リストに要素を登録する場合、標準のオブジェクトは,デザイン時にプロパティページでリストの要素を設定することができます。拡張のオブジェクトはデザイン時にリストの要素を設定することができないため,プロジェクト実行時にマクロで設定します。
次のマクロでは、入力された文字列をリストボックスオブジェクトの要素として登録します。
■ 操作手順 ■


!! コマンドボタンのClickイベント
event Click()
end event
(1)@ListBox1.Add(..Text)
入力された文字列をリストボックスオブジェクトの要素として登録します。
Addメソッド
Add(String,<Index>)
String リストに追加する文字列。
Index: 追加する要素の位置を指定。Index≧1
※リストに要素を登録するときは、通常は引数Indexを省略してAddメソッドを実行します。各要素にはAddメソッドの実行順に1で始まるインデックスがふられます。ドロップダウンリストはドロップダウンを開いているときは要素の登録ができません。
※リストボックス系のオブジェクトの種類としては次のものがあります。
標準のオブジェクト
JS.ListBox.1
JS.DropDownList.1
JS.DropDownCombo.1
拡張のオブジェクト
JS.ListboxCtrl.2
JS.DropDownListCtrl.2
JS.DropDownComboCtrl.2
JS.ListViewCtrl.2