- エラーチェック
ハードディスク自体が破損していると、一太郎にも不正が生じる可能性があります。
ハードディスクのチェックを行い、異常がないかどうかを確認します。
- マイコンピュータを起動する。
- チェックディスクを行うドライブにカーソルを合わせる。
- マウスの右ボタンをクリックし、[プロパティ]を選択する。
- [ツール]をクリックする。
- [チェックする]をクリックする。
- [エラーディスクオプション]の各項目の設定を行い、[開始]ボタンをクリックする。
[エラーディスクオプション]の各項目にチェックを入れて実行する場合は、全てのファイルを閉じておく必要があります。
なお、ハードディスクのチェックが実行できるのは、administratorsグループに登録されているメンバーのみです。
修復後、再度チェックを行った際にもエラーとなる場合には、ハードディスクを初期化することをお奨めします。
- CHKDSK
ハードディスク自体が破損していると、一太郎にも不正が生じる可能性があります。
[プログラムマネージャ-メイン-コマンドプロンプト]でCHKDSKを実行して、ハードディスクの破損の有無を確認します。
- 例)Bドライブをチェックする
- A:¥>CHKDSK B:[リターン]
その際に/Fのパラメータを設定すると、ディスクにエラーがあった場合、起動時に修復処理を行います。
なお、ハードディスクでCHKDSKコマンドを実行出来るのは、administratorsグループに登録されているメンバーのみです。
※修復後、再度チェックを行った際にもエラーが表示される場合には、ハードディスクを初期化することをお奨めします。
- 常駐プログラム
起動しているアプリケーションや常駐しているプログラムがある場合は、それらを終了・解除します。
なお、プログラムマネージャのスタートアップグループに登録しているアプリケーションがある場合、他のグループに登録する等、スタートアップからはずしてお試しください。
- VGAmode(DOS/V本体使用時)
本体起動時、[オペレーティングシステムの選択]画面で、選択肢から WindowsNT Workstasion Version4.0[VGA mode] を選択します。この状態で、一太郎の起動をご確認ください。
ディスプレイドライバが影響している場合、上記の設定を変更することで現象を回避できる場合があります。
[VGA mode]で起動して一太郎が起動可能となる場合は、ディスプレイドライバを提供しているメーカー様(本体添付のドライバの場合は本体メーカー様)に、同様のトラブル情報がないかご確認ください。
※[VGA mode]が選択できるのは、DOS/V本体のみとなります。
- 資源の消費
資源を極端に消耗していないか確認します。消耗している状態が確認された場合、その原因を取り除きます。
- [プログラムマネージャ-管理ツール-パフォーマンスモニタ]を選択する。
- [編集(E)-グラフに追加(A)]を選択する。
- オブジェクトとして、「Processor」/「Memory」/「Paging File」/「Physical Disk」等を選択する。
- [追加]ボタンをクリックする。
- [完了]ボタンをクリックする。
画面に折れ線グラフが表示されるので、現在の使用状況を確認します。
資源を極端に消耗している状態が確認できた場合、その原因を取り除きます。
- 前回正常に起動していた設定に戻す
-
Windows起動時、「今スペースキーを押すと・・・」と表示されたときにスペースキーを押し、選択肢から「前回正常起動時の構成を使用」を選択します。
Windowsが前回正常に起動していた時の状態で起動しますので、一太郎の起動をご確認ください。
- 再セットアップ
以上の点をご確認いただきましても正常に起動できない場合、一太郎の再セットアップをお試しください。なお、再セットアップの際には、ハードディスク上のファイルをあらかじめ削除してださい。
ファイルの削除は以下の方法で実行します。
- [プログラムマネージャ-JUSTSYSTEMアプリケーション-アプリケーション追加・削除]を選択する。
- [次へ]ボタンをクリックする。
- 一太郎Liteセットアッププログラムが起動したら、「ファイルの追加・削除」を選択する。
- 「ファイルの削除」を選択する。
- 「削除するファイルの詳細選択画面」で、削除する項目にチェックを入れる。
削除する項目をクリックすると、□にチェックが入ります。
- [次へ]ボタンをクリックし、画面に表示されるメッセージに従ってファイルの削除を実行する。
- Windowsを再起動する。
- [プログラムマネージャ-メイン-ファイルマネージャ]を選択する。
- ファイルマネージャが起動したら、ディレクトリにカーソルをあわせる。
- [ファイル(F)-削除(D)]を実行する。
ファイルの削除、及びセットアップをするときには、administratorsグループのメンバーに登録されているユーザーでログオンする必要があります。
セットアップ後は、一般ユーザでログオンし、使用することが可能です。