[サポートFAQ]
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更新日:1998.02.25 - 情報番号:007102
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Q フォームのサイズにオブジェクトをあわせる
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ウィンドウやダイアログのサイズ変更に対して、その上に貼り付けてあるオブジェクトの大きさを変更する場合は、Sizeイベントにオブジェクトのサイズ変更マクロを記述します。




    フォームのサイズ変更が行われたときに、貼り付けてあるテキストエディタオブジェクトのサイズをフォームのサイズに合わせて変更します。(テキストエディタオブジェクトのLeftプロパティとTopプロパティの値は 0とします。)

    !!フォームのSizeイベント

    event Size(%Width, %Height)  !! (1)

      with Self.Controls[TextEditor1]  !! (2)

        ..Width = %Width  !! (3)

        ..Height = %Height  !! (4)

      end with

    end event

    (1)event Size(%Width, %Height)
    Sizeイベントは、ダイアログボックスのサイズを変更したときに発生します。
    引数WidthとHeightにはピクセル単位の数値を渡します。
    ユーザー操作では、ドラッグによってサイズが変更されたときに発生します。マクロでは、Heightプロパティ、Widthプロパティ、UsableHeightプロパティ、UsableWidthプロパティの値が変更されたときに発生します。また、ダイアログボックスが開かれたときにも発生します。
    なお、Sizeイベントで渡される引数の値は、UsableWidthプロパティとUsableHeightプロパティの値です。

    (2)with Self.Controls[TextEditor1]
    テキストエディタオブジェクトをwith文の指定オブジェクトとします。
    with文で指定されたオブジェクトは、end with までの間(with構文内)、任意に指定した名前でオブジェクトを参照することができます。指定した名前を with別名といい、名前を省略する場合は .. の後にメソッド・プロパティ名を指定します。同じオブジェクトに対して、メソッド呼び出しやプロパティ設定を複数回行う場合は、with文を利用すると便利です。

    (3)..Width = %Width
    テキストエディタオブジェクトの幅をフォームに合わせます。

    (4)..Height = %Height
    テキストエディタオブジェクトの高さをフォームに合わせます。
    ※フォームのUsableWidthとUsableHeightプロパティは、ウィンドウやダイアログとして開けたフォーム上でオブジェクトを配置できる幅と高さを示します。
    テキストエディタオブジェクトのようにフォーム全面に貼り付けるオブジェクトの場合、フォームのSizeイベントでこれらのプロパティを利用すると、サイズ変更を行ってもフォーム全面にオブジェクトが貼り付いた状態にできます。

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