読込専用の属性を解除することで、エラーの回避が可能です。

【編集作業領域<ファイル>/スワップファイル】

ジャストウィンドウ起動時に作成され、終了時に削除されるファイルです。

通常、ジャストウィンドウ起動時以外は存在しませんが、終了コマンドで終了せず、ジャストウィンドウ起動中にリセットをかけた場合などに、読込専用の属性を持った状態でディスク内に残ってしまうことがあります。

これらのファイルは[JW環境設定-K・環境設定]で設定されたドライブ・ディレクトリに作成されます。

◆対処方法

1. 起動命令に『/WQ』のパラメータを付けて起動する

   ジャストウィンドウ/一太郎の起動命令に『/WQ』のパラメータを付けて起動する事で属性の解除が可能です。

   　ジャストウィンドウ・・・JW▲/WQ
   　花子　　　　　　・・・HANA▲/WQ

2. 読込専用の属性を解除する

   1.の方法が実行できない場合、ファイルが持っている読込専用の属性を直接解除します。

   属性の解除には2通りの方法があります。

   【ディスクユーティリティを使用する場合】

   1. 花子の編集画面から[CTRL]+[f・3]キーを押す。

   2. [ディスク]を選択する。

   3. [JW_WWW.$$$]にカーソルをあわせ、[T・ファイル-A・ファイル属性]を選択する。

   4. [読み込み専用]の項目を「OFF」に設定し、リターン(Enter)キーを押す。

   5. 「属性を変更します　よろしいですか」のメッセージで[はい]を選択する。

   6. 同様の手順で[JW_SWAP.$$$]の属性を変更する。

   
   【MS-DOSのATTRIBコマンドを使用する場合】

   1. 花子の編集画面から[CTRL]+[f・2]キーを押す。

   2. [DOSコマンド]を選択する。

   3. 以下のように入力する。

      [A:￥>ATTRIB -R A:￥JW2￥JW_WMM.$$$]

      Aドライブ以外にジャストウィンドウが転送されている場合は、Aの部分を該当ドライブに変更する必要があります。

   4. 同様の手順で[JW_SWAP.$$$]の属性を変更する。