[サポートFAQ]
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更新日:1999.04.12 - 情報番号:005067
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Q データベースの接続モードについて
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A FAQ改善アンケートにご協力ください

  • データベースの接続モードには「共有」「排他」の2種類が設定できます。

  • 共有/排他の切り替えは、その設定を行ったユーザーのデータベース一覧のみに有効な設定です。同じデータベースを複数のユーザーでネットワーク共有している場合でも、他のユーザーの接続モードは変更できません。

  • 接続モードは、データベースを開くときに適用されます。開いているデータベースの接続モードは変更できません。接続モードを切り替えるときは、データベースをいったん閉じます。

  • 接続モードの変更方法については、■接続モードの変更方法■を参照してください。

  • この設定は、JustOmniBaseで接続できるデータベースに対してのみ実行できます。


◆ 説明 ◆

  1. 排他モード

    1. 排他モードの特徴

      排他モードでデータベースを開くと、排他モードで開いたユーザーがデータベースを閉じるまで、他のユーザーはそのデータベースを開くことはできません。
      表の再定義・上書読込は、排他モードで接続したときのみ実行できます。

      ・排他モードでデータベースを開いているときは、表・帳票一覧ウィンドウのタイトルバーに (排他接続)と表示されます。



  2. 共有モード

    1. 共有モードの特徴

      共有モードで接続することによって、複数のユーザーが1つのデータベースに同時に接続し、データを利用することができます。

    2. 共有モードの仕組み

      共有モードでデータベースを開いている場合、あるユーザーがデータの入力などの書き込みを行って いる間、操作の対象となるレコードはロックされます。その書き込み操作が完了するまで、他の ユーザーはそのレコードへの書き込み操作を行うことはできません。これによりデータの一貫性を レコード単位で保持します。
      これに対し、データの閲覧など、データベースの読み込み操作だけを行う場合は、レコードはロックされず、複数のユーザーが同時にデータを参照できます。
      また、共有モードで接続したときも、表定義ウィンドウを開いて定義を参照したり、コマンドを実行できますが、表定義を変更しても、その変更内容をデータベースに反映することはできません。 共有利用しているときは、ほかのユーザーが別の端末で表に対するデータ編集操作を行っている可能性があります。そういう状態で、別のユーザーが表に対する再定義を実行すると、データベースの整合性がとれなくなります。そのため、表の定義に関わるようなコマンドは、共有利用時は実行できないようになっています。
      再定義を実行しようとすると「データベースを共有モード(参照専用)で開いているため、編集内容を反映できません。操作を続けますか?」というメッセージが表示されます。

    3. 共有モード時のシステム設定

      データベースを書き込みできる状態で開いているとき、レコードの更新やトランザクションの終了処理(反映終了/破棄終了)が、ほかのユーザーの処理と競合する場合があります。
      この場合、設定された間隔・回数に従って、競合状態を避けるための処理が行われます。この設定は [ツール(L)-オプション(O)]の[システム]シートで行います。
      また、ほかの人が変更したデータを確認するために、データを自動的に一定間隔で更新することもできます。この設定は[ツール(L)-オプション(O)]の[操作環境]シートで行います。



■ 接続モードの変更方法 ■

以下の操作でデータベースの接続方法を変更します。

  1. 開いているデータベースを閉じる。
  2. 使用したいデータベースを選択し、[設定変更(P)]をクリックする。
  3. [接続モード]を変更し、[OK]をクリックする。
  4. 使用したいデータベースを開く。





◆ こんなときは ◆

●接続モードが分からない

排他モードで接続しているときは、表・帳票一覧ウィンドウのタイトルバーに(排他接続)と表示され、共有モードで接続しているときは(共有接続)と表示されます。



●接続モードによって使用できるコマンドを知りたい

[ヘルプ(H)-目次(C)]の[付録-データベース別コマンド一覧]を参照してください。



●データベースにあやまってデータを書き込みたくない

データベースを参照専用で開くと、データの編集に関するコマンドが実行できません。表示状態は変更できますが、その設定は保持されません。また、システムへの負荷も軽減できます。あやまってデータを削除したくない場合などは、参照専用でデータベースを開きます。ただし、表・帳票単位では参照専用で開くことはできません。
データベースを参照専用で開いている場合に使用できるコマンドについては[ヘルプ(H)-目次(C)]の [付録-データベース別コマンド機能一覧]を参照してください。
また、データベースを参照専用で開いたときは、表・帳票一覧ウィンドウとデータ一覧ウィンドウの タイトルバーに(参照専用)と表示されます。

    【データベースを参照専用で開くには】

    1. [データベース一覧]ウィンドウで、参照専用で開きたいデータベースを選択する。
    2. [設定変更(P)]をクリックする。
    3. [データベースを参照専用で開く(R)]をオンにし、[OK]をクリックする。
    4. 使用したいデータベースを開く。

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