[サポートFAQ] |
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カレントデータベースの名前とパスを取得する |
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マクロを使用すると、現在開いているデータベースのパスや名前を簡単に調べることができます。
●カレントデータベースの名前を取得する場合
ここでは、カレントデータベースの名前などをメッセージとして表示する場合を例として説明します。 これらの処理、すなわち表をダブルクリックすると、カレントデータベースの名前などの情報を表示するには、次のように操作します。
■ 操作手順 ■
1.五郎を起動し、データベースを開く。 2.[マクロ]シートの[新規作成(N)]をクリックして、[新規作成]ダイアログボックスを開く。 3.任意のマクロ名を付けて「手続き」を選択し、Mainのマクロウィンドウを開く。 4.Mainのマクロウィンドウにマクロを記述する。 5.マクロを保存し、マクロウィンドウを閉じる。 6.[マクロ]シートのマクロを選択し、[実行(G)]をクリックする。
!!Main MsgBox( "データベース名: " & Database & Char(&H0D) & Char(&H0A) & \\ "データベースドライバの名前:" & Database.Driver & Char(&H0D) & Char(&H0A) & \\ "データベース所有者名:" & Database.Owner & Char(&H0D) & Char(&H0A) & \\ "データベースドライバのバージョン:" & Database.Version ) !!(1)
(1)MsgBox( "データベース名: " & Database & Char(&H0D) & Char(&H0A) & \\ "データベースドライバの名前:"& Database.Driver & Char(&H0D) & Char(&H0A) & \\ "データベース所有者名:" & Database.Owner & Char(&H0D) & Char(&H0A) & \\ "データベースドライバのバージョン:" & Database.Version ) 現在開いているデータベースの「データベース名」「データベースドライバの名前」「データベース所有者名」「データベースドライバのバージョン」をメッセージとして表示します。
※補足 Database.NameプロパティはDatabaseオブジェクトのデフォルトプロパティなので、Databaseのようにプロパティを省略すると、Nameプロパティを参照したことになります。
●カレントデータベースのフルパスを取得する場合
ここでは、カレントデータベースのフルパスをメッセージとして表示する場合を例として説明します。これらの処理、すなわち表をダブルクリックすると、カレントデータベースのフルパスを表示するには、次のように操作します。
■ 操作手順 ■
1.五郎を起動し、データベースを開く。 2.[マクロ]シートの[新規作成(N)]をクリックして、[新規作成]ダイアログボックスを開く。 3.任意のマクロ名を付けて「手続き」を選択し、Mainのマクロウィンドウを開く。 4.Mainのマクロウィンドウにマクロを記述する。 5.マクロを保存し、マクロウィンドウを閉じる。 6.[マクロ]シートのマクロを選択し、[実行(G)]をクリックする。
!!Main %argument("DataSourceName") = Databases.Current.Name !!(1) %argument("DataType") = 3 !!(2) %path = ArrayValue(DBSession.DriverCall(, 6, %argument), "Qualifier") !!(3) MsgBox(%path) !!(4)
(1)%argument("DataSourceName") = Databases.Current.Name 変数%argument("DataSourceName")に現在のデータベースの名前を格納します。
(2)%argument("DataType") = 3 変数%argument("DataType")に3(データベース識別名)を格納します。
(3)%path = ArrayValue(DBSession.DriverCall(, 6, %argument), "Qualifier") DriverCallメソッドで取得した配列の添え字Qualifierの値を変数%pathに格納します。これにより、データベースのフルパスを取得できます。
(4)MsgBox(%path) 現在開いているデータベースのフルパスをメッセージとして表示します。
※補足 データベースドライバ拡張機能 ドライバマネージャは、データソースの登録・削除、データソース名の変更、データソース一覧の取得などデータソースの管理を行います。 |