[サポートFAQ]
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更新日:1998.01.30 - 情報番号:004971
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Q 重複しているデータを絞り込む
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マクロを使用すると、SelectDuplicate()メソッドを使用して重複したデータの処理をすばやく実行できて便利です。

ここでは、下の図のように住所録で郵便番号が重複しているデータをまとめて抽出する場合を例として解説します。

 

 

これらの処理、すなわち「住所録」テーブルの「郵便番号」項目の値が同じデータの絞り込みを実行するには、次のように操作します。

  ■ 操作手順 ■



    1.五郎を起動し、データベースを開く。

    2.[マクロ]シートの[新規作成(N)]をクリックして、[新規作成]ダイアログボックスを開く。

    3.任意のマクロ名を付けて「手続き」を選択し、Mainのマクロウィンドウを開く。

    4.Mainのマクロウィンドウにマクロを記述する。

    5.マクロを保存し、マクロウィンドウを閉じる。

    6.[表]シートの「住所録」テーブルを開く。

    7.[マクロ]シートで作成したマクロを選択し、[実行(G)]をクリックする。

五郎8 R.2の場合

五郎8の場合
   




    !!Main

    %重複項目 = {"郵便番号"} !!(1)

    set %out = Goro.Table.SelectDuplicate (%重複項目) !!(2)

    Goro.AddHistory(%out) !!(3)

     

    (1)%重複項目 = {"郵便番号"}

    「郵便番号」項目を変数%重複項目に格納します。

     

    (2)set %out = Goro.Table.SelectDuplicate (%重複項目)

    絞り込みを実行するSelectDuplicate()メソッドに条件を設定して、絞り込みを実行します。SelectDuplicate()メソッドを実行すると、絞り込まれた結果をテーブルオブジェクトとして生成します。この時点では、絞り込みの結果は画面に表示されません。

     

    (3)Goro.AddHistory(%out)

    生成されたテーブルオブジェクトを引数として、AddHistory()メソッドを実行することにより、絞り込んだ結果を画面に表示するために表管理情報に追加します。これにより、絞込履歴として登録されます。

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