製品パッケージに入っている実行用起動ディスクには、MS-DOSのシステムが転送されていないためそのままでは起動できません。下記の手順で、システムと必要なファイルを転送してから起動し直します。
◆ 操作手順 ◆
- フロッピィディスクドライブにMS-DOSのシステムディスクをセットし、[CTRL]+[ALT]+[DEL]キーを押す。
- 日付・時刻を聞いてきたら、[Enter]キーを押す。
DynaBookメニューが表示されます。
- [CTRL]+[ESC]キーを押し、メニューを終了する。
「C>」と表示されます。
- 次のように入力し、[Enter]キーを押す。
A>の状態になります。
- システムを転送するため、次のように入力して[Enter]キーを押す。
「装置B:のフロッピィディスクをセットしてください」と表示されます。
- 一太郎dashに添付の実行用起動ディスクに差し替え、[Enter]キーを押す。
「装置A:のフロッピィディスクをセットしてください」と表示されます。
- MS-DOSのシステムディスクに差し替え、[Enter]キーを押す。
「システムが転送されました」と表示されます。
- 実行用起動ディスクに差し替え、次のように入力して[Enter]キーを押す。
A>COPY▲C:COMMAND.COM▲A: A>COPY▲C:FORMAT.COM▲A: |
- MS-DOSのシステムディスクに差し替え、次のように入力して[Enter]キーを押す。
「装置B:のフロッピィディスクをセットしてください」と表示されます。
- 実行用起動ディスクに差し替え、[Enter]キーを押す。
以上で、実行用起動ディスクの作成は完了です。
フロッピィディスクドライブに実行用起動ディスクをセットし、リセットすると一太郎が起動します。
◆ 補足 ◆
ハードRAM内の辞書(ATOK7RPL.DIC)と一太郎のシステムファイル(JDASH.EST)は、一太郎終了時、実行用システムディスクに書き戻されます。実行用ディスクは、必ず書き込み可能な状態で使用してください。