常駐プログラム、現在起動しているアプリケーションがあれば解除・終了する

    Windows上に常駐しているプログラムや起動しているアプリケーションがある場合、それらが何らかの影響を及ぼしている可能性もあります。
    現在起動しているアプリケーションや常駐しているプログラムは、画面下部のタスクバーに一覧されています。
    それぞれの方法で終了または解除します。

    例)タスクバーに表示されているアイコン上で右クリックし、[閉じる]、または[終了]を選択する。
    ※終了・解除ができない場合は、そのアプリケーションのヘルプやREADME等で方法をご確認ください。

  5. プリンタドライバについて確認する

    製品の起動時や、印刷実行時、ファイル操作ダイアログボックス([ファイル(F)-開く(O)]などを選択した際に表示されるダイアログボックス)を表示する場合など、プリンタドライバの情報を取得している箇所があります。
    以下の点を確認します。

    1. プリンタドライバがWindows2000に対応しているかどうか

      Windows98/95/NT4.0で使用していたプリンタドライバをそのままWindows2000で使用している場合は、ドライバがWindows2000対応であるかどうかの注意が必要です。
      プリンタメーカーにご使用のプリンタドライバがWindows2000対応のものかどうか等、ドライバ情報の詳細について直接お問い合わせください。

      ●Windows2000対応のドライバを使用している場合
      →II.の事項を確認します。
      ●プリンタドライバがWindows2000対応でなかった場合
      →Windows2000対応のプリンタドライバを入手し、動作不正が生じるかどうかを確認します。

    2. 通常使うプリンタを他の機種に変更してどうか

      1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[設定(S)-プリンタ(P)]を選択する。

      2. 通常使用しているプリンタ機種以外のアイコンを選択する。

      3. 右クリックし、表示されるメニューから[通常使うプリンタに設定(F)]を選択する。

        ※プリンタ機種のアイコンが1種類しか表示されていない場合は、プリンタ機種を変更すること
         ができません。
         [プリンタの追加]をクリックして新たに別のプリンタを追加セットアップし、その機種を[通常使
         うプリンタ]に設定してください。

        1. [プリンタの追加]をダブルクリックする。

        2. [プリンタの追加ウィザード]画面が表示されたら[次へ(N)>]をクリックする。

        3. [ローカルプリンタ]を選択し、[プラグアンドプレイ プリンタを自動的に検出してインストールする]の□]をクリックしてチェックを外し、[次へ(N)>]をクリックする。

        4. [プリンタポートの選択]画面で「LPT1」を選択して、[次へ(N)>]をクリックする。

        5. [プリンタの追加ウィザード]で製造元とプリンタ名が表示されたら、現在使用しているプリンタメーカー以外の製造元を指定し、任意のプリンタを選択する。

          後は、画面に表示されるメッセージに従ってプリンタドライバを組み込みます。

      4. 正常に動作可能かどうかを確認する。

      ●正常に動作した場合
      →今まで[通常使うプリンタ]に設定していたプリンタドライバが不正になっていたことが原因と思われ
       ます。
       該当するプリンタドライバを削除し、再度セットアップしてください。
      ●正常に動作しなかった場合
      →[通常使うプリンタ]の設定を元に戻し、引き続き以下の内容を確認します。

    ◆ 補足 ◆

      プリンタドライバを削除し、再度組み込む場合、以下の操作を行います。
      ※この操作を行う場合は、お手元に現在使用しているドライバのバックアップディスクや、ダウンロード
       ファイルなどを用意してから行ってください。
      ※プリンタドライバによっては、専用のプログラムを使用して削除、再セットアップを行うものもありま
       す。
       あらかじめプリンタのマニュアルやヘルプを確認し、削除方法などをご確認ください。

      1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[設定(S)-プリンタ(P)]を選択する。

      2. 現在使用しているプリンタアイコンを左クリックする。

      3. 青く反転したら、青く反転した上で、右クリックする。

      4. ショートカットメニューから[削除]を選択する。

      5. 「削除します。よろしいですか?]のメッセージが表示されたら[はい]をクリックする。

        削除が完了したら、プリンタドライバのマニュアル等に従って再度プリンタドライバを導入します。

  6. 画面の設定(色・解像度)を変更する

    ◆ 操作手順 ◆

    1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[設定(S)-コントロールパネル(C)-画面]を選択する。

    2. [設定]シートを選択する。

    3. [画面の色]の欄をクリックし、画面の色を変更する。

      色数が多い設定になっている場合は、少なくしてみます。

    4. [画面の領域]の項目にあるルーラーをドラッグし、現在設定されている値以外のピクセルに変更する。

      特に、高い数値に設定していた場合は、低い数値に変更します。

    5. [適用(A)]をクリックし、[OK]をクリックする。

    6. 「新しいデスクトップ設定を適用します。これには数秒かかり・・」というメッセージが表示されたら、[OK]をクリックする。

  7. グラフィックハードウェアの設定を変更してどうか

    ◆ 操作手順 ◆

    1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[設定(S)-コントロールパネル(C)-画面]を選択する。

