テキストエディタなどでATOK X 用の単語ファイルを作成し、辞書ユーティリティの一括処理機能を使用して、登録します。
■ 操作手順 ■

手順1. 単語ファイルを作成する
テキストエディタなどを使用し、単語ファイルを作成します。単語ファイルはテキスト形式(日本語EUCまたはUnicode)で保存します。

単語ファイルの書式は、先頭行は半角で「!!DICUT12」とし、2行目以降は「読み、単語、品詞」の順で記述します。各項目は[TAB]で区切ります。
<単語ファイルの例>
!!DICUT12
じゃすと (TAB) ジャストシステム (TAB) 固有組織
ぱそこん (TAB) パーソナルコンピュータ (TAB) 名詞
でじかめ (TAB) デジタルカメラ (TAB) 名詞
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なお、ATOK X では、扱える品詞名が決まっています。ATOK X 単語登録画面の[品詞(N)]欄でご確認ください。
ATOK X で扱えない品詞名をつけた単語は、登録されません。

手順2. ATOK X 辞書ユーティリティで一括処理する
- ATOK X 辞書ユーティリティを起動する。
- [一括処理−単語一括処理]を選択する。
- [ATOK辞書(J)]を設定する。
初期値は「標準辞書」ですが、[辞書設定(D)]を押すことで、別の辞書セットや辞書ファイルを選択することもできます。
- [単語ファイル(T)]欄に、手順1.で作成した単語ファイルをフルパスで設定する。
[参照(R)]ボタンをクリックするとファイル選択画面が表示されるので、そこから選択することもできます。
- [出力ファイル(F)]をフルパスで設定する。(一括処理中のエラーログをとる場合のみ)
ファイルは新規作成されるので、存在しないファイルでも構いません。
また、[参照(V)]ボタンをクリックするとファイル選択画面が表示されるので、出力ファイルを保存するディレクトリを選択し、ファイル名を入力することでも設定できます。
- [登録(A)]ボタンをクリックする。