[サポートFAQ]
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更新日:1998.01.30 - 情報番号:005022
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Q カレントデータベースの名前とパスを取得する
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A FAQ改善アンケートにご協力ください
マクロを使用すると、現在開いているデータベースのパスや名前を簡単に調べることができます。

  ●カレントデータベースの名前を取得する場合

ここでは、カレントデータベースの名前などをメッセージとして表示する場合を例として説明します。

これらの処理、すなわち表をダブルクリックすると、カレントデータベースの名前などの情報を表示するには、次のように操作します。

  ■ 操作手順 ■



    1.五郎を起動し、データベースを開く。

    2.[マクロ]シートの[新規作成(N)]をクリックして、[新規作成]ダイアログボックスを開く。

    3.任意のマクロ名を付けて「手続き」を選択し、Mainのマクロウィンドウを開く。

    4.Mainのマクロウィンドウにマクロを記述する。

    5.マクロを保存し、マクロウィンドウを閉じる。

    6.[マクロ]シートのマクロを選択し、[実行(G)]をクリックする。

 



    !!Main

    MsgBox( "データベース名: " & Database & Char(&H0D) & Char(&H0A) & \\

        "データベースドライバの名前:" & Database.Driver & Char(&H0D) & Char(&H0A) & \\

        "データベース所有者名:" & Database.Owner & Char(&H0D) & Char(&H0A) & \\

        "データベースドライバのバージョン:" & Database.Version ) !!(1)

     

    (1)MsgBox( "データベース名: " & Database & Char(&H0D) & Char(&H0A) & \\

         "データベースドライバの名前:"& Database.Driver & Char(&H0D) & Char(&H0A) & \\

         "データベース所有者名:" & Database.Owner & Char(&H0D) & Char(&H0A) & \\

         "データベースドライバのバージョン:" & Database.Version )

    現在開いているデータベースの「データベース名」「データベースドライバの名前」「データベース所有者名」「データベースドライバのバージョン」をメッセージとして表示します。

 

    ※補足

    Database.NameプロパティはDatabaseオブジェクトのデフォルトプロパティなので、Databaseのようにプロパティを省略すると、Nameプロパティを参照したことになります。

 

  ●カレントデータベースのフルパスを取得する場合

ここでは、カレントデータベースのフルパスをメッセージとして表示する場合を例として説明します。これらの処理、すなわち表をダブルクリックすると、カレントデータベースのフルパスを表示するには、次のように操作します。

  ■ 操作手順 ■


    1.五郎を起動し、データベースを開く。

    2.[マクロ]シートの[新規作成(N)]をクリックして、[新規作成]ダイアログボックスを開く。

    3.任意のマクロ名を付けて「手続き」を選択し、Mainのマクロウィンドウを開く。

    4.Mainのマクロウィンドウにマクロを記述する。

    5.マクロを保存し、マクロウィンドウを閉じる。

    6.[マクロ]シートのマクロを選択し、[実行(G)]をクリックする。

 


    !!Main

    %argument("DataSourceName") = Databases.Current.Name !!(1)

    %argument("DataType") = 3 !!(2)

    %path = ArrayValue(DBSession.DriverCall(, 6, %argument), "Qualifier") !!(3)

    MsgBox(%path) !!(4)

     

    (1)%argument("DataSourceName") = Databases.Current.Name

    変数%argument("DataSourceName")に現在のデータベースの名前を格納します。

     

    (2)%argument("DataType") = 3

    変数%argument("DataType")に3(データベース識別名)を格納します。

     

    (3)%path = ArrayValue(DBSession.DriverCall(, 6, %argument), "Qualifier")

    DriverCallメソッドで取得した配列の添え字Qualifierの値を変数%pathに格納します。これにより、データベースのフルパスを取得できます。

     

    (4)MsgBox(%path)

    現在開いているデータベースのフルパスをメッセージとして表示します。

 

    ※補足 データベースドライバ拡張機能

    ドライバマネージャは、データソースの登録・削除、データソース名の変更、データソース一覧の取得などデータソースの管理を行います。

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