    2. [設定]シートを選択する。

    3. [詳細(V)]をクリックする。

    4. [トラブルシューティング]のシートを選択し、[ハードウェアアクセラレータ(H)]の項目を一番左の「なし」に変更する。

    5. [OK]をクリックした後、Windowsを再起動する。

  8. VGA modeで起動する

    Windows2000の起動画面で"Windowsを起動しています"と表示されたら、[F8]キーを押してWindows2000拡張オプションメニューを表示させます。
    表示された一覧画面の中から、「VGA モードを有効にする」を選択します。
    ディスプレイドライバが動作に影響している場合、上記の設定を変更することで動作する場合があります。

  9. できる限りのメモリとシステムリソースを確保する

    1. ハードディスクの空き容量を増やす
      ○ディスククリーンアップを実行する

      1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム(P)-アクセサリ-システムツール-ディスククリーンアップ]を選択する。

      2. ディスククリーンアップを実行するドライブとして、Windowsが存在するドライブを選択して、[OK]をクリックする。

      3. [削除するファイル(F)]の中から、削除してもよいものにチェックマークを付ける。

        削除するファイルにカーソルを合わせると、下方に説明が表示されますので、実行前に、どのようなファイルが削除されるのかご確認ください。

      4. [OK]をクリックする。

      5. 「ファイルを削除しますか」と表示されるので、[はい(Y)]をクリックする。

      ○不要なファイルを削除する

      1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム(P)ーアクセサリーエクスプローラ]を選択する。

      2. マイコンピュータの左側が[+]になっている場合、それをクリックし、[−]に変更する。
      3. 削除したいファイルが存在するフォルダをダブルクリックし、削除したいファイルを選択する。

        [Ctrl]キーを押したまま、次々クリックすると、複数のファイルを選択することができます。

      4. [ファイル(F)-削除(D)]を選択し、「よろしいですか?」と表示されたら、[はい(Y)]をクリックする。

      ○不要なアプリケーションを削除する

      削除しても良いアプリケーションがある場合は、削除を実行します。
      削除方法は、そのアプリケーションのマニュアルやヘルプ等でご確認ください。

    2. 壁紙を使用しない設定にする

      1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[設定(S)-コントロールパネル(C)-画面]を選択する。

      2. [背景]シートを選択する。

      3. [壁紙]を「(なし)」に変更する。

      4. [模様(P)]をクリックし、「(なし)」を選択する。

      5. [OK]をクリックする。

      6. [適用(A)]をクリックした後、[OK]をクリックする。

    3. 不要なドライバがあれば解除する

      プリンタドライバ・ディスプレイドライバ・フォントドライバなどで、不要なドライバが組み込まれている場合は解除します。
      解除方法の詳細については、Windowsのヘルプでご確認ください。

  10. パソコン本体の日付設定を確認する

    Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[設定(S)-コントロールパネル(C)-日付と時刻]を選択して、日付の設定を確認します。
    実際の西暦と異なっている場合、正しい現在の西暦に変更してどうかをお試しください。

  11. 他のパソコン本体では正常に動作するかどうか確認する

    製品の動作環境を満たしたパソコン本体を、他にも持っている場合は、その本体ではどうかを確認します。
    別の本体では問題なく動作するという場合は、ハードウェアやソフトウェアをできるだけ同じ環境にして試します。

  12. 他社のアプリケーションが正常に動作しているかどうか確認する

    Windows上で動作している他のアプリケーションでも動作不正が発生している場合、Windowsや動作環境自体に何らかの原因がある可能性があります。
    Windowsメーカーにもお問い合わせください。

  13. 前回正常に動作していた環境に戻す
    ※システムが正常に起動できない場合は、以前のシステム構成に切り替えることができます。
    これにより、起動の問題が解決する可能性があります。
    前回正常起動時より以降に行われたシステム構成の変更は破棄されます。
    システムの構成変更を行った場合は、その設定等を控えた後にこの操作を行ってください。

    Windows自体の動作が不安定な場合、前回正常に動作していたときの状態で起動してどうかを確認します。
    Windows2000の起動画面で"Windowsを起動します"と表示されたら、[F8]キーを押して Windows2000拡張オプションメニュー 表示させます。
    表示された一覧画面の中から、「前回正常起動の構成」を選択します。

  14. アプリケーションの再セットアップを実行する

    環境面で特に変更した点がないのに正常に動作しなくなった、上記事項を確認しても現象が改善されなかったという場合、アプリケーションのプログラムが不正になっている可能性があります。
    まず、ハードディスク内のプログラムファイルを削除した後、セットアップし直します。



  15. ジャストシステム製品を完全に削除し、セットアップし直す

    X.の操作で再セットアップを行っても現象が改善されない場合、通常の削除方法では削除されないファイルが不正になっている可能性があります。
    より完全に削除してから、セットアップし直してどうかをお試しください。

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