削除したレコードは復活させることができません。
そのため、確定前の項目を項目値単位またはレコード単位で復活する方法について説明します。
トランザクションを利用して表の編集を行う場合、以下の操作を実行します。
■ 操作手順 ■
●1つの項目内容を元に戻す
[編集(E)-編集破棄(R)-項目値(I)]を選択すると、復活することができます。
直前に編集した内容を取り消すことはできますが、編集後にカーソルを別の項目に移動すると、データが確定して編集は破棄できなくなります。
●レコード確定前に1行分の項目内容を元に戻す
[編集(E)-編集破棄(R)-レコード(R)]を選択すると、復活することができます。
編集中の行の内容を取り消すことはできますが、編集後にカーソルを別のレコードに移動すると、データが確定して編集は破棄できなくなります。
◆ 参考 ◆トランザクション機能について
編集コマンドのトランザクション機能を使うと、直前の削除を復活する事はできませんが、
トランザクション開始までデータの状態を戻すことができます。反映終了してはじめて
データベースに反映されるようになります。
●トランザクションを利用して表の編集を行う方法
- 五郎8を起動する。
- データベース一覧ウィンドウで、使用するデータベースを選択し、[開く(O)]をクリックする。
- 表・帳票一覧ウィンドウで、使用する表を選択し、[開く(O)]をクリックする。
- データ一覧ウィンドウで、[編集(E)-トランザクション(Z)-開始(S)]を選択する。
画面の下端の方に、[トランザクション]と表示されます。
- 表の編集操作を行う。
レコード削除など、表の編集操作を行います。
※ | トランザクション中に実行できないコマンドは、淡色で表示され、選択できなくなっています。 |
- トランザクションを終了する。
<表の編集操作を全て破棄したい場合>
[編集(E)-トランザクション(Z)-破棄終了(A)]を選択します。
トランザクション開始後に実行した表の編集操作が全て破棄され、表はトランザクション開始時の状態に戻ります(レコード削除を実行した場合には、削除したレコードが復活します)。
<表の編集操作を全て有効にしたい場合>
[編集(E)-トランザクション(Z)-反映終了(E)]を選択します。
トランザクション開始後に実行した表の編集操作が、全て表に反映されます。