[O・オプション-K・環境設定]で設定しているデータ作業用領域を越えるほどの編集をした場合に表示されます。
現在の環境のままで引き続き編集作業を行うことはできないため、まず[ESC]キーを押してメッセージを解除し、必ず[T・ファイル-S・保存]で編集中の文書を保存してください。
その後、下記の対処を行います。
◆ 対処方法 ◆
- データ作業用領域を拡大する。
ハードディスクを使用している場合、あるいはEMS拡張メモリやRAMディスクを設定している場合は、それらの容量に合わせてデータ作業用領域を拡大することができます。
それぞれ、[O・オプション-K・環境設定]で以下のように設定を行い、リターンキーで確定します。
設定した内容は、次回ジャストウィンドウ起動時から有効となるため、一度一太郎を終了し、再度起動し直します。
●ハードディスク・RAMディスクに確保する場合
■データ作業用領域 |
<ファイル> | 使用 | 「する」 |
サイズ | [ 1024KB ] ←※1 |
ディレクトリ | [ A:¥ ] ←※2 |
※1 データ作業用領域を確保するドライブのドライブ番号を入力します。
※2 設定したドライブの空き容量に合わせて、作業用領域のサイズを入力します。
ただし、EMS拡張メモリがない場合、1024KBより大きい値を設定することはできません。
●EMS拡張メモリに確保する場合
■データ作業用領域 |
---|
<EMS> | 使用 | 「する」 |
サイズ | [ 1024KB ] ←※3 |
※3 EMSメモリの容量に合わせて、作業用領域のサイズを入力します。
ただし、EMSメモリが設定されている場合、ATOKやその他のプログラムもEMSを使用するため、全容量を作業用領域には設定しないでください。
文書を複数に分割し、小分けした状態で編集する。
実行用ディスクで運用していてEMSメモリやRAMディスクもない場合は、作業領域設定の対象となる実行用システム+辞書ディスクに空き領域がないため、データ作業用領域を設定することができません。
この場合、以下の操作で文書を複数に分割し、小分けした状態で編集します。
- [T・ファイル-S・保存]を選択する。
- 新しいファイル名を入力し、範囲設定「一部」に設定する。
- 区切りが良い範囲を、始点・終点で指定する。
以上の操作を繰り返し、残りの文書も別ファイル名をつけて保存します。